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渋谷教育学園渋谷中学高等学校

東京都渋谷区にある中高一貫校 ウィキペディアから

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渋谷教育学園渋谷中学高等学校(しぶやきょういくがくえん しぶやちゅうがくこうとうがっこう、英語: Shibuya Education Academy Shibuya Junior & Senior High School[注 1]は、東京都渋谷区渋谷に所在し、中高一貫教育を提供する私立中学校高等学校。略称は渋渋[1]

概要 渋谷教育学園渋谷中学高等学校, 過去の名称 ...

高等学校からの入学者を募集しない完全中高一貫校

姉妹校の渋谷教育学園幕張中学校・高等学校千葉市美浜区)と教育理念を共有する。

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概要

2001年まで開校した渋谷女子中学校・高等学校を前身に渋谷教育学園幕張中学校・高等学校の教育実践手法を渋谷で実現するべく、1996年平成8年)に改組設立した完全中高一貫校である。

地域特性を活かし、自由で「自調自考」の理念の下、国際社会に対応できる人材を養成する。隣地で英国人子弟を対象に「ブリティッシュ・スクール・イン・東京」を設置したが2023年に移転した。海外大学へ進学のガイダンスを催す。

学校行事は現地集合で現地解散し、入試で回答理由も問う。授業は教諭と生徒で作り上げるものとして「シラバス」を配布する。海外大学の進学も注力する。

新校舎は地上10階、地下2階[2]だが地上10階と地下2階は生徒立ち入り禁止。運動施設は1階に第一体育館、地下1階に講堂と体育兼用のメモリアルホール、隣接地に第二体育館、屋外運動施設はテニスコート1面、多摩川河川敷に「登戸グラウンド」と「宿河原グラウンド」がある。これらグラウンドは一部の部活動で使用し、ほとんどの生徒は訪れない。

教育方針

  • 「自調自考」:基本理念。自らの体で調べ、自らの心で考える。
  • 「高い倫理感」:若人の倫理的潔癖さを尊重し、心性の成長・陶治を目指す。
  • 「国際人としての資質を養う」:国際理解へのより一層の視野の拡大をはかる。
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沿革

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学校行事

  • 4月 入学式/始業式/健康診断/校外研修(中1のみ)/新入生歓迎会(中学のみ)
  • 5月 生徒会役員選挙/進路説明会/校外研修(中2・3のみ)/講演会(中1・2のみ)
  • 6月 歌舞伎教室(高1のみ)/スポーツフェスティバル/英語スピーチコンテスト/生徒総会
  • 7月 オペラ鑑賞教室(高2のみ)/終業式
  • 8月
  • 9月 飛龍祭(学習発表会)/始業式
  • 10月 校外研修(高3以外)
  • 11月 国語科スピーチ・ディベートコンテスト(中学のみ)/音楽祭
  • 12月 終業式
  • 1月 始業式/百人一首大会(中学のみ)
  • 2月 中学入試/合唱コンクール(中学のみ)/学校長生誕祭/創立記念講演会
  • 3月 卒業式/終了式/オーストラリア研修(中3希望者のみ)

交通

部活動

  • 運動部:剣道/サッカー/柔道/卓球/ダンス/テニス/バスケットボール/バトン/バドミントン/バレーボール/ボクシング エクササイズ/野球/陸上/水泳
  • 文化部:ESS/Peer Tutoring/英語ディベート/演劇/お琴/合唱/競技かるた/クイズ研究/軽音楽/コンピュータ/茶道/将棋/吹奏楽/鉄道研究/美術/文芸/ボランティア/模擬国連/理科/料理/ジャグリング
  • 研究会・同好会:囲碁同好会/映画研究会/社会科研究会/水泳研究会/数学研究会/ドアノブ社/討論同好会/ビジネスイノベーション/航空宇宙同好会

部活動は女子柔道部が全国大会レベルにある。2005年(平成17年)第23回福岡国際で、谷亮子不在も一因して中村美里が48キロ級で優勝し、2007年(平成19年)嘉納治五郎杯東京国際柔道大会(ワールドグランプリ2007)52キロ級で優勝する。

その他

  • 渋谷教育学園の教育目標は、「自分で調べ、自分で考える」を意味する「自調自考[7]である。各教室の壁(天井の低い一部教室を除いて黒板の上)には、校長自筆の「自調自考」が掛けられている[8]
  • 自調自考教育の一環として特別授業が設けられ、中1は「人間関係」、中2は「自我のめざめ」、中3は「新たな出発」、高1は「自己の社会化」、高2は「自由とは」、高3は「自分探しの旅立ち」、とアイデンティティの確立を目標としたテーマで、月に数回程度、「校長講話」がなされる。講話後に感想文の提出が課せられ、全てに校長自身が目を通す。
  • 「自調自考論文」の提出が高校2年夏休み明けに課せられ、自身が最も興味を持つ事柄を、1年間ほどかけ研究して論文にまとめる。その成果は飛龍祭(学習発表会)で閲覧することができる。
  • 幕張校同様、特待生制度を実施している。
  • 文部科学省スーパーイングリッシュランゲージハイスクール (SELHi) に指定されるなど、英語教育に力点を置く。隣接する関連校にBritish School in Tokyoがあり、入学式にはイギリス大使が参加して答辞は二ヶ国語で行われる。スポーツフェスティバルでもブリティッシュスクールの生徒がかつて共に参加した名残で二ヶ国語で実況され、飛龍祭のパンフレットは英語が併記される。1学年中に約1-2割程度、帰国子女が在籍する。
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出身者

関連学校

脚注

関連項目

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外部リンク

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