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愛斗

日本のプロ野球選手 (1997-) ウィキペディアから

愛斗
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愛斗(あいと、本名:武田 愛斗〈たけだ あいと〉、旧姓:大瀧〈おおたき〉、1997年4月6日 - )は、大阪府堺市堺区出身[1]プロ野球選手外野手)。右投右打。千葉ロッテマリーンズ所属。

概要 千葉ロッテマリーンズ #50, 基本情報 ...

2016年7月15日より登録名を「愛斗」としている[3]。また、理由は公表されていないが、は同年に大瀧から武田に改められている。

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経歴

要約
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プロ入り前

小学校2年生の時に浜寺ボーイズで野球を始め、投手遊撃手中堅手としてプレーし[4]、中学生時代は同ボーイズの中学部に所属。2年後輩には後に花咲徳栄高校・西武で元チームメイトだった西川愛也がいる[5]

花咲徳栄高校では1年生時の秋にベンチ入りし、2年生時の春に「4番・中堅手」を務める[5]。3年生の夏の甲子園では3試合に「4番・中堅手」として出場、初戦でのランニング本塁打など[6]、計14打数7安打、1本塁打、4打点、打率.500[7][8][9]

2015年10月22日のプロ野球ドラフト会議埼玉西武ライオンズから4位指名を受け[10]、契約金4000万円、年俸600万円(金額は推定)で入団した[11]。背番号は、浜寺ボーイズでの監督の誕生日5月3日にちなみ、53[12]

西武時代

Thumb
埼玉西武ライオンズ時代
(2022年4月17日 京セラドーム大阪

2016年はシーズン途中の7月15日に登録名愛斗に変更したほか、同日をもってNPB登録の本名が大瀧 愛斗から武田 愛斗に改められた[13](理由は非公表)。ルーキーイヤーでは一軍出場は無かった。二軍では74試合に出場し打率.201・5本塁打を記録した[14]

2017年は6月15日に一軍初昇格を果たすと[15]翌16日の対中日ドラゴンズ戦で代打でプロ初出場初打席となった(結果は丸山泰資から死球)。7月7日の対東北楽天ゴールデンイーグルス戦では「9番・右翼手」でプロ初の先発出場も経験した。7月23日に登録を抹消されるも、8月は二軍で打率.327・4本塁打という成績で8月度の「ファーム月間MVP」を受賞した。ただ、その後右肘の怪我もあって[16]再び一軍に昇格することなくシーズンを終えた。一軍では9試合に出場し5打数0安打に終わったが、二軍では43試合の出場で規定打席未到達ながら打率.358・8本塁打・OPS1.010という好成績を残した[17]

2018年は8月14日にシーズン初昇格となったが[18]、2試合の出場で3打数0安打と結果を残せず、8月17日に登録抹消[19]。以降の一軍昇格は無く、二軍でも99試合の出場でチーム最多の13本塁打を放ったものの打率.250・OPS.681と不本意な成績であった[20]。オフにアジアウィンターリーグへ参加したがインフルエンザに罹って途中帰国となった[21]

2019年は初めて春季キャンプをA班でスタートすると[22]そのまま初の開幕一軍入りを勝ち取った。4月25日の対千葉ロッテマリーンズ戦では8回から代走で出場すると、延長10回にプロ初安打となる二塁打を放ち決勝点を挙げた[23]。前年より出場機会を大幅に増やし42試合に出場した[24]

2020年新型コロナウイルスの影響で120試合制となる。右足首の捻挫もあって[25]シーズン初昇格が10月30日と遅くなったものの、途中出場で結果を残すと[26]チームのCS進出が懸かった11月8日の対ロッテ戦では「8番・右翼手」で先発起用された[27]。この年の一軍出場は7試合に留まった。

2021年松井稼頭央二軍監督から春季キャンプB班のキャプテンに指名された[28]。そのまま二軍で開幕を迎えるも4月8日に一軍登録。昇格即スタメンでシーズン初安打を放つと、翌9日の対ロッテ戦でも先発出場。2回にプロ初本塁打を放つと[29]、8回にはこの日2本目となる逆転3点本塁打を放った[30]。勝負強いバッティングと高い守備力でスタメンに定着すると8月14日の対楽天戦では好捕でトリプルプレーを成立させた[31]。ただ、後半戦は打撃の調子を大きく落として出場機会が減少し、10月1日に登録を抹消されると[32]、その後はフェニックスリーグへ参加し[33]、再び一軍へ昇格できずにシーズンを終えた。この年は97試合の出場で打率.219・8本塁打・39打点を記録し、外野手としてはチーム最多の96試合に出場した[34]。オフに1260万円増となる推定年俸2000万円で契約を更改した[35]

2022年は、121試合に出場し、規定打席には届かなかったが、打率.243、9本塁打の成績を残した。犠打はチームトップの14を記録し、二塁打はチーム2位の19本を記録した。

2023年は、開幕戦となる対オリックス・バファローズ戦(ベルーナドーム)で一時は勝ち越しとなる本塁打を放ち、これが球団通算9500本塁打となる記念の本塁打となった。4月8日のソフトバンク戦(ひなたサンマリン宮崎)では自身初の初回先頭打者本塁打を放った[36]

ロッテ時代

2023年12月8日、現役ドラフト千葉ロッテマリーンズから指名され、移籍することが発表された[37]。背番号は50

2024年4月3日に行われた対ソフトバンク戦(みずほPayPayドーム)で途中出場し、9回表に二死一・二塁から左前への移籍後初安打を記録[38]。6月1日の阪神タイガース戦(ZOZOマリンスタジアム)では、2-2で迎えた延長11回裏二死二塁の場面で、西純矢から右越えサヨナラ二塁打を放ち、チームの2005年以来の11連勝に導いた[39]

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選手としての特徴

高校時代の50メートル走のタイムは6秒0[5]、遠投は120メートル[5]

打撃はプロ入り当初からフルスイングを持ち味としていたが、入団から5年間は一軍で結果を残せずにいた[40]。自身のプレースタイルに対して常に自分の考えをしっかりと持ち、信念を持って練習してきただけに大きくフォームを変える選択をすることは難しかったが[41]、一軍で結果を残せない日々から変革の必要性を痛感しており[40]2021年シーズンから二軍打撃コーチに就任した高山久の助言を素直に受け入れた[41]。本人の意識では「バットを振らない[40]」という新たな打撃フォームに取り組んだことで余計な力みが無くなり、飛距離は落ちることなく確実性が向上し、飛躍を遂げた[41]

守備では積極的にチャージをかける場面が多く[42]、肩も強い[43]。その高い守備力で2021年は12球団の右翼手でトップとなるDRS14を記録した[44]

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詳細情報

年度別打撃成績

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  • 2024年度シーズン終了時

年度別守備成績

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  • 2024年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最多

記録

初記録

背番号

  • 53(2016年 - 2023年)
  • 50(2024年 - )

登録名

  • 大瀧 愛斗(おおたき あいと、2016年 - 同年7月14日)
  • 愛斗(あいと、2016年7月15日 - )

脚注

関連項目

外部リンク

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