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柳田将洋

日本のバレーボール選手 ウィキペディアから

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柳田 将洋(やなぎだ まさひろ、1992年7月6日 - )は、日本の男子バレーボール選手[2]

概要 柳田 将洋 Masahiro Yanagida, 基本情報 ...

公益財団法人日本バレーボール協会(JVA)理事[3]、JVAアスリート委員会委員長[4]国際バレーボール連盟(FIVB)アスリート委員[5]

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来歴

要約
視点

東京都江戸川区出身。バレーボールは両親の影響で始めた。

東洋高等学校在校中の2010年3月、第41回全国高等学校バレーボール選抜大会に主将として出場して優勝を果たし[6]、2011年に慶應義塾大学環境情報学部に進学[7]

2013年に全日本メンバーに登録され[8]、2014年6月には東京オリンピックの強化指定選手であるTeam COREメンバーに選出された[9]。同年10月、Vプレミアリーグサントリーサンバーズに内定[10]

2015年3月14日、Vプレミアリーグ・ファイナル6のパナソニックパンサーズ戦に途中出場しVリーグデビューを果たした[11]

2015/16シーズンレギュラーラウンドでは全試合に出場し、最優秀新人賞を受賞[12]

2017年4月24日、サントリーサンバーズは柳田が黒鷲旗大会をもって退団し、プロ契約選手として海外移籍することを発表[13]

同年6月21日、ドイツ・ブンデスリーガ1部のTVインガーソル・ビュールへの移籍と、株式会社アミューズとの契約を発表[14]。7月1日、アシックスジャパン株式会社とのアドバイザリースタッフ契約を締結[15]。10月14日、ユナイテッド・バレーズ・レインマン戦にてドイツ・ブンデスリーガ1部デビュー。結果は、0対3 (19-25, 19-25, 14-25) のストレート負けであった。対戦相手のユナイテッド・バレーズには、大竹壱青も所属しており、第3セットにブンデスリーガ初の日本人対決が実現した[16]。2018年3月4日、DVV-POKAL(バレーボール・ドイツカップ)決勝戦に出場。日本人選手としては初の快挙となり、対戦相手のVfBフリードリヒスハーフェンに対し、ビュールは3対0 (25-20, 25-8, 25-21) で敗戦するも、この試合両チーム合わせ最多得点13ポイント(アタック11・サーブ2)をマークしMVPを受賞。

2018年4月10日、バレーボール日本男子代表の主将に就任[17]

2018年6月8日、昨年7月1日に締結していたアシックスジャパン株式会社とのアドバイザリースタッフ契約を2021年3月31日まで延長した[18]

2018年7月26日、2018/19シーズン、ポーランドのプラスリーガ、クプルム・ルビン (Cuprum Lubin) と1年契約が締結された[19]ことを自身のSNSで発表[20][21]。クプルムでの背番号は15[22]

2018年10月12日、ONICO Warszawa戦にてスタメンデビュー。11月7日、MKS Będzin戦にて18得点(アタック決定率70%)をあげMVPを受賞[23]。12月12日、Jastrzębski Węgiel戦にて18得点(アタック決定率54%)をあげベストプレイヤー賞を受賞[24]。12月21日、Aluron Virtu Warta Zawiercie戦にて24得点(アタック決定率78%)をあげベストプレイヤー賞を受賞[25]。2019年2月1日、GKS Katowice戦にて15得点(アタック決定率55%)をあげ2度目のMVPを受賞[26]。2月21日、試合中に負った左足首の亀裂骨折の治療のため、チームを離脱し日本へ帰国することを自身のインスタグラムで伝えた[27]

2019年5月22日、ドイツ1部リーグのUnited Volleysとの契約を締結[28]

2019年12月11日、CEV Volleyball Cupにて、Shakhtior SOLIGORSK(ベラルーシ)戦に先発。ホームマッチの初戦は2-3のフルセットで敗戦するが、翌週の12月17日アウェイマッチにて3-1で勝利し、8th Finalsへ進出決定[29]。初戦は17得点(サーブ2・アタック14・ブロック1)[30]、2戦目は11得点(アタック11)の成績。特に2戦目のアウェイマッチではレセプションPosが81%と非常に高かった[31]

2020年3月2日、トータルボディケアブランド「ドクターエア」のスペシャルアドバイザーに就任[32]

2020年5月17日、バレーボールを通して得た競技のスキルやさまざまな知識・経験を発信していく「Yanagida Masahiro Academy "Garden"」をスタート[33]

2020年6月1日、サポーター限定「LINE LIVE」を配信し、2020/21シーズン、サントリーサンバーズと契約締結したことを発表[34]

2020年6月27日、「Yanagida Masahiro Academy "Garden"」特別対談編と称して、プロバスケットボールプレイヤー富樫勇樹選手をゲストに迎えた(定員300名)。互いの競技について探りながら話が弾み、それを300名のファンが"見守る"という終始和やかな雰囲気だった。

2021年4月4日、2020-21 V.LEAGUE DIVISION1 MENでは、サントリーの14シーズンぶり8度目の優勝に貢献し、自身もベスト6を受賞した[35]サントリーサンバーズが優勝から遠のいているから、もう一回強いチームを作るために戻って来て欲しいと毎年オファーを受けていたことを明かした。

2021年4月5日、2021年度日本代表登録メンバーが発表され、柳田も選出されるが、主将は自身が継続ではなく石川祐希が抜擢された[36][37]

2021年5月20日、ネーションズリーグの代表メンバー17人が発表され、若手のアウトサイドヒッターである髙橋藍大塚達宣ら(2人とも後に東京オリンピック出場)が選出される一方で自身は落選した[38][39]。この17人から東京オリンピック出場の最終メンバーが選ばれることとなり、東京オリンピック出場もならなかった[40]

2021年9月24日、自身のSNSで一般女性との結婚を発表。

2022年4月4日、2022年度日本代表登録メンバーが発表され、自身は2021-22 V.LEAGUE DIVISION1 MENでアタック率4位、サーブ効果率2位と結果を残したが、それでも日本代表監督のフィリップ・ブランからは高評価を得られず、「非常に素晴らしい選手だが、国際レベルになるとブロック効果率が落ちる。サーブレシーブも国際レベルは比べものにならないぐらい違う。」などと語られ、2022年度日本代表登録メンバー入りはならなかった[41][42]。リーグの方は、サントリーの連覇に貢献し、自身もベスト6を受賞した[43][44]第70回黒鷲旗全日本選抜大会でもチームの前大会に続いての連覇に貢献し、自身もベスト6も受賞した[45][46]

2022年5月、テヘランで開催されたアジアクラブ選手権大会に出場。グループ予選含め全6試合すべてスタメン出場。決勝戦では同グループで一度敗戦を喫したテヘランペイカンとの再戦。結果、2セット先行したがフルセットで逆転負けをし準優勝。決勝戦の個人成績はアタック得点13(決定率52%)、ブロック得点2、サーブ得点1の合計16点。この試合の1stポイントは試合開始ホイッスル後のノータッチサービスエースから始まった。その後もバックアタック、レフトからのアタックに加えブロックポイントと1stテクニカルタイムアウトまでに計4点をたたき出し、その後も巧みなスパイクを立て続けに決め続けた。試合終了後のセレモニーでこの大会を通してのドリームチーム・ベスト6が発表され、ベスト1stアウトサイドヒッターに輝いた[47]。2021/22シーズンをもってサントリーサンバーズを退団し、ジェイテクトSTINGSに移籍した[48][49]

2023年、2年ぶりに日本代表登録メンバーに選出された[50]

2023年6月30日、契約期間満了に伴いジェイテクトSTINGSを退団した[51][52]。退団後、東京グレートベアーズに移籍した[53][54]

2024年11月、国際バレーボール連盟(FIVB)のアスリート委員に選出[55]。同年9月に行われた選挙に立候補し落選したが[56]、理事会による任命によって選出された。

2025年6月、日本バレーボール協会の非常勤理事に就任[3]。現役選手の就任は初[57]

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球歴

  • 全日本ユース代表 - 2009年
  • 日本代表 - 2013-2021年、2023年
    • 三大大会
    • その他大会
      • アジア大会 - 2014年(銀メダル)
      • ワールドリーグ - 2015年-2016年-2017年
      • ネーションズリーグ - 2018年(12位)-2019年(10位)
      • 2016リオデジャネイロオリンピック バレーボール世界最終予選兼アジア大陸予選大会 - 2016年
      • 2018男子世界選手権 アジア最終予選 オーストラリア大会 - 2017年
      • アジア男子選手権大会 - 2015年(金メダル)-2017年(金メダル)-2019年(銅メダル)
      • ワールドグランドチャンピオンズカップ - 2017年
  • クラブチーム国際大会

所属チーム

受賞歴

個人成績

Vプレミアリーグ 他 レギュラーラウンドにおける個人成績は下記の通り[58]

さらに見る シーズン, 出場 ...
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主な出演

要約
視点

TV

  • 日本テレビ「POWERフレーズ」 (2020年)
  • 関西テレビ「こやぶるSPORTS」 (2021年)

MV

CM

ラジオ

  • TBSラジオ 伊集院光とらじおと[61] (2019年)
  • TBSラジオ From RIO to TOKYO[62] (2019年)
  • SBSラジオ「テキトーナイト!!」[63](2020年)
  • J-WAVE「ATHLETE HIGH」[64] (2020年)

ウェブムービー

その他

・定額制配信サービス「NowVoice」[65](2020年)

  • 4years.【柳田将洋から次世代へ初のオンラインアカデミー“Garden”で広がる夢】[66](2020年)
  • 朝日新聞デジタル【「今だから、君に会えた」柳田将洋が少年に見せた情熱】[67](2020年)
  • REAL SPORTS【なぜバレー柳田将洋は古巣復帰を選んだのか? 日本で「自分が成長するため」の3つの理由】[68](2020年)
  • REAL SPORTS【バレー柳田将洋が「アウトプット」にこだわる理由 積み重ねた経験を伝え、学び得る日々】[69](2020年)
  • 東京2020オリンピック競技大会公式ウェブサイト【柳田将洋「若い世代の未来のために、経験を伝えたい」私がSNSで発信する理由】[70](2020年)
  • スポーツくじ[71](2020年)
  • 朝日新聞社「【生配信】どうなる五輪~日本代表と組織委幹部に直撃取材~」(2020年)
  • web Sportiva【柳田将洋が語る今と「復帰」の難しさ。「感覚が違う部分は出てくる」】[72](2020年)
  • web Sportiva【柳田将洋が期待する日本代表の新星。プレーは「年齢を感じさせない」】[73](2020年)
  • トータルボディケアブランド「ドクターエア」【Break the Limit~己に打ち勝て~】[74](2020年)
  • Number Web【柳田将洋が4シーズンぶり復帰のサントリーに与える刺激「新人同然なのでハツラツと」】[75](2020年)
  • 日清製粉グループ presents バレーボール日本代表オンラインファンミーティング 「柳田将洋・荒木絵里香のMY HAPPY MENU ! 」(2020年)
  • 朝日新聞デジタル【慶大選んだ柳田将洋の助言「自分が決める人生がベスト」】[76](2020年)
  • ABEMA TIMES【男子バレー・柳田将洋選手「人と人をつなぐのがバレーボール」現役選手も太鼓判の漫画『ハイキュー!!』の魅力】[77](2020年)
  • ABEMA TIMES【『ハイキュー!!』日向&影山の「変人速攻」は実践できる?男子バレー・柳田将洋選手に聞く】[78](2020年)
  • web Sportiva【柳田将洋も驚いた「未知の体験」。Vリーグ復帰で見せた成長の証と存在感】[79](2020年)
  • SPORTS BULL「ASICS presents ONLINE TALK EVENT」[80](2020年)
  • 週刊少年ジャンプ 公式YouTubeチャンネル「ジャンプチャンネル」ハイキュー!!×日本バレー界スター選手 スペシャルトーク[81](2020年)
  • THE DIGEST【柳田将洋が意識しているのは“積み重ねの大切さ”「自分が選んだこと、決めたことを正解にしていくのも自分」】[82](2020年)
  • ホクト「きのこらぼ」【Do My Best, Go!】(2020年)
  • 朝日新聞デジタル【大野雄大と柳田将洋チーム愛・母への感謝・ツーシーム】[83](2020年)
  • 朝日新聞「月刊TOKYO2020」【育てられて認められて、愛はエースに宿る】[84](2020年)
  • 朝日新聞【自分らしく バレー・柳田将洋の挑戦飛び込む、知らない世界へ】[85](2021年)
  • FRIDAYデジタル【男子バレー代表主将の五輪への本音「現時点ではこう考えるしか…」】[86](2021年)
  • NIKKEI STYLE【バレー柳田選手 伸び悩み防いだメンタルは「自主性」】[87](2021年)
  • NIKKEI STYLE【バレー柳田選手海外武者修行で学んだ前向きマインド】[88](2021年)
  • 朝日新聞【柳田将洋の不安、五郎丸ルーティーンの発案者が導く答え】[89](2021年)
  • NIKKEI STYLE【バレー柳田選手ケガ防止「調子よいときこそ冷静に」】[90](2021年)
  • 朝日新聞【Vリーグを良くしたいプロとして、柳田将洋は思索する】[91](2021年)
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参照

外部リンク

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