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かつて存在した三菱グループの石油元売企業 ウィキペディアから
三菱石油株式会社(みつびしせきゆ、英: Mitsubishi Oil Co., Ltd.)は、かつて存在した三菱グループの石油元売企業。現在のENEOSの前身の一つ。
種類 | 株式会社 |
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市場情報 |
大証1部(廃止) 5004 1954年12月1日 - 1999年3月25日上場 |
略称 | 三菱、MOC |
本社所在地 |
日本 〒105-8457 東京都港区虎ノ門一丁目2番6号 |
設立 | 1931年(昭和6年)2月11日 |
業種 | 石油・石炭製品 |
事業内容 |
1. 石油類及びその副産物の探鉱、開発、精製、売買、貯蔵並びに輸送 2. 各種石油化学工業 3. 原子燃料、石炭、天然ガス、その他石油代替エネルギーに関する事業他重電システム |
代表者 | 泉谷 良彦(代表取締役社長) |
資本金 | 836億円 |
売上高 | 1兆732億円 |
従業員数 | 2,114名 |
決算期 | 3月 |
外部リンク | http://www.inter-g7.or.jp/moc/ |
特記事項:各種経営指標は1998年3月期のもの。但し売上高は1997年3月期。 |
三菱合資会社、三菱鉱業(現・三菱マテリアル)、三菱商事の三菱財閥3社とアソシエイテッド・オイルの合弁により設立。日本の石油会社において初の外資提携であった。
アソシエイテッド・オイルは1901年にサンフランシスコで設立されており、1926年にタイド・ウォーターと合併してタイドウォーター・アソシエイテッド・オイルとなり(株主はサザン・パシフィック鉄道とスタンダード・オイル)、1936年にはタイドウォーター・アソシエイテッド・オイルと改称してゲティ・オイルの傘下となる。1956年にタイドウォーターに改称し、さらに1967年にはゲティ・オイルに買収されるが、同社は1984年にテキサコに買収された。それを契機にテキサコとソーカルの合弁会社であった、カルテックス(いずれも現在のシェブロン)と提携関係にあった日本石油と提携し、その後の合併への足がかりともなった。
スタンドの看板は、1990年代の中盤まで白地に赤いスリーダイヤの丸い看板であったが、三菱商事石油(現・三菱商事エネルギー)との混同を避けるため橙地に黄色の縦長長方形に変更された。
1999年(平成11年)4月1日に日本石油と合併し日石三菱株式会社(にっせきみつびし、略称:NMOC)となった。同社は2002年(平成14年)6月27日に新日本石油株式会社に社名を変更し(略称は新日石、英文社名は合併前の日石のものに復した)、社名から三菱の名は消えた。橙地の看板については2001年にENEOSに統一されるまで使用された[注釈 1]。
なお、三菱合資会社の岩崎小弥太と日本石油の水田政吉元社長は学寮の先輩後輩の関係にあり、岩崎は三菱石油設立に当たり水田を通じて日本石油から了解を得ていた[1]。
ここでは旧三菱石油時代のテレビコマーシャル出演者、およびスポンサー番組について示す。
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