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眞城美春
日本のサッカー選手 ウィキペディアから
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眞城 美春(しんじょう みはる、2007年2月5日 - )は、東京都大田区出身の[2]女子サッカー選手。日テレ・東京ヴェルディベレーザ所属。ポジションはミッドフィールダー。
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経歴
要約
視点
2007年2月5日[3]、東京都に生まれる。4歳のときサッカーを始める。2011年、澤穂希がFIFA最優秀選手賞を受賞し、リオネル・メッシの横でフラッシュを浴びるのを見て「ばろんどーる」に憧れる[4]。自宅近くの河川敷で父と練習に励む。父はバスケの愛好家だったが、美春のためにサッカーの練習法を独学で研究した。そんな父がいつも言っていた「常に逆算して行動しなさい」という教えに従い、少女だった美春は逆算と思考を繰り返した。体格で劣る自分がボールをキープするには…、パワーに頼らずゴールを決めるには…[4]。父の教えは後にU-17日本代表という形で結実する。
ユース
2013年4月、小学校入学。SKYサッカーアカデミーでサッカーを本格的に学び始め[5]、地元の大田クラブや[3]神奈川県横浜市のバディーSCに[3]所属。バディーSC時代には2018年の『JA全農杯チビリンピック2018』(小学生8人制サッカー)に出場して活躍し、注目を浴びた[6]。
2019年4月、中学校入学。1年の時に日テレ・メニーナのセレクションに合格し、入団。1年目のJFA 第23回全日本U-18女子サッカー選手権大会(2020年)ではチームの先輩格となる木下桃香、土方麻椰、 大山愛笑らと共にメニーナのメンバーとして、大会準決勝のSolfiore FC戦で先発出場して先制点を挙げるなどの活躍を見せている[7]。
WEリーグでは2022-23シーズンより育成組織TOP可登録選手として登録され、公式戦のベンチ入りメンバーとなる試合はあったものの、この時にはリーグ戦・カップ戦ともに出場機会がなかった。
2024-25シーズンに入ると2024年9月1日に行われたWEリーグ クラシエカップ・グループリーグ第1節の大宮アルディージャVENTUS戦に先発出場し、プロリーグ公式戦初出場を果たし[8]、リーグ戦においても同年9月15日に行われた2024-25 SOMPO WEリーグ・第1節 三菱重工浦和レッズレディース戦で49分からの途中出場でリーグ戦初出場、同11月30日に開催された第11節 サンフレッチェ広島レジーナ戦で初得点をあげた[8]。
シニア
2025年2月1日、青木夕菜と共にトップチームへの昇格が発表された[3]。2024-25シーズンはベレーザのWEリーグ初優勝に貢献し、個人としても優秀選手賞とベストヤングプレーヤー賞を受賞した。
代表
年代別代表の経歴としては、まず2019年度に日本オリンピック委員会(JOC)の事業であった「日韓競技力向上スポーツ交流事業・JFAエリートプログラム女子U-13」の一環として執り行われたU-13日本選抜チームのメンバーに選出され、韓国への遠征に参加した上、親善試合に出場している[9]。
2020年から2021年にかけての新型コロナウイルス感染症の世界的拡大の為、2021年に予定されていたAFC U17女子アジアカップが中止となるなどの影響を受けたが、日本サッカー協会がU-17女子アジアカップ開催の可能性を考え、その準備として組まれたU-16日本女子代表候補トレーニングキャンプに14歳で飛び級召集されている[10]。
2022年にインドで開催された2022 FIFA U-17女子ワールドカップでは15歳でU-17日本女子代表に飛び級召集され、グループリーグ2戦目から準々決勝までの3試合で2歳上の谷川萌々子とダブルボランチを組んで先発出場、そのプレイぶりに国際サッカー連盟(FIFA)も注目し[11]、現地インドのマスコミも絶賛の記事を載せた[12]。
2024年春のAFC U17女子アジアカップ2024ではU-17日本女子代表の主将兼中心選手として[13]全5試合に出場し、準決勝韓国戦では2得点[4]、通算で4得点を挙げて大会最優秀選手にも選出されている[14]。その技術で圧倒的な存在感を放つ彼女を、メディアは「長谷川唯2世」と呼んだ。これについて本人は
唯さんは憧れの存在なので、すごく嬉しいです。でも、いつかは超 えたい。唯さんのように常に考えながらチームを動かしつつ、私の武器であるアジリティや自分で仕掛けるプレーで、ゲームメークをしながら点も取れて、守備もできる選手になりたいんです — 眞城美春、『Number』第45巻第15号[4]
と述べる。
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個人成績
クラブ
- 2025年1月まで育成組織TOP可登録選手
- WEリーグ[8]
- 初出場 - 2024年9月15日 第1節 三菱重工浦和レッズレディース戦 (味の素フィールド西が丘)
- 初得点 - 2024年11月30日 第11節 サンフレッチェ広島レジーナ戦 (エディオンピースウイング広島)
代表
出場大会
- U-17日本女子代表
- 2022年 - 2022 FIFA U-17女子ワールドカップ(ベスト8、3試合出場)
- 2024年 - AFC U17女子アジアカップ2024(準優勝、5試合出場4得点)[15]
試合数
- 2025年4月6日現在
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タイトル
クラブ
個人
- WEリーグ
- 優秀選手賞: 1回 (2024-25)
- ベストヤングプレーヤー賞: 1回 (2024-25)
- AFC U17女子アジアカップ MVP: 1回 (2024)
脚注
外部リンク
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