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UEFAネーションズリーグ2020-21・決勝ラウンド

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UEFAネーションズリーグ2020-21・決勝ラウンドは、は欧州サッカー連盟 (UEFA) が主催し加盟55協会が参加するサッカーの国際大会であるUEFAネーションズリーグ2020-21の決勝ラウンドで、2021年10月6日から10日までイタリアで開催される[1]リーグAの4つのグループ勝者が準決勝・決勝をトーナメント方式で戦う。

概要 2021 UEFAネーションズリーグ決勝ラウンド, 大会概要 ...
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フォーマット

決勝ラウンドはリーグAの4つのグループ優勝者によって争われる。決勝ラウンドに進出する4チームは2022 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選の抽選において、5チームが参加するグループAからEのいずれかに抽選されることが保証された(試合のない予備日にネーションズリーグ決勝ラウンドを開催するため) [2]

決勝ラウンドは、4チームによるシングルイリミネーショントーナメントで行われ、組み合わせはオープンドローによって決定した [3]。決勝ラウンドの全試合で、ゴールライン・テクノロジービデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)システムを採用する。

ネイションズリーグ決勝では、90分とアディショナルタイムを戦って同点の場合、以下の取り扱いとする[4]

  • 準決勝と決勝では、15分ハーフの延長戦を行う[5]。延長戦後も同点の場合、 PK戦によって勝者を決定する。
  • 3位決定戦は、延長戦は行われず、即時にPK戦を行なって勝者(3位)を決定する。これは、3位決定戦で延長戦を採用した2018ー19シーズンからの変更点である。

2021年3月31日、UEFA実行委員会は、ネイションズリーグ決勝での試合で最大5人の選手交代を認めることを承認した(延長戦では6人目の選手交代が許される)[6]。ただし、交代回数は3回までで、延長戦突入後に4回目の交代機会を認めるものとした。また、ハーフタイム、延長戦の開始前、および延長戦のハーフタイムで行われた交代は交代回数から除くものとした[7] 。5人交代ルールは国際サッカー評議会 (IFAB) がCOVID-19パンデミック期間中のの選手への負担軽減を考慮して導入した特例措置である[8]

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出場チーム

リーグAの4つのグループにおける勝者が出場する[9] 。4チームとも前回大会では決勝ラウンド進出を逃しており、いずれも初出場となる。

さらに見る グループ, 勝者 ...

スケジュール

当初2021年6月2日から6日にかけて予定されていたが、COVID-19パンデミックによりUEFA EURO 2020が2021年6月から7月にかけての開催にリスケジュールされたことを受け、開催時期が2021年10月6日から10日にかけてに変更された[10] [2]。準決勝は10月6日と7日に行われ、3位決定戦と決勝は準決勝の3日後となる10月10日に行われる[1]

開催国の選定

決勝ラウンドは1ヶ国での集中開催が予定されており、決勝ラウンドに進出した4ヶ国のいずれかがホスト国となる。決勝ラウンドは収容人員30,000人以上の2つのスタジアムで開催され、スタジアムは同じ開催都市または約150キロメートル (93 mi)以内の距離であることが理想とされた。

2020年9月24日、UEFAは、いずれもグループA1に属するイタリアオランダポーランドの3カ国が決勝ラウンドの開催の提案を行なったことを明らかにした [1]。もしグループA1で、これら3ヶ国ではなくボスニア・ヘルツェゴビナが決勝ラウンドに進出した場合、UEFA実行委員会が開催地を決定することとされた[11]

最終的にイタリアオランダポーランドを下してグループA1の勝者となったことからイタリアでの開催が内定し、2020年12月3日のUEFA執行委員会により開催国として正式承認された[3][12] [13] [14]

開催が提案されていたスタジアム

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会場

イタリアサッカー連盟は、入札書類の中で、ミラノのサンシーロトリノのユヴェントス・スタジアムを会場として提案した[11] [17]

さらに見る ミラノ, トリノ ...

組み合わせ抽選

準決勝の組み合わせは、2020年12月3日 17:30 (CET) より、スイスのニヨンにあるUEFA本部で行われたオープンドローによって決定された[18][19][20][21]。抽選された2チームが準決勝で対戦し、残りの2チームが準決勝の別の組で対戦する組み合わせに割り当てられた[22]。スケジュールの関係上、開催国イタリアが10月6日の準決勝1のホームチームに割り当てられた。3位決定戦と決勝戦は、準決勝1(イタリア対スペイン)から進んだチームのホームゲームとして行うことがあらかじめ決められた[4]

選手登録

各代表チームは、決勝ラウンド開幕戦の少なくとも10日前に、23人の選手(うち3人はゴールキーパー)からなるチームを届け出る必要がある。ただし、登録された選手が当該チームの初戦の前に明らかに出場が困難となる負傷等を負った場合は、出場選手の差し替えが可能となる[4]

組み合わせ

 
準決勝決勝
 
      
 
10月6日 – ミラノ
 
 
 イタリア1
 
10月10日 – ミラノ
 
 スペイン2
 
 スペイン1
 
10月7日 – トリノ
 
 フランス2
 
 ベルギー2
 
 
 フランス3
 
3位決定戦
 
 
10月10日 – トリノ
 
 
 イタリア2
 
 
 ベルギー1

試合時間はいずれも中央ヨーロッパ夏時間(CEST、UTC+2 )。

準決勝

要約
視点

イタリア対スペイン

さらに見る イタリア, 1 - 2 ...
イタリア[24]
スペイン[24]
GK21ジャンルイジ・ドンナルンマ
RB2ジョヴァンニ・ディ・ロレンツォ
CB19レオナルド・ボヌッチ キャプテンYellow card 30分 Yellow-red card 42分
CB23アレッサンドロ・バストーニ
LB13エメルソン・パルミエリ
CM18ニコロ・バレッラ72分に交代退場 72分
CM8ジョルジーニョ64分に交代退場 64分
CM6マルコ・ヴェッラッティ58分に交代退場 58分
RF14フェデリコ・キエーザ
CF20フェデリコ・ベルナルデスキ46分に交代退場 46分
LF10ロレンツォ・インシーニェ58分に交代退場 58分
交代出場:
DF3ジョルジョ・キエッリーニ46分に交代出場 46分
FW17モイーズ・キーン58分に交代出場 58分
MF5マヌエル・ロカテッリ82分に警告 82分58分に交代出場 58分
MF7ロレンツォ・ペッレグリーニ64分に交代出場 64分
DF4ダヴィデ・カラブリア72分に交代出場 72分
監督:
ロベルト・マンチーニ
Thumb
GK23ウナイ・シモン
RB2セサル・アスピリクエタ45分に警告 45分
CB19アイメリク・ラポルテ
CB3パウ・トーレス
LB17マルコス・アロンソ
CM8コケ75分に交代退場 75分
CM5セルヒオ・ブスケツ キャプテン
CM9ガビ84分に交代退場 84分
RF22パブロ・サラビア65分に警告 65分75分に交代退場 75分
CF11フェラン・トーレス49分に交代退場 49分
LF21ミケル・オヤルサバル89分に警告 89分
交代出場:
FW7ジェレミ・ピノ71分に警告 71分49分に交代出場 49分
MF20ミケル・メリーノ75分に交代出場 75分
MF6ブライアン・ヒル75分に交代出場 75分
MF10セルジ・ロベルト84分に交代出場 84分
監督:
ルイス・エンリケ

ベルギー対フランス

さらに見る ベルギー, 2 - 3 ...
ベルギー[26]
フランス[26]
GK1ティボ・クルトゥワ
CB2トビー・アルデルヴェイレルト
CB3ジェイソン・デナイヤー
CB5ヤン・フェルトンゲン67分に警告 67分
RM21ティモシー・カスターニュ90+2分に交代退場 90+2分
CM6アクセル・ヴィツェル
CM8ユーリ・ティーレマンス70分に交代退場 70分
LM11ヤニック・フェレイラ・カラスコ
RF7ケヴィン・デ・ブライネ
CF9ロメル・ルカク
LF10エデン・アザール キャプテン74分に交代退場 74分
交代出場:
MF17ハンス・ファナーケン70分に交代出場 70分
FW20レアンドロ・トロサール74分に交代出場 74分
FW23ミシー・バチュアイ90+2分に交代出場 90+2分
監督:
スペインの旗 ロベルト・マルティネス
Thumb
GK1ウーゴ・ロリス キャプテン
CB5ジュール・クンデ
CB4ラファエル・ヴァラン
CB21リュカ・エルナンデス
RM2バンジャマン・パヴァール90+2分に交代退場 90+2分
CM6ポール・ポグバ
CM14アドリアン・ラビオ75分に交代退場 75分
LM22テオ・エルナンデス
AM7アントワーヌ・グリーズマン
CF19カリム・ベンゼマ90+7分に交代退場 90+7分
CF10キリアン・エムバペ
交代出場:
MF8オーレリアン・チュアメニ75分に交代出場 75分
DF12レオ・デュボワ90+2分に交代出場 90+2分
MF17ジョルダン・ヴェレトゥ90+7分に交代出場 90+7分
監督:
ディディエ・デシャン

3位決定戦

さらに見る イタリア, 2 - 1 ...
イタリア[28]
ベルギー[28]
GK21ジャンルイジ・ドンナルンマ キャプテン
RB2ジョヴァンニ・ディ・ロレンツォ30分に警告 30分
CB15フランチェスコ・アチェルビ
CB23アレッサンドロ・バストーニ
LB13エメルソン・パルミエリ82分に警告 82分
CM18ニコロ・バレッラ70分に交代退場 70分
CM5マヌエル・ロカテッリ
CM7ロレンツォ・ペッレグリーニ70分に交代退場 70分
RF11ドメニコ・ベラルディ90+1分に交代退場 90+1分
CF9ジャコモ・ラスパドーリ65分に交代退場 65分
LF14フェデリコ・キエーザ90+2分に交代退場 90+2分
交代出場:
FW17モイーズ・キーン65分に交代出場 65分
MF16ブライアン・クリスタンテ70分に交代出場 70分
MF8ジョルジーニョ70分に交代出場 70分
FW10ロレンツォ・インシーニェ90+1分に交代出場 90+1分
MF20フェデリコ・ベルナルデスキ90+2分に交代出場 90+2分
監督:
ロベルト・マンチーニ
Thumb
GK1ティボ・クルトゥワ
CB2トビー・アルデルヴェイレルト63分に警告 63分
CB3ジェイソン・デナイヤー
CB5ヤン・フェルトンゲン キャプテン14分に警告 14分
RM21ティモシー・カスターニュ
CM6アクセル・ヴィツェル56分に警告 56分
CM8ユーリ・ティーレマンス59分に交代退場 59分
LM22アレクシス・サレマーカーズ59分に交代退場 59分
RF17ハンス・ファナーケン
CF23ミシー・バチュアイ
LF11ヤニック・フェレイラ・カラスコ87分に交代退場 87分
交代出場:
MF7ケヴィン・デ・ブライネ59分に交代出場 59分
FW18シャルル・デ・ケテラーレ59分に交代出場 59分
FW20レアンドロ・トロサール87分に交代出場 87分
監督:
スペインの旗 ロベルト・マルティネス
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決勝

要約
視点
さらに見る スペイン, 1 - 2 ...
スペイン[30]
フランス[30]
GK23ウナイ・シモン
RB2セサル・アスピリクエタ
CB19アイメリク・ラポルテ86分に警告 86分
CB12エリック・ガルシア
LB17マルコス・アロンソ
CM9ガビ75分に交代退場 75分
CM5セルヒオ・ブスケツ キャプテン
CM16ロドリ84分に交代退場 84分
RF11フェラン・トーレス84分に交代退場 84分
CF22パブロ・サラビア61分に交代退場 61分
LF21ミケル・オヤルサバル
交代出場:
FW7ジェレミ・ピノ61分に交代出場 61分
MF8コケ75分に交代出場 75分
MF20ミケル・メリーノ84分に交代出場 84分
MF18パブロ・フォルナルス84分に交代出場 84分
監督:
ルイス・エンリケ
Thumb
GK1ウーゴ・ロリス キャプテン
CB5ジュール・クンデ55分に警告 55分
CB4ラファエル・ヴァラン43分に交代退場 43分
CB3プレスネル・キンペンベ
RM2バンジャマン・パヴァール79分に交代退場 79分
CM6ポール・ポグバ46分に警告 46分
CM8オーレリアン・チュアメニ
LM22テオ・エルナンデス
AM7アントワーヌ・グリーズマン90+2分に交代退場 90+2分
CF19カリム・ベンゼマ
CF10キリアン・エムバペ90分に警告 90分
交代出場:
DF15ダヨ・ウパメカノ43分に交代出場 43分
DF12レオ・デュボワ79分に交代出場 79分
MF17ジョルダン・ヴェレトゥ90+2分に交代出場 90+2分
監督:
ディディエ・デシャン
マン・オブ・ザ・マッチ
フランス カリム・ベンゼマ[31]
副審[32]
ゲイリー・ベズウィック ( イングランド)
アダム・ナン ( イングランド)
第4の審判員:
クレイグ・ポーソン ( イングランド)
補助副審:
スチュアート・バート ( イングランド)
ビデオ・アシスタント・レフェリー (VAR)
スチュアート・アトウェル ( イングランド)
アシスタント・ビデオ・アシスタント・レフェリー (AVAR)
クリス・カヴァナ英語版 ( イングランド)
リー・ベッツ ( イングランド)
ポール・ヴァン・ボーケル英語版 ( オランダ)

試合形式[4]

  • 90分(前後半45分)
  • 同点の場合は30分(前後半15分)の延長戦
  • なお同点の場合はPK戦
  • ベンチ入りは23人(先発11人+サブメンバー12人)
  • 選手交代は5人まで(交代機会はハーフタイムを除いて3回)。延長戦に入った場合は6人目の交代を認める。
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出典

外部リンク

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