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富士通フロンティアーズ
日本のアメリカンフットボールチーム ウィキペディアから
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富士通フロンティアーズ(ふじつうフロンティアーズ、英: Fujitsu Frontiers)は、日本の神奈川県川崎市に本拠地を置くアメリカンフットボールの実業団チーム。Xリーグ1部のX1 Superに所属。
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概要
1985年に創部し、翌1986年から当時の社会人リーグ(現Xリーグ)に加盟した。愛称のフロンティアーズは「日本のアメリカンフットボール界の開拓者となる」という意味から命名された。チームカラーはレッドとブラック。
創部から3年後には、当時の社会人1部リーグに昇格。1992年には初のブロック優勝を果たした。2000年以降はパールボウル優勝3回。2013年にから2024年まで、全シーズンリーグ決勝戦に出場。このうち2014年には当時の決勝戦のジャパンエックスボウルで初優勝、2019年にはリーグ史上最多タイの4連覇を達成した。
ホームタウンは神奈川県川崎市であり、2007年に川崎市で開催されるアメリカンフットボール・ワールドカップを前に、2006年7月11日に川崎市ホームタウンスポーツ推進パートナーに認定された。ホームゲームはおもに川崎市川崎区の富士通スタジアム川崎(旧:川崎球場)で、練習は富士通川崎グラウンド(高津区)で行っている。
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歴史
要約
視点
富士通フロンティアーズは、1984年に富士通(川崎市中原区)の社員有志が集まって同好会が発足され、翌年の1985年3月に創部した[1]。創部翌年の1986年に日本社会人アメリカンフットボール協会に加盟した。
日本社会人リーグ時代
日本社会人リーグに加盟後翌年の1987年、2部の春季リーグ・秋季リーグで優勝。秋季リーグは全勝であり、その後入替戦にも勝利し、社会人リーグ1部に昇格し、一気に強豪の仲間入りを果たす。
Xリーグ設立後
1996年より、日本社会人リーグはXリーグに名称を変更し、リーグを再編成した。
2007年の秋季リーグ戦で5年ぶりのディビジョン優勝を遂げ、プレーオフでも前年度覇者のオンワードスカイラークスを撃破、ジャパンXボウルまで勝ち上がった。
3ステージ制時代
2009年よりXリーグはリーグ編成を変更し、リーグ全体の試合を3ステージに分ける変更を行った。リーグ編成変更の初年度にジャパンXボウルへ出場。鹿島ディアーズに敗れて準優勝であった。
2011年と2013年のジャパンXボウルでは決勝に進出したが、いずれもオービックシーガルズに敗れて準優勝。
2014年、ジャパンXボウルを初制覇し、その後のライスボウルも関西学院大学ファイターズを倒して初制覇を成し遂げた。
Super9時代
2016年より、リーグ編成が変更。フロンティアーズは上位ディビジョンのSuper9に所属した。この年に2回目のジャパンXボウル制覇し、ライスボウルも関西学院大学ファイターズを倒して2回目の制覇を成し遂げた。
2017年より、富士通陸上競技部を引退した柏原竜二がチームマネージャーに、塚原直貴がランニングコーチにそれぞれ就任した[2]。2017年度は、3回目のジャパンXボウル制覇し、ライスボウルも日本大学フェニックスを倒して3回目の制覇を成し遂げた。
2018年はリーグ戦を6戦全勝すると、2年連続で同じ顔合わせとなったIBMビッグブルーとのジャパンXボウルでも35-18で勝利した。ライスボウルも関西学院大学に52-17で勝利し、球団史上初のジャパンXボウル、ライスボウル共に3連覇を達成した。
X1 Super
2019年より、リーグ編成が変更。新しく設立されたX1Superに所属した。リーグ戦7戦を全勝し、ジャパンXボウルでパナソニックに28-26で勝利し、Xボウル4連覇を達成した。また、ライスボウルも4連覇を達成した。
2020年は新型コロナウイルスによる短縮日程の影響でX1 SUPERが2つのブロックに分けられ、富士通はエレコム神戸ファイニーズ・IBMビッグブルー・ノジマ相模原ライズと共にAブロックに所属。ブロックでのリーグ戦は3戦全勝を達成するも、Bブロック代表のオービックシーガルズと対戦したジャパンXボウルでは7-13で敗れXボウル5連覇とはならなかった。
2021年は2年ぶりに行われた総当たりのリーグ戦を6勝1敗の成績で2位通過した。レギュラーシーズンでの敗戦はパナソニック戦で、2017年シーズンに同じくパナソニックに敗戦してから、実に4年ぶりの敗戦であった。ポストシーズンではセミファイナルでオービック、決勝のライスボウルにてリーグ戦で唯一敗れたパナソニックに勝利し、王座奪回を果たした。
2022年より、X1 Superの対戦方式に変更があり、12チーム2ブロック制となった。レギュラーシーズンを全勝でブロック1位通過。ポストシーズンではアサヒビールシルバースターとエレコム神戸ファイニーズを破ってライスボウルへ進出。同じくレギュラーシーズン全勝のパナソニック インパルスを相手に、接戦の末29-21で勝利し、2年連続のチャンピオンとなった。
2023年はレギュラーシーズンを全勝でブロック1位通過。ライスボールトーナメントでは、東京ガスクリエイターズとオービックシーガルズを破ってライスボウルへ進出。前年と同様にパナソニック インパルスが相手となったが、接戦の末16-10で勝利した。
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文化
マスコット
チームの公式マスコットはフロンティー。知性・強さ・速さを持つ「狼」をモチーフにしたキャラクターである。背番号は00。
チアリーダー
富士通のチアリーディングチームとして、『フロンティアレッツ』が活動している。メンバーには、俳優の土屋太鳳・神葉姉弟の姉で2015年度に富士通に入社(2018年度末退社)した土屋炎伽(つちや・ほのか)が2019年度末まで所属していた。(現所属は、X1 Area・ブルーサンダース)[3][4]。
タイトル
社会人リーグ
- 通算 優勝:8回 準優勝:7回
- 東京スーパーボウル(1987年~2002年)
- 優勝:なし
- 準優勝:なし
- ジャパンXボウル(2003年~2020年)
- 優勝:5回(2014, 2016-2019)
- 準優勝:6回(2007, 2009, 2011, 2013, 2015, 2020)
社会人VS学生大会
- ライスボウル(~2021年)
- 優勝:5回(2015, 2017-2020)
- 準優勝:なし
- ()内はライスボウル開催年
成績
秋季リーグ戦成績
優勝 | 準優勝 | 昇格 | 降格 |
1997年-2008年(2ステージ制)
2009年-2015年(3ステージ制)
2016年-2018年(2ステージ制)
2019年-現在(Super・Area制)
- 2022年-2023年シーズンはX1 SuperがDiv.AとDiv.Bの2ディビジョンに分かれて実施。
- 2024年シーズンからEAST・CENTRAL・WESTに地区分け
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歴代ヘッドコーチ
スタッフ
- 2023年1月更新
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出典
関連項目
外部リンク
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