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2000年のインディ・レーシング・リーグ・シリーズ

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2000年のインディ・レーシング・リーグ・シリーズは、インディカー・シリーズの5年目のシーズンとなる。

2000年のインディ・レーシング・リーグ・シリーズ
前年: 1999 翌年: 2001

この年のハイライトはIRLとCARTの分裂以来初めて、当時のCARTの有力チーム、チップ・ガナッシ・レーシングファン・パブロ・モントーヤジミー・バッサーの2人でインディ500に参戦、モントーヤが圧巻のインディ500デビューウィンを果たしたことだろう。また、成績不振でチーム・ペンスキーを解雇されたアル・アンサーJr.がこの年よりIRLに転向、第3戦のラスベガスでIRL初勝利を挙げるなど、IRLドライバーとCARTドライバーの実力の差を考えさせられるものとなった(とはいえ、この年逆にIRLからCARTに転向したケニー・ブラックがランキング4位とCARTルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得してもいる)。しかし、このチップ・ガナッシのインディ500参戦はCART側がインディ500というビッグレースに飢えていることの現れであり、CARTとIRLの勢力図が少しずつ変わり始める最初の動きとなった。

その他のトピックとしては、

  • 採用台数の少なかったインフィニティエンジン、ライリー&スコットシャシーがそれぞれ初勝利をあげた(ただしライリー&スコットはこの年限りでIRLを撤退した。)
  • 当初は初のロード/ストリートコースイベントとして(ただし、コース自体はオーバル風のレイアウトに変更して)CARTから移動する形でクリーブランドでのレースが予定されていたが、結局この年もCARTによりレースが行われることになったため中止となった
  • この年のインディ500で女性ドライバーが初めて2人参戦(サラ・フィッシャーがインディ500初参戦、一方リン・セント・ジェームズがインディ500最後の参戦)
  • ドレイヤー&レインボールド・レーシングがロビー・ビュールによりディズニー・ワールドでチームとしてのデビューウィンを達成(しかしこれが現在まで唯一のチームとしての勝利)
  • 松田秀士は結果的にこの年が最後のインディ500挑戦となったが、予選中の怪我で予選落ちとなった。また服部茂章が松田のインディ500以外では初のIRL参戦として第5戦テキサスから5戦に参戦した
  • この年からGAORAでのIRL全戦中継が始まったのと引き換えに地上波でのインディ500中継が消滅した
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2000年の開催スケジュールと結果

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  ロード
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2000年の参戦チーム・ドライバー

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  全戦出場ドライバー
  スポット参戦ドライバー
  ランキング対象外
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ポイントランキング

要約
視点

唯一2勝をあげたラジアーが逃げ切り、チャンピオンを獲得した。

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優勝から10位までは順に50-40-35-32-30-28-26-24-22-20のポイントが与えられ、それ以下は1ポイントずつ減少し(29位以下はすべて1ポイント)、予選上位3人に順に3-2-1のポイント、最多リードラップに2ポイントのそれぞれボーナスポイントを総合しタイトルが争われた(前年と同様)。

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関連項目

  • 2000年のフォーミュラ・アトランティック・チャンピオンシップ・シーズン
  • 2000年のCARTシーズン
  • 2000年のインフィニティ・プロ・シリーズ・シーズン

外部リンク

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