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明治神宮前駅
東京都渋谷区にある東京地下鉄の駅 ウィキペディアから
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明治神宮前駅(めいじじんぐうまええき)は、東京都渋谷区神宮前にある、東京地下鉄(東京メトロ)の駅。
旅客案内上は「明治神宮前〈原宿〉駅」(めいじじんぐうまえ はらじゅくえき)と呼称される[2]。
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概要
千代田線・副都心線が乗り入れる。駅番号は、千代田線がC 03、副都心線がF 15となっている。
また、東日本旅客鉄道(JR東日本)山手線の原宿駅の至近にあり[3]、乗り換え駅として案内されるほか、千代田線を経路とする定期券では連絡運輸が実施されている(副都心線については対象外で渋谷駅経由での取り扱いとなる)。
駅名の通り明治神宮に近接しているが、明治神宮にはJR原宿駅の方が近い。2010年3月に行われた山括弧付きの「〈原宿〉」の併記は、人気地区である原宿にあることを強調し、特に休日の利用者を増加させることを意図している。
副都心線は開業当初、各駅停車のみの停車であったが、2010年のダイヤ改正で土休日ダイヤの急行停車駅に加わり[2]、2016年改正からは平日ダイヤの急行[4][5]、2023年改正からは通勤急行も停車するようになった。
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歴史
- 1962年(昭和37年):都市交通審議会答申第6号において、東京8号線が規定される[7]。
- 1964年(昭和39年)12月6日:建設省(現在の国土交通省)告示3379号で、第6号答申の東京8号線は東京9号線として確定し、原宿駅(仮称)の設置が正式に決定。

- 1972年(昭和47年)10月20日:帝都高速度交通営団(営団地下鉄)千代田線の霞ケ関 - 代々木公園間開業により開業[8]。同時に日本国有鉄道(現・東日本旅客鉄道)原宿駅と乗り換え業務を開始。
- 1973年(昭和48年)11月1日:定期券発行機を導入[10]。中野坂上駅、国会議事堂前駅と同時に導入された。
- 2002年(平成14年)夏:駅冷房を開始[10]。
- 2004年(平成16年)4月1日:営団地下鉄民営化に伴い、当駅は東京地下鉄(東京メトロ)に継承される[11]。
- 2007年(平成19年)3月18日:ICカード「PASMO」の利用が可能となる[12]。
- 2008年(平成20年)6月14日:副都心線の駅が開業[13][14]。副都心線駅構内は当初より駅冷房を導入[10]。
- 2010年(平成22年)3月6日:案内状の表示を「明治神宮前〈原宿〉駅」に変更[2]。副都心線のダイヤ改正により、土曜・休日ダイヤにおいて急行の停車を開始[2]。
- 2016年(平成28年)3月28日:副都心線のダイヤ改正により、平日ダイヤにおいて急行の停車を開始[5]。
- 2018年(平成30年)10月27日:千代田線ホームに発車メロディを導入。
- 2023年(令和5年)3月18日:副都心線のダイヤ改正により、通勤急行の停車を開始[15]。この改正より、S-TRAINを除く全ての列車が当駅に停車することとなった。
- 2024年(令和6年)4月26日:定期券うりばの営業を終了[16]。
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駅構造
要約
視点
千代田線と副都心線は、千代田線ホームの1層下の地下4階に設置される連絡通路により、改札内での乗り換えが可能である。
千代田線は島式ホーム1面2線を有する地下駅で、表参道の直下、明治通りと原宿駅の間に位置する。平日朝ラッシュ時の北千住方面からの列車の一部は当駅止まりとなり、代々木公園の地下にある留置線に入庫する。なお、留置線から出庫する場合は始発駅の代々木上原駅まで回送される。
副都心線は島式ホーム1面2線を有する地下駅で、明治通りの直下、千代田線の下部に位置する。改札階は地下4階、ホーム階は地下5階となる。新宿三丁目駅や渋谷駅と同様、ホームに吹き抜けを設けている。
のりば
(出典:東京メトロ:構内図)
- 千代田線ホームは代々木上原寄りのホームがカーブしているため、終日駅員による立ち番がいる。
発車メロディ
全ホームでスイッチ制作の発車メロディ(発車サイン音)を使用している[18][19]。
改札内設備
- 改札口は地下1階西側の代々木公園方面出入口1 - 3側、地下2階東側の明治通り方面出入口4 - 6側、地下4階の副都心線コンコース部の合計3か所である。
- 売店(METRO'S)は千代田線ホーム(地下3階)にある。
- トイレは改札口付近に合計3か所。すべて多機能トイレを併設している。
- エレベーターは以下の3か所に設置されている。
- 千代田線代々木上原側改札口 - 千代田線ホーム間
- 千代田線綾瀬側改札口 - 千代田線ホーム - 副都心線乗り換え通路間
- 副都心線改札口 - 副都心線ホーム間
- エスカレーターは、ホームと改札階を連絡する階段部のすべてと、千代田線ホーム - 副都心線乗り換え通路間の、合計7か所に設置されている。
改札外設備
- 定期券売り場が1番出口そばにある。
- エレベーターは合計3か所で、地下1階と2番出入口、地下2階と6番出入口、地下4階と神宮前交差点北東角(GAPのある側)を連絡している。
- エスカレーターは合計3か所で、地下1階と2番出入口、地下2階と5番出入口、地下2階と地下4階、地下4階と7番出入口を連絡している。
- 7番出入口(2018年4月)
- 明治通り方面改札口(2018年5月)
- 神宮前交差点方面改札口(2018年4月)
- 千代田線ホーム(2020年1月)
- 副都心線ホーム(2009年7月)
- 駅名標
「明治神宮前〈原宿〉」と表記され、[Meiji Jingu Shrine]も表記されている(2016年12月)
利用状況
要約
視点
- 東京メトロ - 2024年度の1日平均乗降人員は105,665人である[メトロ 1]。
- 東京メトロ全130駅の中で神谷町駅に次いで第30位。この値は千代田線⇔副都心線間の乗換人員を含まない。
- 千代田線⇔副都心線間の乗換人員を含んだ、2018年度の路線別1日平均乗降人員は以下の通りである[* 1]。
- 千代田線 - 118,966人 - 同線内では綾瀬駅、北千住駅、代々木上原駅、大手町駅、表参道駅、西日暮里駅、日比谷駅に次ぐ第8位。
- 副都心線 - 82,336人 - 同線内では渋谷駅、小竹向原駅、新宿三丁目駅、池袋駅に次ぐ第5位。
年度別1日平均乗降人員
近年の1日平均乗降人員は下表の通り。
年度別1日平均乗車人員(1972年 - 2000年)
年度別1日平均乗車人員(2001年以降)
近年の1日平均乗車人員の推移は下表の通り。
- 備考
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駅周辺
1番出入口
かつてはコクド・プリンスホテル本社が入居していたコクドビルに直結していたが、解体時に閉鎖され、その後出入口が再建された。
2番出入口
3番出入口
4番出入口
- 渋谷区役所神宮前出張所・渋谷区神宮前区民会館・渋谷区神宮前敬老館
- 神宮前六郵便局
- ワールド・ハイビジョン・チャンネル本社
5番出入口

6番出入口
- ヴェロックスビル
7番出入口
- コロンバン原宿本社
- 原宿リハビリテーション病院
エレベーター専用出入口
- 東急プラザ表参道原宿
- YMスクウェア
- 表参道ヒルズ
- 伊藤病院
- 渋谷区立神宮前小学校
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バス路線
最寄りのバス停留所は原宿駅前・表参道・原宿駅入口・明治神宮・明治神宮前駅となる。
このうち原宿駅前・原宿駅入口・明治神宮については「原宿駅#バス路線」を参照。
隣の駅
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
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