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辻子依旦
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辻子 依旦(つじこ よりかつ、1984年1月7日[1] - )は、日本の実業家、レーシングドライバー、馬主。
京都府京都市に本社を置く、「にゃんこ大戦争」をはじめとするスマホゲームの開発などを手がけるポノス株式会社の代表取締役社長を務める。
経歴
1984年、京都府出身[1]。高校卒業後イギリスの大学へ留学し機械工学を学んだ[4]。当初は現地で働く予定であったが、父の病気により帰国し日本でカーディーラーに2年ほど勤めたあと、父の創業したポノス株式会社に就職した[4]。その1か月後に父が死去し、それから半年後に会社の代表に就任した[4]。
レーシングドライバーとして
要約
視点
ポノスがかねてよりF1世界選手権などでスポンサーを務めてきた一方、幼い頃からモータースポーツを好みレーシングチームへの憧れがあったという辻子は、チームGAINERで総監督を務めたほか、自らドライバーとして多くの大会にも出場経験がある[3]。
2021年にトムスが主宰する「フォーミュラ・カレッジ」からフォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップに参戦を開始。本業の都合で出場できないラウンドは可能性のある若手ドライバーを起用し、参戦した。また、同年には同じく実業家であり、CARGUY Racingを運営する木村武史等と共にCOMET RACINGを発足[5]。同チームでスーパー耐久やGTワールドチャレンジ・アジアに参戦[6]、2022年のGTワールドチャレンジ・アジアでの鈴鹿ラウンドのレース2で総合優勝。アマチュアドライバーコンビでのGT3の国際格式レースでの総合優勝は史上初の快挙であった[7]。
2023年5月23日には、自らレーシングチーム「PONOS RACING」を立ち上げ[3]、総監督を務める[2]傍らル・マン24時間レースにケイ・コッツォリーノ、横溝直輝の2名ともに参戦した[3]。2024年現在はSUPER GT・GT300クラスやFIA-F4選手権などに参戦しており、FIA-F4では佐藤凛太郎(佐藤琢磨の息子)などが在籍している。
フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズチャンピオンシップ
GTワールドチャレンジ・アジア
ル・マン24時間レース
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馬主活動と主な所有馬

日本中央競馬会(JRA)および地方競馬全国協会(NAR)に登録している馬主としても知られる。勝負服の柄は黄、青星散、青袖黄星散、冠名には「ヨリ」を用いる。
馬主になったきっかけは、「競馬の奥深さに、当事者として触れてみたかった」ことであるという[8]。勝ちたいレースは天皇賞としている[8]。JRAでの所有馬の初出走は2020年10月。2023年3月の弥生賞ディープインパクト記念でヨリマルがJRA重賞初出走を果たし、2024年5月の青葉賞でキタサンブラックの半弟であるシュガークンで重賞初制覇。日本ダービーへの出走も果たしている。所有馬の騎手は武豊、藤田菜七子などを起用する機会が多い[9]。
主な所有馬
- 重賞競走優勝馬
脚注
参考文献
外部リンク
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