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谷町九丁目駅
大阪市天王寺区にある大阪市高速電気軌道の駅 ウィキペディアから
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谷町九丁目駅(たにまちきゅうちょうめえき)は、大阪府大阪市天王寺区生玉前町にある、大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro) の駅。
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利用可能な鉄道路線
この他、連絡通路を通じ以下の路線にも乗換可能。
歴史
- 1968年(昭和43年)12月17日:2号線(現在の谷町線)の谷町四丁目駅 - 天王寺駅間延伸時に開業。
- 1969年(昭和44年)7月25日:5号線(現在の千日前線)の当駅 - 今里駅間が開業、乗換駅及び同線の終着駅となる。
- 1970年(昭和45年)3月11日:千日前線が当駅から桜川駅まで延伸し野田阪神まで直結、途中駅となる。
- 2014年(平成26年)8月30日:千日前線ホームで可動式ホーム柵の使用を開始[1]。
- 2018年(平成30年)4月1日:大阪市交通局の民営化に伴い、大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro) の駅となる。
- 2025年(令和7年)3月15日:谷町線ホームで可動式ホーム柵の使用を開始[2]。
駅構造
谷町線は地下1階で相対式ホーム2面2線、千日前線は地下2階で可動式ホーム柵が設置されている島式ホーム1面2線となっている。谷町線のホームの直下を近鉄難波線が通っている。
後述のアンダーパスが駅の直上に位置する関係で、谷町線の相対式ホームの上下線の間を開けて電気室・機械室としている。谷町線ホーム中央付近に千日前線ホームなんば寄りにつながる連絡階段があり、千日前線ホームなんば寄りは谷町線ホームの改札内連絡通路を兼ねるほか、野田阪神行きの列車が停車する(2013年12月21日初発から[3]。前日までは南巽行きの列車と同じく、東改札寄りに停車していた)。改札外にも連絡通路がある。
改札口は谷町線ホーム双方に1か所ずつ、千日前線ホーム中央付近に1か所、合計3か所ある。トイレは改札外に2か所に設置されている。
谷町線南行きホームは、改札を隔てて近鉄大阪上本町駅連絡通路と同一フロアであるが、北行きホームは千日前線ホームを経由する必要がある。隣の日本橋駅となんばウォークも、これらと同様な構造となっている。
当駅は、平野管区駅に所属しており、駅長が配置され、当駅および谷町六丁目駅を管轄する。
千日前線ホームの東端(近鉄大阪上本町駅側)に使用されていない階段と改札口用地があるが、仮囲いで閉鎖されている。また、谷町線ホーム北側に閉鎖された階段が存在し、走行中の列車から見ることができる。
のりば
- 谷町線ホーム(ホーム柵設置前、2023年8月)
- 千日前線プラットホーム(2024年7月)
- 谷町線 駅名標(2013年8月)
- 千日前線 駅名標
- 西改札(2012年9月)
- 6号出入口(2012年9月)
トイレ
トイレは西・東改札外にある。
- 西改札外トイレ
- 東改札外トイレ
出口
利用状況
要約
視点
2024年11月12日の1日乗降人員は68,904人(乗車人員:33,665人、降車人員:35,239人)である。谷町線が乗り入れる駅では天王寺駅・東梅田駅・谷町四丁目駅・天満橋駅・南森町駅に次ぐ第6位、千日前線が乗り入れる駅では難波駅・日本橋駅に次ぐ第3位の乗降人員である。
各年度の特定日における利用状況は下表の通りである。なお1969・1995年度の記録については、それぞれ1970・1996年に行われた調査である(会計年度上、表中に記載の年度となる)。
1998年度までの路線別データ
最新の路線別データである1998年調査によると、谷町線のみの乗降人員は東梅田駅・天満橋駅・天王寺駅に次ぐ4位で、近鉄と谷町線を乗り継ぐ利用者が多いこともあり谷町四丁目駅を上回る。
一方、同程度の規模を持つ日本橋駅ほどではないが、千日前線側の利用者はあまり多くない。
1981年度の千日前線は、乗車人員と降車人員に2倍近い差がある。また他の年度においてもどちらかに偏っているケースが散見される。
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駅周辺
谷町9交差点

当駅は谷町筋と千日前通の交点である谷町9交差点の地下に位置する。谷町9交差点では、谷町筋は上下線とも左折1・直進1・右折1・直進2(アンダーパス)の片側5車線、千日前通は上下線とも左折1・直進2・右折2の片側5車線となっている。谷町筋のアンダーパスは、千日前通を通っていた大阪市電九条高津線が谷町9交差点を横断していた昭和40年代前半に、交差点付近の交通量が飽和状態に達したため、地下鉄駅と一体で整備されたものである。谷町9交差点のすぐ西側には阪神高速15号堺線高津入口がある。
谷九・上六
谷町筋の谷町6交差点 - 天王寺警察署西交差点間は長らく未改良区間だったため市電の敷設がなく、谷町九丁目電停は東西路線の九条高津線単独の、南北路線と接続のない停留所だった。そのため、南北方向の移動では市電の路線網が充実した上町筋に位置する上本町六丁目電停へ出る必要があったが、市電廃止と地下鉄開通によって上町筋と谷町筋の形勢が逆転。上六(うえろく)のターミナル性は低下し、谷九(たにきゅう)の略称が普及するようになった。
社寺等
学校
- 大阪府立高津高等学校
- 清風中学校・高等学校
- 上宮高等学校
- YMCA学院高等学校
- 梅田インターナショナルスクール
- 東朋高等専修学校
- 大阪市立生魂小学校
- 大阪府立夕陽丘高等職業技術専門校
- 駿台予備学校 上本町校
- 河合塾 上本町校
公共施設等
- 大阪市立天王寺図書館
- 大阪国際交流センター
- 大阪府盲人福祉センター
- 関西電力高津変電所
- 天王寺上汐郵便局
商業施設
ホテル街
駅の南側は、江戸時代から生國魂神社の周囲に形成されていた茶屋街で、現在も大阪有数のラブホテル街となっている。数十件のホテルが集まっており、このホテル街を指して谷九、生玉(いくたま)、上六などと呼ばれることがある。
その他
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バス路線
最寄停留所は谷町九丁目および生國魂神社となる。以下の路線が乗り入れ、大阪シティバスにより運行されている。また、近接する大阪上本町駅の周辺には上本町六丁目・上本町六丁目南などの停留所や、近鉄バス・空港リムジンバス・高速バスが発着する停留所が設置されている。
→大阪上本町駅周辺に発着する路線については「大阪上本町駅 § バス路線」を参照
- 谷町九丁目
- 生國魂神社
隣の駅
- 大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro)
谷町線
- 谷町六丁目駅 (T24) - 谷町九丁目駅 (T25) - 四天王寺前夕陽ヶ丘駅 (T26)
千日前線
- 括弧内は駅番号を示す。
脚注
関連項目
外部リンク
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