トップQs
タイムライン
チャット
視点

沢井桂子

日本の女優 ウィキペディアから

沢井桂子
Remove ads

沢井 桂子さわい けいこ[出典 1]1945年昭和20年〉[3]1月2日[出典 2] - )は、日本女優。本名は沢井 美恵子[4][5]

概要 さわい けいこ 沢井 桂子, 本名 ...

大阪府[3]大阪市住吉区出身[出典 3]住吉学園高校卒業[4][5]。妹は女優の澤井孝子[4]。特技は日本舞踊[6]東宝を経て、東京宝映テレビに所属していた[6]

人物

1963年、オール東宝ニュータレント第4期生に合格[出典 4][注釈 1]。1964年4月に東宝と契約し、『日本一のホラ吹き男』のラストに主役の植木等が歌う場面に登場する妾たちの一人として映画デビュー[4][3]。同年の『天才詐欺師物語 狸の花道』で役名のついた役での映画本格出演となる[注釈 2]

翌1965年の『海の若大将』では、加山雄三扮する若大将と仲良くなる網元の孫娘役として星由里子扮するヒロイン澄子が嫉妬する恋敵を演じた。加山とは、1966年の『何処へ』や『お嫁においで』でも共演するが、加山雄三の大ヒット曲をモチーフに作られた『お嫁においで』ではヒロイン役に抜擢され、サンゴの指輪をはめて浜辺を水着姿で加山と歩くシーンで美しい肢体を披露した。同作は加山雄三の主演作であり、加山の歌う数々のヒット曲が全編を覆っているが、松山善三脚本による物語の実質的な主人公は、沢井の演ずるホテルのレストラン従業員である露木晶子であった。

東宝映画では、青春映画・サラリーマン映画・怪獣映画と娯楽映画を中心に出演した[2][3]。『怪獣大戦争』などで共演した古谷敏は、沢井はお淑やかで良家の令嬢の雰囲気を漂わせた東宝らしい女優であったと評している[9]。沢井は、東宝プロデューサーの藤本真澄から女優として社交性をもって人を押しのけていく面もあった方がいいと指摘されたこともあったが、今のままの自分でいることを望んだ[3]

映画界の斜陽により1970年に東宝を退社し、以後はテレビを中心に活躍する[4][3]。1968年10月の映画プロデューサー・田中寿一との結婚後も女優活動は続けていたが、子育てもあり1970年代半ば頃よりテレビ出演も少なくなる。近年は舞台を中心に活躍している。

Remove ads

出演作品

映画

テレビドラマ

テレビ番組

オーディオコメンタリー

  • 2005年 DVD『海の若大将』(10月、東宝)
Remove ads

脚注

参考文献

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads