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美祢駅

山口県美祢市にある西日本旅客鉄道の駅 ウィキペディアから

美祢駅map
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美祢駅(みねえき)は、山口県美祢市大嶺町東分字平城にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)美祢線である。美祢市の代表駅[2]

概要 美祢駅, 所在地 ...
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歴史

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駅構造

単式ホーム1面1線のホームを持つ地上駅で、構内の南東側(1番のりば)に接して駅舎がある。かつては単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅で、単式(1番のりば)・島式(2・3番のりば)両ホームは構内踏切で結ばれていた。

場内信号機・出発信号機の配置上、もともと1番のりばが上り本線、3番のりばが下り本線で、上下線ともいずれののりばからの発着も可能であった。しかし2022年3月時点で2・3番のりばは使用されておらず、同のりばの出発信号機や場内信号機は覆い板で被覆されていた。また、駅南端側の各線路には枕木による仮設の車止めが設置されており、構内踏切への降り口は蓋で塞がれており使用できないようになっている。2023年6月時点では2・3番のりばのホームとレールは残っているものの、それに関係する信号機や出発反応標識は撤去され、1番のりばについても番線表示灯が撤去されており、のりば番号のない1面1線のホームに上下列車が発着する駅になっている。

長門鉄道部[10] が管理する無人駅である。かつては美祢線の中間駅では唯一みどりの窓口が設置されている駅でもあった。なお、かつては売店とうどん屋が営業していたが、それぞれ2008年(平成20年)と2007年(平成19年)に閉店している。

特定日のみ当駅始発の列車が設定されている。

のりば

さらに見る のりば, 路線 ...

※旅客案内上の「のりば番号」は駅舎に隣接するホームが「1番のりば」、島式ホーム駅舎側が「2番のりば」外側が「3番のりば」であったが、列車運転指令における番線番号は駅舎反対側から順に付番されているため、それぞれが逆転していた(1番のりばの線路番号は「3番線」、2番のりばは「2番線」、3番のりばは「1番線」)。現在はホーム上ののりば番号表記がなくなったが、運転指令上は3番線のみが使用されている格好になっている。

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貨物取扱・専用線

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工場から美祢駅に向かう貨物列車(2009年3月)

かつて併設されていた日本貨物鉄道(JR貨物)の駅は、専用線発着の車扱貨物の取扱駅であった。

旅客ホームの北500mほどの場所に「美祢ヤード」と呼ばれる小規模な操車場があり、ここから南東方向へ伸び宇部興産伊佐セメント工場(現・UBE三菱セメント)へ至る全長2kmほどの専用線があった。

かつては石炭輸送で多くの貨物列車が発着していたが、大嶺炭鉱の閉山により石炭輸送は廃止された。また、宇部港駅への石灰石輸送は宇部伊佐専用道路の開通後は同道路を使用したトラック輸送に順次切りかわり、1998年(平成10年)に廃止された。

その後も当駅と山陰本線岡見駅の間[11] にはタキ1100形で編成された専用貨物列車が1日1往復運転され、伊佐セメント工場からは炭酸カルシウム石灰石)が中国電力三隅火力発電所へ、逆に三隅火力発電所からはフライアッシュ(石炭灰)が伊佐セメント工場へそれぞれ輸送されていたが、この列車は2013年に運行を休止、そのまま2014年に廃止された。

利用状況

1日の平均乗車人員は以下の通りである[12]

さらに見る 乗車人員推移, 年度 ...

駅周辺

駅は一方にのみ開かれており、駅裏への自由通路は設けられていない。

美祢市の中心部の北西端に位置する。駅の南側を国道435号、東側を国道316号が通り、国道435号のさらに南側を厚狭川が流れている。

バス路線

いずれのバス会社も窓口はない。なお、駅東側の保線区構内に船木鉄道美祢営業所が位置する。

備考
  • 2016年9月までは中国JRバス(秋吉線)が乗り入れており、秋芳洞山口駅方面へ運行していた[13]
  • 2018年9月まではサンデン交通が秋芳洞まで運行していた。

隣の駅

西日本旅客鉄道(JR西日本)
美祢線
南大嶺駅 - 美祢駅 - 重安駅

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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