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デンマーク語
印欧語族ゲルマン語派の東スカンジナビア諸語人属する言語 ウィキペディアから
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デンマーク語(デンマークご、デンマーク語: dansk [ˈdanˀsɡ] ( 音声ファイル), dansk sprog [ˈdanˀsɡ ˈsbʁɔwˀ])は、デンマーク本土などで話される言語で、デンマーク民族の母語である。
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デンマークの自治領であるフェロー諸島とグリーンランドでは、それぞれ西ノルド語のフェロー語、及びエスキモー語であるグリーンランド語が話されているが、デンマーク語も公用語として一般的に通用する。また、ドイツのシュレースヴィヒ地方にはデンマーク語を母語とする「デンマーク少数民族」が約5万人ほど存在しているほか、アイスランドでも外国語として学ばれていることから同国でもデンマーク語が広く通用する。
デンマーク語の系統としてはインド・ヨーロッパ語族(印欧語族)ゲルマン語派のノルド諸語(北ゲルマン語群)東ノルド語に属する。中世の後期になって、他の北欧諸語との相違があらわれた[1]。
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音韻論
母音
専門家にもよるが、現代のデンマーク語には12の長母音と13の単母音、強勢の無い音節で発生する曖昧母音、中舌中央母音(IPA:/ə/)と中舌狭めの広母音(IPA:/ɐ/)の合わせて27の母音があるとされる。これは世界の言語と比較しても、かなり多い数である。[2] 少なくとも19の異なる二重母音があり、すべて最初の字母は単母音で、2つめの字母は硬口蓋接近音(IPA:/j/)、有声両唇軟口蓋接近音(IPA:/w/)または[ɐ̯]で終わる。[3] 以下の表はGrønnum (1998a) によって示されたものである。
子音
デンマーク語には16の子音がある。
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スウェーデン語との関係
同じく東ノルド語に属する言語にはスウェーデン語がある。スウェーデン南部、デンマークに近いスコーネ地方は、17世紀までデンマーク王国領であったため、デンマーク語に近い方言が話されている。コペンハーゲンとスウェーデンとを結ぶ橋が2000年に完成したことで、マルメがコペンハーゲンの通勤圏になったことから、この地域のスウェーデン語は再びデンマーク語の影響を受けることも考えられる。
現在のスウェーデン公用語との差異もそれほど大きなものではなく、両国語話者間でかなりの程度意思疎通ができるが、正書法、音韻、動詞の活用、数詞等に重要な相違があるので注意を要する。
デンマーク語は、ユトランド半島とドイツ地域との距離的関係から北欧の中でも最もドイツ語の影響を受けている。14世紀以降に隆盛したハンザ諸都市との交流による低地ドイツ語の影響や、17・18世紀に教養語としての地位を高めた高地ドイツ語の影響がある[1]。
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方言
デンマーク語には、多少方言がある。ドイツとの国境に近いユトランド半島南部シュレースヴィヒ地方は、デンマーク、ドイツ両方の支配を受けているためか、その地方の方言(ユトランド方言)はとりわけ特徴がある。
ユトランド半島中北部と首都コペンハーゲンのあるシェラン島の間の言語差もデンマークの国土の狭さから考えて、大きなものがある。
文字
デンマーク語の表記には以下の文字を使う。
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
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