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紀伊長島駅
三重県北牟婁郡紀北町東長島にある東海旅客鉄道の駅 ウィキペディアから
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紀伊長島駅(きいながしまえき)は、三重県北牟婁郡紀北町東長島にある、東海旅客鉄道(JR東海)紀勢本線の駅である。
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歴史
- 1930年(昭和5年)4月29日:鉄道省紀勢東線(現・紀勢本線)大内山駅 - 当駅間延伸時に終着駅として開設[1]。一般駅[2]。
- 1932年(昭和7年)4月26日:紀勢東線当駅 - 三野瀬駅間延伸、途中駅となる[1]。
- 1951年(昭和26年)11月22日:昭和天皇のお召し列車が停車。駅前奉迎が行われた(昭和天皇の戦後巡幸)[3]。
- 1959年(昭和34年)7月15日:線路名称改定。紀勢東線が紀勢本線へ編入、同線の駅となる[1]。
- 1982年(昭和57年)3月1日:貨物取扱廃止[2]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:新宮運転区紀伊長島支区廃止に伴い、運転士が当駅所属となる。
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物扱い廃止[2]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東海旅客鉄道(JR東海)の駅となる[1]。
- 駅舎の様子(1988年4月)
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線を有する列車交換・折返し可能な地上駅。単式ホーム側に駅舎がある。側線が数本敷設されており、駅規模は大きい。両ホームは跨線橋で連絡している。
駅舎は開業時につくられた木造のものを改装しながら使っている。改札口にはLCDの発車案内がある。
駅長・駅員配置駅(直営駅)である。管理駅として、伊勢柏崎駅 - 三野瀬駅間の各駅を管理している。JR全線きっぷうりば設置駅であるが、自動改札機や自動券売機は無く、交通系ICカードTOICAもサービスエリア外で使用不可。また、青空フリーパス紀勢本線区間最南端である。
のりば
(出典:JR東海:駅構内図)
上りは1番線、下りは2番線を使用する。普通列車も待避等がなければ基本的には同様。
- 改札口(2023年7月)
- ホーム(2023年7月)
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停車列車
東紀州玄関口に位置しており、全列車が停車する。当駅に発着する列車のうち約3分の1が特急(南紀)である。
当駅はJR東海管内の紀勢本線では列車運行上の拠点駅となっており、2016年(平成28年)3月まで普通列車増解結等を行っていた。現在でも、特急待避や行違いの待合わせなどを行い、夜間滞泊の設定もある。待避線となっている3番線に入り長時間停車する列車が多い。以前は、夕方前に1時間44分も停車する列車(330C列車)もあったが、2008年(平成20年)3月14日ダイヤ改正に伴い、当駅で系統分断された[注釈 2]。
2012年(平成24年)3月までJR東海管内では唯一、駅所属運転士が配置されていた。乗務範囲は、紀勢本線多気駅 - 新宮駅までである。なお、2010年(平成22年)3月13日ダイヤ改正までは、特急南紀のみJR西日本管内の紀伊勝浦まで担当していたが、ダイヤ改正以降、新宮駅 - 紀伊勝浦駅間はJR西日本の運転士が担当するようになった。運転士の会社境界越境運用と言うのはJR旅客会社では珍しい。なお、その後も当駅での乗務員交代は行われている。
利用状況
「三重県統計書」によると、近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り[4]。
駅周辺
バス路線
- 三重交通(南紀営業所)「紀北町役場前(旧・紀伊長島)」停留所
- 56系統:松阪市内 / 三交南紀
隣の駅
脚注
関連項目
外部リンク
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