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2013年東京都議会議員選挙
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2013年東京都議会議員選挙(2013ねんとうきょうとぎかいぎいんせんきょ)は、2013年(平成25年)6月23日に行われた、東京都議会の議員を選出する一般選挙である。
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概要
東京都議会選挙は、1965年の東京都議会自主解散で時期がずれたため、統一地方選挙で行われない3つの都道府県議会選挙の1つである(他の2つは茨城県と沖縄県の議員選挙)。前回選挙で惨敗し、40年ぶりに都議会第一党の座から転落した自由民主党(以下、自民党)は第1党奪還を目標にする一方、前回選挙で第1党に躍進した民主党は守りに徹する戦いとなった。また日本維新の会やみんなの党など所謂「第三極」も、都議会における足場を築く事ができるかどうかも注目されていた。7月には任期満了による第23回参議院議員通常選挙も予定されており、その結果をも占う前哨戦としても注目された[1]。定数127に対し、前回選挙の221人を32上回る253人が立候補した。
告示日は2013年6月14日、投開票日は同月23日[2]。
投票率向上の啓発ポスターには剛力彩芽を起用。キャッチフレーズは「キミと、投票する選挙」。
基礎データ
- 選挙事由:議会議員の任期満了
- 告示日:2013年6月14日
- 投票日:2013年6月23日
- 定数:127議席
- 選挙制度:1人区(小選挙区)と2〜8人区(大選挙区)の並立制
- 6月2日現在の有権者数:10,761,055人[3]
- 立候補者数:253人
- ※1:合計カッコ内の数字は女性候補者数。
- ※2:欠員2名あり
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選挙結果
要約
視点
選挙の結果、自民党と公明党は候補者全員が当選、自民党は第一党の座を取り戻し、公明党は第二党となり、両者合わせて過半数の82議席を獲得。一方でこれまで第一党であった民主党は大きく議席を減らし、15議席となり、17議席を獲得した日本共産党に次ぐ第四党へと転落した。みんなの党が7議席と躍進した一方、日本維新の会は伸び悩み改選前を1下回る2議席となった[5]。
投票率は43.50%で、前回より10.99ポイント下回り、過去2番目に低かった。理由として、7月の参議院選挙に向けて争点が国政に傾いたため、関心が低かったことが挙げられる[6]。
自民党は立候補した59人が全員当選を果たし、前回失った第一党の座を4年ぶりに奪い返した。また、公明党も立候補した23人が全員当選を果たし、両党合わせて過半数(64議席)を上回った。また、公明党は6回連続の全員当選となった。
一方、前回第一党となった民主党は1人区で自民に全敗し、前回は3議席を獲得した世田谷区(定数8)では1議席も取れなかったなど、15議席と惨敗。共産党の議席数も下回り第四党に転落した。
共産党は全選挙区に42人を立て、改選前の8議席から17議席へと増やした。また、定数4人以上の選挙区では出馬した候補者全員が当選した。この結果、単独での条例提案権を得られる11議席を大きく上回り、都議会における第三党、野党第一党となった。
都議選初参戦となった維新の会は34人を公認。都内で抜群の知名度を誇る前都知事で共同代表の石原慎太郎が選挙区を回ったが、共同代表の橋下徹と石原との歴史観の違い[9]や、橋下の「慰安婦」「風俗」を巡る発言等で苦戦し2議席に留まった[10]。
一方、20人を公認したみんなの党は改選前の議席を大きく上回り、7議席を確保した。
当選した議員
自由民主党 公明党 日本共産党 民主党 みんなの党 東京・生活者ネットワーク 日本維新の会 無所属
補欠選挙
- 2016年7月の補欠選挙は2016年東京都知事選挙に便乗する形で施行。
議員動静
- 議員辞職
- 新宿区長選挙立候補準備のため、2014年10月21日付で辞職。
- 台東区長選挙立候補準備のため、2015年2月9日付で辞職。
- 第48回衆議院議員総選挙立候補準備(静岡県第4区)のため、2016年4月11日付で辞職。
- 渋谷区長選挙立候補準備のため、2015年4月7日付で辞職。
- 議員死去
- 2017年1月26日、死去。
- みんなの党関連
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脚注
外部リンク
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