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近畿三十六不動尊霊場
日本の霊場 ウィキペディアから
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近畿三十六不動尊霊場(きんきさんじゅうろくふどうそんれいじょう)は、大阪府・兵庫県・京都府・和歌山県・滋賀県・奈良県にある不動尊(不動明王)を祀る36箇所の霊場。霊場の選定にあたっては、宗派に囚われず、一般の人々からの立場からの意見を取り入れて、1979年(昭和54年)に古寺顕彰会が中心となり選定した。日本で最初の不動尊霊場である。
36の数の由来は、不動明王の眷属が三十六童子であることによる。また、人間の煩悩三十六支を表し、三十六か寺を巡拝することによって煩悩を消除する意味も含まれている。
河内長野市助役を務めた下休場由晴が手がけた新設巡礼地のひとつで、下休場由晴が同様に手がけた西国薬師四十九霊場(1989年)・西国愛染十七霊場(1993年)・役行者霊蹟札所(2001年)なとど同様に、近畿三十六不動尊霊場の事務局も以前は河内長野市の同一事務所内にあったが、現在は京都府京都市伏見区の種智院大学内にある[1]。
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霊場一覧
- ○印の寺院は札所本尊及び納経所が有料拝観区域にある寺院。
- ●印の寺院は札所本尊は拝観が有料の堂内にあるが、納経所は無料拝観区域にあり、堂外からの参拝は無料の寺院。
- △印の寺院は、境内に有料拝観区域があるが、札所本尊および納経所は無料拝観区域にある寺院。
- 注1・仁和寺の水掛不動尊は普段は無料拝観区域にあるが、4月の御室桜の時期だけは有料拝観区域となる。
- 注2・青蓮院の札所本尊である「青不動」は、以前は本堂の裏堂に安置されていたが、現在は将軍塚山頂にある「青龍殿」に安置されている(ただし、普段公開されているのは模写)。納経はどちらでも行っている。
- 注3・23番札所は本来、上醍醐であるが、霊場会では、下醍醐の不動堂に五大堂の五大力尊が勧請されているので、その参拝で、札所を打ったとみなし下醍醐でも納経を行っていたが、2014年から上醍醐の五大尊が下醍醐の霊宝館平成館に移されたため、現在では納経はすべて下醍醐の観音堂だけで行っている。
- 2009年(平成21年)4月1日から16番霊場が京都市左京区岩倉の実相院から左京区大原の三千院に、21番霊場が京都市東山区の東福寺塔頭の同聚院から兵庫県宝塚市の中山寺に変更された。
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先達

- 新補先達 - おおむね10人以上を引率し、5回以上巡拝した者。礼禄5万円
- 大先達 - おおむね10人以上を引率し、10回以上巡拝した者。礼禄10万円
- 特任大先達 - 人格・見識において卓越したる者。礼禄・年会費免除
推薦書に推薦寺院の署名捺印をもらい霊場会に送付すると役員会で審査のうえ内定し、7月に行われる1泊2日の研修会と親睦会に参加すれば任命される。年会費は3000円で、2年以上未納で除名となる[3]。なお、2017年度の新補は2名、大先達への昇補は3名で、2018年度の新補は4名、大先達への昇補は1名であった。
ギャラリー
脚注
参考文献
外部リンク
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