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斎藤真理子

日本の韓国語翻訳家 ウィキペディアから

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斎藤 真理子(さいとう まりこ、1960年 - )は、日本の韓国語翻訳者、著述家、編集者

概要 さいとう まりこ 斎藤 真理子, 生誕 ...

人物

新潟県新潟市生まれ。父は新潟大学名誉教授物理学者で、宮沢賢治研究者としても知られる斎藤文一。姉は文芸評論家斎藤美奈子明治大学文学部史学地理学科考古学専攻卒業[1]

1980年から大学のサークル「自主講座・朝鮮語」で朝鮮語を学び始め、1991年からソウル延世大学語学堂に留学。2015年、パク・ミンギュ『カステラ』で第1回日本翻訳大賞受賞[2]。2020年に韓国文学翻訳院の第18回韓国文学翻訳賞文化体育観光部長官賞を受賞[3]。2025年にハン・ガン『別れを告げない』で第76回読売文学賞(研究・翻訳部門)を受賞。

著書

  • 『韓国文学の中心にあるもの』(イースト・プレス) 2022年7月、増訂版2025年
  • 『本の栞にぶら下がる』(岩波書店)2023年9月
  • 『隣の国の人々と出会う 韓国語と日本語のあいだ』(創元社) 2024年8月
  • 『在日コリアン翻訳者の群像』(編集グループSURE)2024年9月

共編著

翻訳

  • 『カステラ』(パク・ミンギュクレイン) 2014年
  • 『こびとが打ち上げた小さなボール』(チョ・セヒ河出書房新社) 2016年
  • 『ピンポン』(パク・ミンギュ、白水社) 2017年
  • 『ギリシャ語の時間』(ハン・ガン、晶文社) 2017年
  • 『誰でもない』(ファン・ジョンウン、晶文社) 2017年
  • 『三美スーパースターズ最後のファンクラブ』(パク・ミンギュ、晶文社、韓国文学のオクリモノ) 2017年11月
  • 『野蛮なアリスさん』(ファン・ジョンウン、河出書房新社) 2018年
  • 『鯨』(チョン・ミョングァン、晶文社) 2018年
  • 『すいかのプール』(アンニョン・タル、岩波書店) 2018年
  • 『フィフティー・ピープル』(チョン・セラン、亜紀書房) 2018年
  • 82年生まれ、キム・ジヨン』(チョ・ナムジュ筑摩書房) 2018年
  • 『すべての、白いものたちの』(ハン・ガン、河出書房新社) 2018年
  • 『羞恥』(チョンスチャン、みすず書房) 2018年8月
  • 『回復する人間』(ハン・ガン、白水社) 2019年
  • 『ダブル サイドA / B』(パク・ミンギュ、筑摩書房) 2019年
  • 『ヒョンナムオッパへ 韓国フェミニズム小説集』(チョナムジュ, チェウニョン, キムイソル, チェジョンファ, ソンボミ, クビョンモ, キムソンジュン、白水社) 2019年2月
  • 『誰にでも親切な教会のお兄さんカン・ミノ』(イ・ギホ、亜紀書房) 2020年
  • 『保健室のアン・ウニョン先生』(チョン・セラン、亜紀書房) 2020年
  • 『優しい暴力の時代』(チョン・イヒョン、河出書房新社) 2020年
  • 『ディディの傘』(ファン・ジョンウン、亜紀書房) 2020年
  • 『アヒル命名会議』(イ・ラン、河出書房新社) 2020年
  • 『3人のママと3つのおべんとう』(ククチスン、ブロンズ新社) 2020年
  • 『韓国の小説家たち 1』(イギホ, ピョンヘヨン, ファンジョンウン, キムヨンス, クォンヨソン、ノスンヨン, チョンヨンジュン聞き手、呉永雅, きむふな, 清水知佐子, 橋本智保共訳、クオン、クオンインタビューシリーズ) 2020年10月
  • 『もう死んでいる十二人の女たちと』(パク・ソルメ、白水社) 2021年
  • 『声をあげます』(チョン・セラン、亜紀書房) 2021年
  • 『サハマンション』(チョ・ナムジュ、筑摩書房) 2021年
  • 『まだまだという言葉』(クォン・ヨソン、河出書房新社) 2021年
  • 『3人のパパと3つの花束』(クク・チスン、ブロンズ新社) 2021年
  • 『最後のライオニ 韓国パンデミックSF小説集』(古川綾子, 清水博之共訳、河出書房新社) 2021年
  • 『シソンから』(チョン・セラン、亜紀書房) 2022年
  • 『年年歳歳』(ファン・ジョンウン、河出書房新社) 2022年
  • 『引き出しに夕方をしまっておいた』(ハン・ガン、きむふな共訳、クオン) 2022年
  • 『タワー』(ペ・ミョンフン、河出書房新社) 2022年
  • 『遠きにありて、ウルは遅れるだろう』(ペ・スア、白水社) 2023年
  • 『どれほど似ているか』(キム・ボヨン、河出書房新社)2023年
  • 『未来散歩練習』(パク・ソルメ、白水社)2023年
  • 『翼 李箱作品集』(光文社古典新訳文庫) 2023年
  • 『別れを告げない』(ハン・ガン、白水社) 2024年

脚注

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