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新堀村 (山形県)
日本の山形県東田川郡にあった村 ウィキペディアから
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新堀村(にいぼりむら)は山形県東田川郡にあった村。現在の酒田市南西部、最上川左岸にあたる。
地理
- 河川:最上川、京田川
歴史
村名の由来
850年(嘉祥3年)に地震があり、最上川の流れが変わった。その際に危険が生じたため、川筋を「新」たに「堀」り変えたことから、新堀と呼ばれるようになった。[1]
年表
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地域
各大字内の箇条書きは、小字の名前を示す。小字の出典は『山形県地名録』258-259頁による。
大字新堀
洗流田 ()- 石巻
- 魚持沢
掃部田 ()- 木船
- 呉福
- 下川原
- 惣実
- 中坪
- 船附
- 前岡
- 山田
- 割田
大字門田
旧門田村のうち栄村へ編入していない地域である[10]。
- 門田
- 荒田
- 寿福
- 台ノ上
- 楯野
- 中ノ目谷地
- 錦
- 堀止
- 北田
- 南田
- 下田
- 宮前
- 村西
大字局
590年代に蜂子皇子が羽黒山へ訪れた際、蜂子皇子のお局は女人禁制である羽黒山には入れなかった。その際にお局がこの地に住んだことから、局の地名が名付けられたと言われている。[11]
- 局
- 末谷地
- 惣田
- 立野
- 西田
- 東田
- 南田
大字板戸
- 板戸
- 北大坪
- 大坪
- 北前
- 車田
- 土手前
- 中割
- 東田
- 福岡
- 道下
- 南田
大字落野目
- 落野目
- 荒川
牛洗川戸 ()- 加久地
- 前川
- 刈分
- 下ノ割
- 杉ノ崎
- 砂戸向
- 楯ノ畑
- 堤割
- 中割
- 灘ノ淵
- 西大割
- 大西田
- 西田
- 西畑
- 広野
- 古割
十寸穂 ()- 睦田
大字木川
- 木川
- 荒興屋
- 一本木
- ヲソノ
- サハタ
- 堰中瀬
- 西中道
- 東中道
- 八幡田
- 松ノ里
- 水尻
- 櫓
- 横枕
大字丸沼
- 丸沼
- 小楯
- 鮭持沢
- 島ノ内
- 大師谷地
- 中島
- 西田
- 二枚田
- 中サビ
- 東サビ
- 鮭沼
- 宮前
行政
村長
水道
当村の井戸水は鉄分が多く錆臭かったため、飲用には適さなかった。川から水を運ぶ手間から「新堀には嫁に行くな」とも言われた。1922年に、最上川の伏流水を水源とする、濾過槽や滅菌装置のない簡易水道が竣工したが、数年後には水道からも鉄分が出てきた。パイプ掃除をしても治らず、飲料水は再び最上川から運び、水道水は雑用に使用された。酒田市に合併された後の1956年には本格的な簡易水道が設置されたものの、再度鉄分が出てきた。1958年8月に鉄分の濾過を行う施設が設置された。
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人口
産業
農業戸数は1953年時点で520戸、うち専業農家は215戸であった[17]。米の年間収穫高は1939年で861,438円であった[18]。最上川では漁業が行われており、主にマス、鮭、ウナギが取れた[19]。
施設
交通
鉄道
村内を鉄道路線は通っていない。当初は酒田線(現羽越本線)の駅が村内に設けられる予定であったが、砂越駅経由で建設された[24]。また、一時期は余目町の北余目信号場から乗降することができた[25]。
バス
道路
現在は旧村域を日本海東北自動車道が通過するが、当時は未開通。
参考文献
脚注
関連項目
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