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林満明
日本の競馬調教助手、元騎手。 ウィキペディアから
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林 満明(はやし みつあき、1966年10月31日[1] - )は、日本中央競馬会 (JRA) の栗東トレーニングセンターに所属する元騎手で現在は調教助手。
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来歴
1986年[1]、競馬学校騎手課程の第1期生として栗東・吉田三郎厩舎より騎手デビュー[6]。同期には石橋守、柴田善臣らがいる[6]。デビュー初年度より勝ち鞍を重ね1987年、障害重賞を初制覇、1988年、デビュー3年目で優秀障害騎手賞を受賞するなど障害競走において早くから頭角を現す。
なお平地でも1990年に20勝をマークするなど成績を残していたが、1994年所属していた吉田厩舎が解散したことに伴い騎乗数が減少。2006年ごろより騎乗機会はほとんどなくなり、2011年をもって平地免許を返上し障害専門騎手に転向している。平地免許返上について2015年のインタビューで「今はもう平地に関しては乗りたいという気持ちは全くないですね。かえって障害だけの方が、レースも1日1頭で集中できるというか。自分のペースに合ってます」と答えている[6]。
平地での活動を縮小する一方、障害では安定して勝ち星を伸ばし、1997年にはアワパラゴンとのコンビでの重賞3勝を含む18勝を記録しJRA賞最多勝利障害騎手を獲得。このほか、優秀障害騎手賞を5度受賞するなど関西障害レースの中心騎手として活躍を続けていた。
2010年の中山大障害ではタマモグレアーに騎乗し、最後の直線で蓑島靖典騎乗のバシケーンとの叩き合いの末ハナ差で敗れGI初制覇を逃した。
2015年の中山グランドジャンプでアップトゥデイトに騎乗し勝利、デビュー30年目にして念願のGI制覇を飾った[7]。
2017年6月17日、東京4R・障害未勝利でヨカグラに騎乗し、JRA障害通算騎乗数を1959回とし、嘉堂信雄を抜き最多記録を更新した[8]。
2018年1月、障害競走2000回騎乗を区切りとして引退することを表明[9]。同年6月23日に開催された東京ジャンプステークスのアスターサムソンにおいて障害競走通算2000回騎乗を達成、1番人気に推されたが最下位の11着に敗れた[10]。
2018年12月31日をもって騎手を引退。引退後は中竹和也厩舎で調教助手となる[11]予定であったが、中竹厩舎へ競走馬を臨時貸付していた角居勝彦厩舎の競走馬が、直後の2019年1月6日に角居の調教停止処分期間満了による同厩舎所属馬の返却およびそれによる角居厩舎の運営再開との兼ね合いもあり、角居厩舎に所属先が変更された[12]。2021年の角居厩舎解散以降は、同年春に新規開業した杉山佳明厩舎に所属している[13]。
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おもな騎乗馬
- カルストンファスト(1987年京都大障害〈秋〉)[14]
- シゲルデッドクロス(1993年阪神障害ステークス〈春〉)[15]
- ザスクープ(1996年京都大障害〈秋〉)[16]
- アワパラゴン(1997年阪神障害ステークス〈秋〉、東京障害特別〈秋〉、京都大障害〈秋〉)[17]
- カネトシガバナー(2001年東京ハイジャンプ)[18]
- スリーオペレーター(2007年阪神スプリングジャンプ)[19]
- タマモグレアー(2011年京都ハイジャンプ)[20]
- アップトゥデイト(2015年中山グランドジャンプ、小倉サマージャンプ、中山大障害、2017年阪神ジャンプステークス、2018年阪神スプリングジャンプ)[21][22]
- アスターサムソン(2018年京都ハイジャンプ)
- ヨカグラ
騎乗成績
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表彰
- 優秀障害騎手賞(1988年、1991年、1997年[28]、1998年[29]、2000年)
- JRA賞最多勝利障害騎手(1997年)[30]
出典
関連項目
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