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粕淵駅

かつて島根県邑智郡美郷町にあった西日本旅客鉄道の駅 ウィキペディアから

粕淵駅map
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粕淵駅(かすぶちえき)は、島根県邑智郡美郷町粕渕にあった、西日本旅客鉄道(JR西日本)三江線廃駅)である。

概要 粕淵駅, 所在地 ...

地名は俗字(異体字)の「渕」を用いているが、駅名には正字の「淵」を用いていた。江の川の蛇行部分にあたり、当初の三江線の計画では明塚駅から東方へトンネルでショートカットされる予定であったが、地元の強い誘致運動により川沿いのルートが選択され浜原駅とともに粕淵駅が設けられた[2]。三江線の廃止に伴い、2018年平成30年)4月1日に廃駅となった。

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歴史

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廃線後の駅舎(2019年7月)
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駅構造

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構内(2008年7月)

浜原方面に向かって左側に、単式ホーム1面1線を持つ地上駅停留所)であった。

駅舎は美郷町商工会館と合築で、商工会の係員が出札業務を受託(管理は浜田鉄道部が担当)する簡易委託駅であり、平日の日中のみ窓口の営業を行っていた(なお、改築前の駅舎は、浜原駅の駅舎とほぼ同じ作りの木造平屋建てであった)。また、駅前を発着する石見交通のバスの定期券・バスカードの発売も行っていた。なお、自動券売機などは設置されていなかった。ホーム上に待合室があった。

かつては島式ホーム1面2線を有する駅であったが、片側の線路は撤去され、その路盤は現駅舎及び駅前駐車場の用地に転用された。

利用状況

近年の1日平均乗車人員は以下の通りである[統計 1]。業務上の主要駅である隣の浜原駅よりも多かった。なお、1994年度は103人、1984年度は184人だった。

さらに見る 乗車人員推移, 年度 ...

駅周辺

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ゴールデンユートピアおおち

三瓶山への最寄り駅であった。

バス路線

駅前に「粕渕駅」停留所があり、下記の路線が発着する。

国鉄時代には、広浜線連絡の国鉄バスも発着していた。三江線廃止に伴うバス路線再編により粕淵都賀線は廃止され、現在は石見交通粕淵線、美郷町営バス粕淵竹線、大和観光の運行する川本美郷線が乗り入れている。

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その他

  • 三江線活性化協議会により、石見神楽の演目名にちなんだ「神武」の愛称が付けられていた[7]

隣の駅

西日本旅客鉄道(JR西日本)
F 三江線
明塚駅 - 粕淵駅 - 浜原駅
かつて明塚と当駅との間に野井仮乗降場が存在した[1]

脚注

関連項目

外部リンク

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