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海潮音 (1980年の映画)
1980年の映画 ウィキペディアから
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『海潮音』(かいちょうおん)は、1980年9月20日公開の日本映画[1][2][3][4]。橋浦方人脚本・監督。荻野目慶子、池部良主演。シネマハウト、ATG製作。ATG配給。1979年2月1日付で長くATG社長を務めた井関種雄に代わり[4]、ATG二代目社長に就任した佐々木史朗のプロデュース第一作[3][4]。
北陸の海沿いの町のとある旧家を舞台に、行き倒れて記憶を失った女をめぐる大人たちの葛藤を、思春期の少女の視線で描く[1]。石川県の海辺の町でオールロケを行い、舞台となる旧家は重要文化財指定の建物を使用して撮影された[2]。
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スタッフ
キャスト
作品の評価
おすぎは「橋浦方人監督は、人間の何を描こうとしたのか。オーソドックスという意味で演出力がしっかりしているだけに白々しい思いでいっぱいになった。山口果林の乳くびの大きさにビックリして何もかも解らなくなってしまったのではないか」などと[5]、田中千世子は「無垢であることの誇りと気品を備えた荻野目慶子は一つの詩になった」などと[5]、松田政男は「自称評論家どもは『純』と同様に星一つの汚辱にまみれさせるのであろうが、このテの連中には『海潮音』の〈反復〉構造など見えてきやしない。裏日本の旧家を舞台にしながら、これほど血の臭いがしない映画も珍しい。したたかなモダニズムの土着に乾杯!」などと評している[5]。
脚注
外部リンク
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