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金髪先生
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『金髪先生』(きんぱつせんせい)は、1996年10月1日から1998年9月22日までテレビ朝日で放送されていた音楽番組である。
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概要
火曜日深夜2時台の30分番組。叫ぶ詩人の会のドリアン助川(現・明川哲也)が講師役で出演。題字は当時ロリータ18号のメンバーだったエナポゥが担当。提供はavex。
番組はロックを主とした英語圏のアーティストと代表曲を取り上げ[1]、英語を学ぶという内容で2年間にわたって放送。雑談による導入(一日転校生の紹介)→アーティストと課題曲の発表→アーティストの歴史→詞の解説→歌詞の中の構文を用いて英作文を作るという流れで行われていた。ロックを通じて英語を学ぶと言いながらも、公民権運動、アパルトヘイト、自殺、ドラッグ、児童虐待、拒食症、アイルランド闘争などを取り上げ、その中から生まれた歌であり、アーティストもそれらと無関係ではいられないことを問いかけるのが番組の本質であった。
アーティストのPVを毎回流していたため、番組は今日に至るまでソフト化はされていない。
スタッフ
番組の変遷
要約
視点
第一期
- 第1回 - 第23回
- 生徒:パンチユーホー、Hiroki(きりばやしひろき)、Takuji、サンダー、曽世海児、石蹴鐘、桜樹ルイ、小林千香子、長谷川真美、うらら、菊地万里江(ひろせまい)、ダイナマイト・関西
もとは泉谷しげるを講師に、元放送作家の助川をブレーンにしたロック番組を作るはずだった。しかし泉谷がまったく英語にうとかったために助川本人が講師役を務め、当時の彼のトレードマークだった金髪と『3年B組金八先生』をかけたタイトルで番組はスタート。オープニングは『金八』のパロディである。当初3か月で終わる予定だったため、出演者の多くは助川のバンドのメンバーや友人、アーティストも助川の好きな順に取り上げるなどかなりやっつけな雰囲気で始まったが、深夜2時台放送としては平均2%と安定した視聴率をキープ[要出典]。ジミ・ヘンドリックスの回では音響の所持していたジミのギターをプレイするなど貴重な場面もあった。
第二期
好評のうちに終わった一期から生徒を一新し、メジャーなアーティスト中心に取り上げた。この期間に番組の本『シャウト!金髪先生』が発売。小林賢太郎や板谷由夏ら、多くの生徒が後にブレイクする。チョコレート味の下剤を食べさせられたパンチユーホーが収録中に脱糞したり、家出をして行方不明になった生徒の代わりに双子の姉が出演するなどネタ的にもピークだった。またフィッシュボーンのボーカル、アンジェロ・ムーアがVTR出演している。
第三期
この期の途中で、出演者であり助川のバンドのメンバーであるTakujiが覚醒剤所持で逮捕、直後の放送の冒頭で助川が謝罪する。番組も打ち切りの危機にさらされたが続行し、その後この教室のモットーにも取り上げられているセックス・ピストルズのシド・ヴィシャスを取り上げ、彼が恋人であったナンシー・スパンゲン殺害の容疑で逮捕された等のエピソードを紹介しながら、改めてアーティストとドラッグの関係を探った。プラターズの回では資料が揃わずに途方に暮れて入ったミスタードーナツのトレイにプラターズが載っていたというエピソードがある。この期をもって、一期からの生徒だったHirokiとサンダーが卒業する。
第四期
生徒を一般からも募集、また毎回著名人をゲスト(一日転校生)として招くなど番組内容を一新する。しかし、長期の放送でネタが切れ、またゲストに割く時間が増えて内容が薄くなったことなどから視聴率が低下[独自研究?][要出典]。番組は2年の歴史に幕を閉じる。最終回で取り上げたアーティストは助川自身で、東欧革命の最中チェコの民衆が歌っていた『ヘイ・ジュード』を取り上げた。この日は過去の出演者が集まり、助川に花を贈った。
放映リスト
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放送局
脚注
外部リンク
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