第52回選抜高等学校野球大会

第52回選抜高等学校野球大会（だい52かいせんばつこうとうがっこうやきゅうたいかい）は、1980年3月27日から4月6日（雨で1日順延）まで阪神甲子園球場で行われた選抜高等学校野球大会である。

第52回選抜高等学校野球大会
試合日程	1980年3月27日 - 4月6日
出場校	30校
優勝校	高知商（高知、初優勝）
試合数	29試合
選手宣誓	毎熊淳（諫早）
始球式	谷垣専一（文部大臣）
入場行進曲	『YOUNG MAN (Y.M.C.A.)』
大会本塁打	14本
< 19791981 >  選抜高等学校野球大会

日程

• 1980年
  • 2月1日 - 選考委員会が開かれ出場30校が決定。
  • 3月25日 - 組み合わせ抽選会。
  • 3月27日 - 開会式。
  • 4月1日 - 雨天中止。
  • 4月6日 - 決勝戦。閉会式。

出場校

北海道

• 東海大四（北海道、2年ぶり2回目）

東北

• 秋田商（秋田、19年ぶり3回目）
• 東北（宮城、4年連続7回目）

関東

• 東農大二（群馬、15年ぶり2回目）
• 上尾（埼玉、17年ぶり2回目）
• 八千代松陰（千葉、初出場）

東京

• 二松学舎大付（東京、初出場）
• 帝京（東京、2年ぶり2回目）

北信越

• 東海大三（長野、初出場）

中部

• 富士宮北（静岡、14年ぶり2回目）
• 静岡（静岡、2年連続13回目）
• 東邦（愛知、7年ぶり16回目）

近畿

• 瀬田工（滋賀、初出場）
• 平安（京都、6年ぶり31回目）
• 新宮（和歌山、4年ぶり5回目）
• 北陽（大阪、4年ぶり4回目）
• 上宮（大阪、初出場）
• 尼崎北（兵庫、2年連続3回目）
• 滝川（兵庫、3年ぶり12回目）

中国

• 岡山理大付（岡山、初出場）
• 倉吉北（鳥取、2年連続3回目）
• 広陵（広島、10年ぶり12回目）
• 松江商（島根、7年ぶり7回目）

四国

• 丸亀商（香川、3年ぶり5回目）
• 鳴門（徳島、10年ぶり6回目）
• 高知商（高知、2年連続10回目）

九州

• 柳川（福岡、2年ぶり5回目）
• 諫早（長崎、8年ぶり2回目）
• 九州学院（熊本、初出場）
• 鹿児島商工（鹿児島、初出場）

組み合わせ・試合結果

1回戦 - 準決勝

1回戦

2回戦

準々決勝

準決勝

3月31日（2）：延長11回

諫早

4

3月27日（1）

東海大三

3

東海大三

5

4月4日（1）

倉吉北

4

諫早

3

3月27日（3）

広陵

4x

東海大四

5

4月2日（1）

広陵

6x

広陵

1

3月28日（1）

九州学院

0

東邦

1

4月5日（1）

九州学院

5

広陵

1

3月28日（2）

高知商

5

富士宮北

4

4月2日（2）

上宮

3

富士宮北

0

3月28日（3）

高知商

7

高知商

9

4月4日（2）

新宮

1

高知商

4

3月28日（4）

尼崎北

3

二松学舎大付

1

4月2日（3）

柳川

3

柳川

1

3月29日（1）

尼崎北

3

八千代松陰

2

尼崎北

3

1回戦

2回戦

準々決勝

準決勝

3月29日（2）

静岡

8

4月3日（1）：延長10回

岡山理大付

1

静岡

3

3月29日（3）

秋田商

9

秋田商

6

4月4日（3）

鹿児島商工

1

秋田商

0

3月30日（1）

帝京

2

上尾

2

4月3日（2）：延長12回

平安

1

上尾

2

3月30日（2）

帝京

3

帝京

2

4月5日（2）：延長12回

北陽

0

帝京

2x

3月30日（3）

丸亀商

1

鳴門

0

4月3日（3）：延長12回

滝川

1

滝川

5

3月31日（1）

丸亀商

6

丸亀商

6

4月4日（4）

瀬田工

1

丸亀商

6

3月27日（2）

東北

5

東農大二

3

3月31日（3）

松江商

7

松江商

3

東北

10

決勝

4月6日

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	R	H	E
帝京	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	5	0
高知商	0	0	0	0	0	0	0	0	0	1x	1	6	1

1. （帝）：伊東 - 細谷
2. （高）：中西 - 堀川
3. 審判
   ［球審］元橋
   ［塁審］山川・三輪・鈴木
4. 試合時間：1時間49分

帝京 打順 守備 選手 1 [右] 黒坂正生（3年） 2 [三] 大村成人（3年） 3 [遊] 大場和治（3年） 4 [一] 海老沢武彦（3年） 5 [左] 江黒隆順（3年） 6 [投] 伊東昭光（2年） 7 [捕] 細谷寿昭（3年） 8 [中] 木太祥徳（3年） 9 [二] 関根徹（2年）

高知商 打順 守備 選手 1 [二] 家竹隆之（2年） 2 [遊] 上田卓也（3年） 3 [一] 上田修身（3年） 4 [投] 中西清起（3年） 5 [中] 沢田裕（3年） 6 [左] 中城修二（3年） 7 [捕] 堀川潤（3年） 8 [右] 宮本雄二（3年） 9 [三] 小島尚（3年）

大会本塁打

1回戦

• 第1号：原田実（倉吉北）
• 第2号：原伸次（広陵）
• 第3号：安永利和（尼崎北）
• 第4号：藤川清（瀬田工）

2回戦

• 第5号：福良正行（尼崎北）
• 第6号：鈴木康生（静岡）
• 第7号：中村耕一（滝川）
• 第8号：林正弘（滝川）
• 第9号：井貴史（丸亀商）

準々決勝

• 第10号：尾上浩司（諫早）
• 第11号：中西清起（高知商）^[1]
• 第12号：香川俊貴（丸亀商）
• 第13号：井貴史（丸亀商）

準決勝

• 第14号：伊東昭光（帝京）

その他の主な出場選手

• 西本和人（東海大四）
• 高山郁夫（秋田商）
• 安部理（東北）
• 中条善伸（東北）
• 佐藤洋（東北）
• 高仁秀治（東農大二）
• 清水信明（東農大二）
• 白幡勝弘（二松学舎大付）
• 横井人輝（東邦）
• 橘高淳（瀬田工）

• 山越吉洋（平安）
• 石本貴昭（滝川）
• 中井哲之（広陵）
• 島田茂（鳴門）
• 秦真司（鳴門）
• 中島輝士（柳川）
• 安藤強（柳川）
• 小島啓民（諫早）
• 園川一美（九州学院）
• 玄岡正充（鹿児島商工）