2008年のカタルーニャグランプリ

2008年のカタルーニャグランプリは、ロードレース世界選手権の2008年シーズン第7戦として、6月6日から8日までスペインのカタロニア・サーキットで開催された。

  2008年のカタルーニャグランプリ

レース詳細
2008年のロードレース世界選手権 全18戦中第7戦
決勝日	2008年6月8日
開催地	カタロニア・サーキット
開催コース	常設サーキット 4.655km
MotoGP
ポールポジション ファステストラップ ケーシー・ストーナー ダニ・ペドロサ 1:41.186 1:42.358 表彰台 1. ダニ・ペドロサ 2. バレンティーノ・ロッシ 3. ケーシー・ストーナー
250 cc
ポールポジション ファステストラップ アルバロ・バウティスタ アルバロ・バウティスタ 1:45.636 1:46.143 表彰台 1. マルコ・シモンチェリ 2. アルバロ・バウティスタ 3. エクトル・バルベラ
125 cc
ポールポジション ファステストラップ ポル・エスパルガロ ホアン・オリベ 1:50.557 1:51.271 表彰台 1. マイク・ディ・メッリオ 2. ポル・エスパルガロ 3. ガボール・タルマクシ

概要

125ccクラス決勝ではマイク・ディ・メッリオがシーズン2勝目を挙げ、5位に終わったシモーネ・コルシからポイントリーダーの座を再び奪った。2位にはガボール・タルマクシとのバトルを0.07秒差で制したポル・エスパルガロが入った^[1]。

250ccクラスではファイナルラップにアルバロ・バウティスタのミスをついてトップに立ったマルコ・シモンチェリが2連勝を遂げた。ポイントリーダーのミカ・カリオはマシントラブルでリタイヤに終わり、ランキング2位になったシモンチェリが3ポイント差で迫ることになった^[2]。

MotoGPクラスでは金曜日のフリー走行でホルヘ・ロレンソが転倒時に頭部を強打。ドクターストップがかかって予選・決勝を欠場することになった^[3]。決勝では地元カタルーニャ州出身のダニ・ペドロサが独走し、シーズン2勝目を挙げた。バレンティーノ・ロッシはケーシー・ストーナーとのバトルを制して2位でフィニッシュし、ポイントリーダーのロッシとランキング2位のペドロサのポイント差は7に詰まった^[4]。

MotoGPクラス決勝結果

順位	No	ライダー	マニュファクチャラー	周回	タイム/リタイヤ	グリッド	ポイント
1	2	ダニ・ペドロサ	ホンダ	25	43:02.175	2	25
2	46	バレンティーノ・ロッシ	ヤマハ	25	+2.806	9	20
3	1	ケーシー・ストーナー	ドゥカティ	25	+3.343	1	16
4	4	アンドレア・ドヴィツィオーゾ	ホンダ	25	+10.893	7	13
5	5	コーリン・エドワーズ	ヤマハ	25	+16.426	5	11
6	52	ジェームス・トスランド	ヤマハ	25	+21.482	6	10
7	7	クリス・バーミューレン	スズキ	25	+21.548	8	9
8	69	ニッキー・ヘイデン	ホンダ	25	+22.280	3	8
9	56	中野真矢	ホンダ	25	+22.375	11	7
10	21	ジョン・ホプキンス	カワサキ	25	+46.835	14	6
11	33	マルコ・メランドリ	ドゥカティ	25	+57.991	16	5
12	13	アンソニー・ウエスト	カワサキ	25	+59.168	17	4
13	50	シルバン・ギュントーリ	ドゥカティ	25	+1:00.779	15	3
Ret	14	ランディ・ド・プニエ	ホンダ	11	アクシデント	11
Ret	15	アレックス・デ・アンジェリス	ホンダ	10	アクシデント	10
Ret	65	ロリス・カピロッシ	スズキ	10	アクシデント	12
DSQ	24	トニ・エリアス	ドゥカティ		失格	13
DNS	48	ホルヘ・ロレンソ	ヤマハ		負傷

250ccクラス決勝結果

順位	No	ライダー	マニュファクチャラー	周回	タイム/リタイヤ	グリッド	ポイント
1	58	マルコ・シモンチェリ	ジレラ	23	41:01.859	4	25
2	19	アルバロ・バウティスタ	アプリリア	23	+0.039	1	20
3	21	エクトル・バルベラ	アプリリア	23	+11.291	3	16
4	6	アレックス・デボン	アプリリア	23	+21.373	2	13
5	12	トーマス・ルティ	アプリリア	23	+26.621	12	11
6	75	マティア・パシーニ	アプリリア	23	+26.720	5	10
7	4	青山博一	KTM	23	+35.818	8	9
8	55	エクトル・ファウベル	アプリリア	23	+36.321	6	8
9	60	フリアン・シモン	KTM	23	+36.964	10	7
10	52	ルーカス・ペセック	アプリリア	23	+41.237	16	6
11	14	ラタパー・ウィライロー	ホンダ	23	+52.391	14	5
12	72	高橋裕紀	ホンダ	23	+56.656	7	4
13	25	アレックス・バルドリーニ	アプリリア	23	+59.282	19	3
14	54	マヌエル・ポジャーリ	ジレラ	23	+1:02.503	17	2
15	32	ファブリツィオ・ライ	ジレラ	23	+1:02.656	18	1
16	50	ユージン・ラバティ	アプリリア	23	+1:07.418	20
17	7	ラッセル・ゴメス	アプリリア	23	+1 Lap	21
18	45	ドニ・タタ・プラディタ	ヤマハ	23	+1 Lap	24
Ret	36	ミカ・カリオ	KTM	19	棄権	9
Ret	10	イムレ・トス	アプリリア	9	棄権	22
Ret	17	カレル・アブラハム	アプリリア	7	アクシデント	15
Ret	41	アレックス・エスパルガロ	アプリリア	2	棄権	13
Ret	92	ダニエル・アルカス	ホンダ	2	アクシデント	23
Ret	15	ロベルト・ロカテリ	ジレラ	0	アクシデント	11

125ccクラス決勝結果

順位	No	ライダー	マニュファクチャラー	周回	タイム/リタイヤ	グリッド	ポイント
1	63	マイク・ディ・メッリオ	デルビ	22	41:08.708	2	25
2	44	ポル・エスパルガロ	デルビ	22	+0.268	1	20
3	1	ガボール・タルマクシ	アプリリア	22	+0.338	7	16
4	17	ステファン・ブラドル	アプリリア	22	+8.765	13	13
5	24	シモーネ・コルシ	アプリリア	22	+10.141	5	11
6	45	スコット・レディング	アプリリア	22	+11.178	4	10
7	51	スティービー・ボンセー	アプリリア	22	+13.671	16	9
8	11	サンドロ・コルテセ	アプリリア	22	+13.755	11	8
9	33	セルヒオ・ガデア	アプリリア	22	+15.541	6	7
10	93	マルク・マルケス	KTM	22	+18.962	14	6
11	99	ダニー・ウェブ	アプリリア	22	+22.653	21	5
12	77	ドミニク・エガーター	デルビ	22	+24.928	17	4
13	71	小山知良	KTM	22	+25.013	22	3
14	38	ブラッドリー・スミス	アプリリア	22	+25.059	8	2
15	34	ランディ・クルメナッハ	KTM	22	+25.188	18	1
16	7	エフレン・バスケス	アプリリア	22	+25.352	15
17	60	ミハエル・ランセデール	アプリリア	22	+25.541	28
18	27	ステファノ・ビアンコ	アプリリア	22	+31.365	26
19	30	ペレ・トゥトゥサウス	アプリリア	22	+42.899	29
20	16	ジュール・クルーセル	ロンシン	22	+43.469	30
21	55	ヒューゴ・ファン・デン・ベルク	アプリリア	22	+56.930	32
22	73	中上貴晶	アプリリア	22	+1:01.318	19
23	19	ロベルト・ラカレンドーラ	アプリリア	22	+1:02.867	35
24	95	ロベルト・ムレサン	アプリリア	22	+1:17.370	33
25	69	ルイ・ロッシ	ホンダ	22	+1:18.790	36
26	75	リカルド・カルダス	デルビ	22	+1:27.350	34
27	78	Daniel Saez	アプリリア	22	+1:28.736	38
Ret	14	アクセル・ポンス	アプリリア	21	アクシデント	31
Ret	18	ニコラス・テロル	アプリリア	20	アクシデント	3
Ret	35	ラファエレ・デ・ロサ	KTM	20	棄権	12
Ret	6	ホアン・オリベ	デルビ	19	アクシデント	10
Ret	29	アンドレア・イアンノーネ	アプリリア	17	アクシデント	9
Ret	21	ロビン・ラッサー	アプリリア	17	アクシデント	25
Ret	8	ロレンツォ・ザネッティ	KTM	14	棄権	24
Ret	5	アレックス・マスボー	ロンシン	13	アクシデント	23
Ret	31	Jordi Dalmau	ホンダ	11	アクシデント	37
Ret	76	Ivan Maestro	アプリリア	10	アクシデント	39
Ret	22	パブロ・ニエト	KTM	1	棄権	20
DNS	12	エステベ・ラバト	KTM		負傷	27

注

• ホルヘ・ロレンソとエステベ・ラバトはフリー走行で負傷したため、決勝レースには参加しなかった。
• ラッセル・ゴメスはジャンプスタートによりライドスルーペナルティが課された。
• トニ・エリアスはジャンプスタートによるライドスルーペナルティ指示を無視したため、失格となった。