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アメリカの映画作品 ウィキペディアから
『ジオストーム』(Geostorm)は、2017年にアメリカ合衆国で公開されたSF災害映画。監督はディーン・デヴリン、主演はジェラルド・バトラーが務めた。
ジオストーム | |
---|---|
Geostorm | |
監督 | ディーン・デヴリン |
脚本 |
ディーン・デヴリン ポール・ギヨー |
製作 |
デヴィッド・エリソン ディーン・デヴリン ダナ・ゴールドバーグ |
出演者 |
ジェラルド・バトラー ジム・スタージェス アビー・コーニッシュ アレクサンドラ・マリア・ララ ダニエル・ウー エウヘニオ・デルベス アムール・ワケド アデペロ・オデュイエ エド・ハリス アンディ・ガルシア |
音楽 | ローン・バルフ |
主題歌 | B'z「Dinosaur」(日本語吹替版) |
撮影 | ロベルト・シェイファー |
編集 |
ロン・ローゼン クリス・レベンゾン ジョン・ルフーア |
製作会社 |
スカイダンス・メディア エレクトリック・エンターテインメント ラットパック・エンターテインメント |
配給 | ワーナー・ブラザース |
公開 |
2017年10月20日 2018年1月19日 |
上映時間 | 109分[1] |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $120,000,000[2] |
興行収入 |
$221,600,160[2] $33,700,160[2] $65,667,015[2] 12.4億円[3] |
※括弧内は日本語吹替
2014年4月11日、ジェラルド・バトラーがディーン・デヴリン監督の新作で主演を務めることになったと報じられた[7]。7月7日、本作のプリ・プロダクションがスタートした[8]。8月15日、ジム・スタージェス、アビー・コーニッシュ、エド・ハリス、アンディ・ガルシアの起用が発表された[9]。19日、アレクサンドル・マリア・ララが本作に出演することになったという報道があった[10]。9月26日、キャサリン・ウィニックの出演が決まった[11]。10月8日、エウヘニオ・デルベスがキャスティングされたと報じられた[12]。
当初、本作の製作費は8100万ドルを予定していた[13]。本作の主要撮影は2014年10月20日にルイジアナ州ニューオーリンズで始まり[14]、2015年2月10日に終了した[15]。劇中のNASAでのシーンは、実際にNASAの施設を借り受けて撮影されたものである[16][17]。
2015年12月に行われたテスト・スクリーニングでの評判が著しく悪かったため、ワーナーとスカイダンスは1500万ドルを投じて再撮影を行うことになった。ジェリー・ブラッカイマーをプロデューサーに迎え、再撮影分の脚本はレータ・カログリディス、演出はダニー・キャノンが担当することとなった。[18]。
ワーナー・ブラザース映画は本作のコマーシャルのためにドッキリを仕掛けた。ニューヨークのとある区画を貸し切り、その区画が大寒波に襲われて凍り付いたかのように装飾したのである。ドッキリに協力しているタクシードライバーが客を乗せてしばらくすると「ニューヨークを突如として大寒波が襲いました」という偽のニュース速報が流れ、その後に装飾した区画に入るというものであった。最初は半信半疑であった乗客も精巧な装飾を目にして慌てふためくこととなった。その動画は2017年10月16日にYouTube上で公開された[19][20]。
日本ではサンリオキャラクターの『ぐでたま』[21]、東京都台東区東上野にある銭湯『寿湯』[22]とのコラボも実施。レジェンド松下の実演販売を取り入れた予告動画もYouTube上で公開された[23]。
当初の予定では、本作の全米公開日は2016年3月25日になっていた[24]。しかし、2014年8月、ワーナーは本作を公開スケジュールから引き上げ、その日には『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』を公開すると発表した[25]。12月11日、ワーナーが本作の全米公開日を2016年10月21日に再設定したと報じられた[26]。2015年9月、ワーナーが本作の全米公開日を2017年1月13日に延期することを決めたと報じられた[27]。2016年6月、ワーナーは本作の公開日を再度延期し、2017年10月20日に全米公開すると発表した[28]。
本作はマデアおばさんシリーズの新作『タイラー・ペリーのまた出たぞ〜! マデアのハロウィン2』、ジョー・ネスボの小説を映画化した『スノーマン 雪闇の殺人鬼』、ジョセフ・コシンスキー監督の新作『オンリー・ザ・ブレイブ』、宗教映画『奇跡の絆』と同じ週に公開され、公開初週末に1000万ドルから1200万ドルを稼ぎ出すと予想されている[29]。2017年10月20日、本作は全米3246館で封切られ、公開初週末に1370万ドルを稼ぎ出し、週末興行収入ランキング初登場2位となった[30]。
本作は批評家から酷評されている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには49件のレビューがあり、批評家支持率は10%、平均点は10点満点で3.4点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は、「印象に残る特殊効果や練り上げられた登場人物、感動的な物語が欠けている。『ジオストーム』は壮大な規模の災害映画として製作されたはずなのだが、完成品は映画災害とも言うべきものになってしまった。」となっている[31]。
また、Metacriticには19件のレビューがあり、加重平均値は21/100となっている[32]。なお、本作のCinemaScoreはB-となっている[33]。
一方で、日本のAmazonにおけるユーザー評価は、5段階評価で4.0点前後であり、日本人からはおおむね高評価となっている。
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