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富士岡駅
静岡県御殿場市中山にある東海旅客鉄道の駅 ウィキペディアから
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富士岡駅(ふじおかえき)は、静岡県御殿場市中山にある、東海旅客鉄道(JR東海)御殿場線の駅である。駅番号はCB12。
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概要
御殿場市南部の富士岡地区に位置する駅。かつては富士岡村内唯一の鉄道駅であった。
御殿場線がまだ東海道本線の一部であった1911年(明治44年)5月に開設された富士岡信号所(信号場)が当駅の前身である。戦時中の1944年(昭和19年)8月に信号場から駅に変更され、旅客営業を開始した。営業開始当初は軍関係者のみ利用可能であり、駅から南へ1kmほど行った場所にある陸軍重砲兵学校富士分教場へ通勤・通学する定期乗車券所持者や軍人・軍属専用の駅であった[1]。しかし軍関係者専用駅だった期間は約2ヶ月間と短く、1944年(昭和19年)11月には一般客の利用も可能になった。
歴史
- 1911年(明治44年)5月1日:国有鉄道東海道本線の富士岡信号所として、御殿場 - 佐野間に開業[1]。
- 1922年(大正11年)4月1日:富士岡信号場に改称[1]。
- 1934年(昭和9年)12月1日:熱海 - 沼津間開通に伴い、東海道本線国府津 - 富士岡 - 沼津間は御殿場線に改称[2]。
- 1943年(昭和18年)7月11日:御殿場線単線化。付近は1891年(明治24年)に複線化されていた。
- 1944年(昭和19年)
- 1946年(昭和21年)3月5日:荷物の取扱いを開始[1]。
- 1968年(昭和43年)7月1日:御殿場線御殿場 - 沼津間電化に伴い、構内を電化。駅のスイッチバックを廃止。
- 1971年(昭和46年)2月1日:荷物の取扱いを廃止[1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東海旅客鉄道(JR東海)の駅となる。
- 1989年(平成元年)10月31日:行き違い設備設置[3][4]。
- 2010年(平成22年)3月13日:ICカード「TOICA」の利用が可能となる[5]。
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駅構造
島式ホーム1面2線を持つ地上駅。ホームの東側が下り列車が使用する1番線、ホームの西側が上り列車が使用する2番線である。
駅舎は駅構内東側にあり、1番線を跨ぐ跨線橋でホーム北端と繋がっている。駅舎内にはJR全線きっぷうりばが設置されている。
かつてはスイッチバック式の駅で、御殿場線の単線化後は本線と着発線1線、それに着発線に設けられた単式ホーム1面という構造になっていた。1968年(昭和43年)の電化を期に、勾配上にホームが移設されスイッチバックは廃止された。この時新設された単式ホームは駅舎の北側にあり、1989年(平成元年)に新設された現在の島式ホームとは異なる。
当駅は業務委託駅であるため[3]、東海交通事業の係員が駅業務を行っている。ただし、夜間は係員が配置されない無人駅となる[3]。また、管理駅である御殿場駅が当駅を管理している[3]。
のりば
- 改札口(2022年6月)
- ホーム(2022年6月)
利用状況
「静岡県統計年鑑」によると、2021年度(令和3年度)の1日平均乗車人員は920人である[静岡県 1]。
「御殿場市統計書」「静岡県統計年鑑」によると、1993年度(平成5年度)以降の推移は以下のとおりである。
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駅周辺
バス路線
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駅前通りを突き当たりまで進んだところに、「富士岡」停留所がある。
隣の駅
脚注
関連項目
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