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日本陸上競技選手権リレー競技大会
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日本陸上競技選手権リレー競技大会(にほんりくじょうきょうぎせんしゅけんリレーきょうぎたいかい)は日本陸上競技選手権大会のリレー種目が開催される陸上競技大会であり、男女4×100m・4×400mの4種目が実施される。主催は日本陸上競技連盟である。1981年(昭和56年)の第65回大会までは日本陸上競技選手権大会と一体的に実施されていたが、近年は他のトラック・フィールド種目と分離開催となり、時期や会場を違えて例年10月に実施されている。
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沿革
1913年(大正2年)11月に陸軍戸山学校において第1回大会が開催された。大日本体育協会が主催し全国陸上競技大会と名づけられ、他の種目と同様に男子のみの開催であった[1]。リレー種目は4×100mが実施されて東大OB組が初年度の優勝を飾っている。その後4×270m、4×220ヤード、1マイルリレーへの種目変更を経たが、1920年(大正9年)の第8回大会より4×100m・4×400mの2種目が実施されるようになった。第10回大会から第15回大会までは4×200mの種目設定があった。1921年(大正10年)に全日本陸上競技選手権大会への名称変更がなされた。
1925年(大正14年)に大日本陸上競技連盟が成立し、この年の第12回大会から他のトラック種目と同様に女子の競技が開始した[1]。初年度は4×50m・4×100mの2種目が実施された。4×100mでは寺尾正・文姉妹を擁した東京府立第一高等女学校の学生チームであるアルモンドが優勝を飾った。1934年(昭和9年)の第21回大会以降は4×50mに替えて4×200mが設定されたが、こちらは第23回大会までの3回と第29回大会以降実施されなくなった。
第二次世界大戦による中断を経て戦後に日本陸上競技連盟の組織が再生された後、大会が日本陸上競技選手権大会の名のもと復活した[2]。以降男子4×100m・4×400m、女子4×100mの3種目が行なわれた。1970年(昭和45年)の第54回大会から女子4×400mが追加され、男女4×100m・4×400mの4種目が実施される形が整った。
歴代の総合成績では、早稲田大学が男子4×100mにおいて第81回-第90回の10連覇を含む21度の優勝を飾っている。女子4×100mでは埼玉栄高等学校が高校生ながら4度の優勝を果たした。女子4×400mは1980年以降東京女子体育大学が多くの優勝を重ねた。1990年代後半からは川本和久が指導する福島大学およびナチュリルが、4×100m含めた女子2種目で圧倒的な成績を残した。
2006年から2017年までは10月下旬にジュニアオリンピック陸上競技大会と併せて横浜国際総合競技場で開催されている。2003年から2005年までは10月上旬に群馬リレーカーニバルと併せて敷島公園陸上競技場で開催されていた。
2018年からは開催地を北九州市立本城陸上競技場に移されることになった。
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大会一覧
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大会記録
→「陸上競技の日本記録一覧」も参照
男子
女子
歴代優勝一覧
要約
視点
男子4×100m
1912年第1回大会より実施。実施距離が異なる種目変更を経た後、第8回大会以降継続して実施されている。
男子4×400m
1916年第4回大会より実施。実施距離が異なる種目変更を経た後、第9回大会以降継続して実施されている。
女子4×100m
1925年第12回大会より実施、以降継続して実施されている。
女子4×400m
1970年第54回大会より実施、以降継続して実施されている。
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出典
関連項目
外部リンク
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