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ENEOS

日本の総合エネルギー企業 ウィキペディアから

ENEOS
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ENEOS株式会社(エネオス、: ENEOS Corporation)は、東京都千代田区大手町に本社を置く、石油製品の精製および販売等を行う企業持株会社ENEOSホールディングスの傘下であり日本の石油元売として最大手[1]、世界では第6位の規模を持つ。ENEOSグループの中核企業である。三菱石油の流れを汲むことから三菱グループに属する。

概要 種類, 市場情報 ...
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概要

要約
視点

社名の「ENEOS」は、2001年に当時の日石三菱が「NISSEKI(日本石油)」、「三菱石油」に代わるガソリンスタンドの新ブランドとして制定したものである。日石三菱は2002年新日本石油に社名変更した。

2010年(平成22年)4月、新日本石油と業務提携関係にあったジャパンエナジーの持株会社である新日鉱ホールディングス(JX日鉱日石金属→JX金属)が経営統合し、共同持株会社のJXホールディングスが発足した。そして、同年7月にグループ内の再編により、新日本石油が行っていた子会社管理等の管理事業をJXホールディングスへ、石油開発事業をJX日鉱日石開発(現・JX石油開発)へそれぞれ継承すると共に、新日本石油が新日本石油精製とジャパンエナジーを吸収合併して、JX日鉱日石エネルギーに商号変更した。そして、経営統合から5年半が経過した2016年1月、JXブランドが浸透したため、「日鉱日石」を商号から外し、JXエネルギーに商号変更した。

2017年4月、親会社のJXホールディングスは東燃ゼネラル石油株式交換により子会社化し、JXTGホールディングスに商号を変更した。同時に、JXエネルギーは東燃ゼネラルを吸収合併し、商号をJXTGエネルギーに変更した。2020年6月にはJXTGグループ(グループ名もENEOSグループに変更)の運営体制の変更に伴い、ENEOS株式会社に商号変更された。

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日石横浜ビル横浜みなとみらい地区

石油元売の一つであるコスモ石油とは業務提携関係にあり、原油調達・石油精製・物流潤滑油の各部門で1999年より提携している[2]2004年には、互いに相手方の対象特許を使用して燃料油の製造・販売することを可能とするクロスライセンス契約を締結した[3]。これらのほか、2002年には出光興産と精製部門で提携[2]2006年にはジャパンエナジーと開発・精製・物流・燃料電池・技術開発の分野における業務提携を結んだ[4]。日本国外の企業では大韓民国SKと提携関係にあり、中華人民共和国中国石油天然気集団公司と協力関係にある。

メインバンクは、旧新日本石油の前身である日本石油時代からの流れによりみずほ銀行[注 1] で、他に取引行として三井住友銀行[注 2]三菱UFJ銀行があるが、旧日本石油と旧三菱石油が合併した流れから、三菱グループの一員であり、親会社のENEOSホールディングスは三菱金曜会と三菱広報委員会に所属している。また、旧日産コンツェルン系の春光グループの一員でもあり、春光会の会員企業でもある。

社長は、NOE発足以降、3代続けて新日石側から出している(同様に、HDおよびNMMは新日鉱出身者、NEXは新日石出身者からいずれも3代続けて出している)。JXTGエネルギーに改称後は、JXエネルギーの杉森務社長(日本石油出身)は社名変更後もそのまま留任し、代表権のある副社長は、東燃ゼネラル石油の代表権のある副社長で同社子会社のEMGマーケティング合同会社(同社は、2017年1月1日に東燃ゼネラルに吸収合併され消滅)社長(正確には、代表社員職務執行者を社長として扱っていた)だった廣瀬隆史(東燃ゼネラルの前身のひとつであるモービル石油出身)が就任する形を取った。

2017年9月5日、エネオス、エッソモービルゼネラルの4ブランドを統合し、ブランド名をエネオスに統一すると発表[5][6][7]2018年10月より旧東燃ゼネラル石油の3ブランド[注 3] は「ENEOS」もしくは「ENEOS EneJet」として、2019年6月末までに全て統合された。

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事業内容

JXグループ(現・ENEOSグループ)の中核事業会社の一つとして発足した当社は、石油精製・販売部門を手がける。主な製品は、燃料油ガソリン軽油灯油ジェット燃料重油など)やアスファルト液化石油ガス潤滑油(製品名は旧日本石油時代からの名称を使用している)といった石油製品や、ベンゼントルエンキシレンナフサなどの石油化学製品である。

石油・石油化学以外のエネルギー事業では、液化天然ガス石炭の輸入販売や燃料電池エネファームの開発を進めるほか、製油所・製造所併設の発電所や油槽所に設置した風力発電設備などを使用した電力卸供給事業(IPP)や電力小売事業(PPS)を展開している。

ブランド

ENEOS

ENEOS(エネオス)」は、サービスステーション等のブランド名で、「ENERGY(エネルギー)」とギリシア語で「新しい」意を表す「νέος(NEOS、ネオス)」を組み合わせた造語であるが、CMで流れているとおり「エネルギーをステキに」という願いも込められている。

旧日石三菱時代の2001年(平成13年)に、それまでの「NISSEKI(日本石油)」、「三菱石油」ブランドに代わる新ブランドとして制定された。2008年九州石油が展開していた「STORK」ブランドを併合。さらにJX日鉱日石エネルギーの発足後は、ジャパンエナジーが展開していた「JOMO」ブランドも併合された。キャッチコピーは、「エネルギーを、ステキに。ENEOS」(2008年7月 - 2018年頃)→「とどけ!熱いエネルギー ENEOS」(2020年現在)。

旧日本石油(NiSSEKI)のマークであった「サンライズマーク」はENEOS発足後ほぼ淘汰されたがグループ企業の「ENEOSトレーディング株式会社」が運営するサンライズゴルフセンターのトレードマークとして存続している[8]

ENEOS EneJet

東燃ゼネラル石油2001年より「Express」の名称で運営していたエッソゼネラルモービルセルフスタンド2018年10月に転換した事業。

サービス

DrDrive

Dr.Drive(ドクタードライブ[9])とは、日本石油元売最大手、ENEOSが全国の特約店のサービスステーションで展開する自動車ケアサービスである。

日石三菱時代の2001年に業界初のサービスが開始されたが、1990年代後半には旧日本石油で既に店舗ブランドとして導入されていた。旧ジャパンエナジーでは同様のサービスとして1999年よりValue5を展開していたが、2010年の合併に伴いこれもDr.Driveに統合された[10]。2014年にロゴが現在のものにリニューアルされた。

車検タイヤ交換、エンジンオイルを初めとする各種油脂類の交換など、自動車の整備全般を取り扱っており、取り扱い店舗にはDr.Driveの看板が掲げられている。スタンドの種類はフル・セルフ問わず展開している。

しかし最近は、これまでDr.Driveの看板を掲げていた店舗が改装により再び従来のカラーリングに戻し、Dr.Driveの名称がSS名から削除されるといった動きもある。

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事業所

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旧本社(JXビル

本社・支店

製油所・製造所

括弧内は1日あたりの原油処理能力。

油槽所・その他

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喜入石油備蓄基地
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グループ会社

要約
視点

※旧法人名も含め、全て株式会社である。

石油備蓄部門

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石油精製・化学部門

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石油輸送部門

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設備・工事部門

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石油製品販売・流通部門

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流通部門

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その他石油関連製品の製造・販売部門

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沿革

要約
視点

2010年新日本石油新日本石油精製ジャパンエナジーの3社を統合し発足した。前身の1つである新日本石油株式会社は、2002年に日石三菱株式会社が商号を変更して発足したが、さらに前身となる日石三菱は、1999年日本石油株式会社が三菱石油株式会社を合併して発足した会社である。

  • 2008年12月4日 - JOMOブランドを展開する新日鉱ホールディングスとの経営統合を発表し、覚書を締結。
  • 2009年10月30日 - 新日鉱ホールディングスとの経営統合契約を締結。2010年4月1日付けで共同持株会社『JXホールディングス(現・ENEOSホールディングス)』を設立。
  • 2010年
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    JX日鉱日石エネルギー→JXエネルギー時代のシンボルマーク
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    JX日鉱日石エネルギー時代のロゴ
    • 7月1日 - 新日本石油が新日本石油精製・ジャパンエナジーを合併し、商号をJX日鉱日石エネルギー株式会社に変更。同時に旧会社が展開していたカード(ENEOSカード(旧・新日本石油発行分)、JOMOカードなど)のENEOS・JOMO相互利用を一部のスタンドを除いて開始。あわせて、JOMOのスタンドでもTポイントが利用可能となった(この時はENEOSスタンドと共にTポイントの付与のみで、貯まったTポイントの利用は不可であった)。
    • 9月30日 - 「ENEOSカード」への統合に伴い、「JOMOカード(ライト・プラス)」の新規受付を終了。
    • 10月1日 - 当社(当時のJX日鉱日石エネルギー)発行分の「ENEOSカード」の新規受付を開始。ユーザーのニーズに合わせ、キャッシュバック特典付の「ENEOSカード C」、ポイント機能付の「ENEOSカード P」、ガソリン・軽油・灯油の一律値引きとポイント機能を兼ね備えた「ENEOSカード S」の3種類となり、発行元も三菱UFJニコスから旧・JOMOカード発行元であったトヨタファイナンスに変更された。合わせて、旧新日本石油発行分の「ENEOSカード」の一部制度変更も行われた。
    • 11月1日 - 旧新日本石油が展開していた自動車用オイル「ENEOSオイル」のラインナップを刷新し、100%化学合成油の「ENEOSプレミアムモーターオイル SUSTINA(サスティナ)」など18銘柄を発売。なお、新「ENEOSオイル」はJOMOのスタンドでも従来の「JOMOドリーマー」に替わって販売される。
  • 2011年
  • 2012年
    • 2月7日 - 水島製油所において、倉敷海底トンネル事故発生。死者5名を出す惨事となる。
    • 4月1日 - ENEOSスタンドにおけるTポイント利用サービスを開始。併せて、一部のENEOSスタンドにおいてクレジット機能無しの「ENEOS Tカード」の発行も開始[注 4]
    • 8月5日 - 水島製油所A工場で火災発生。製品用の潤滑油の原料を精製する第2真空蒸留プラントが7時間半に渡って燃え続けた。
  • 2013年
    • 2月1日 - 当社子会社の一光と鈴与商事の子会社である鈴与エネルギーが株式移転を行い、当社と鈴与商事が共同で出資する持株会社としてJ&Sフリートホールディングスを設立(同年10月1日に株式移転によって同社傘下となった一光と鈴与エネルギーが合併し、ENEOSウイングとなる)。
    • 10月31日 - 住宅設備・建材メーカーのLIXILと業務提携契約を締結。
  • 2016年
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    JXエネルギー時代のロゴ
  • 2017年
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    JXTGエネルギー時代のロゴ
    • 4月1日 - 東燃ゼネラル石油とJXグループの経営統合に伴い、東燃ゼネラル石油を吸収合併し、JXTGエネルギー株式会社(英語名称:JXTG Nippon Oil & Energy Corporation)に商号変更[11]。なお、合併後も両社の「ENEOS」・「ゼネラル」・「Express」の3ブランドは維持され、エクソンモービルとのライセンス契約をJXTGエネルギーが継承したことにより、「Esso」・「Mobil」ブランドも維持される。
    • 9月6日 - 旧東燃ゼネラル石油の「ゼネラル」・「Express」ブランド、エクソンモービルとのライセンス契約で使用している「Esso」・「Mobil」ブランドを「ENEOS」ブランドに統一することを発表[5]
  • 2018年
    • 1月15日 - 前述のSSブランド統合の完了時期を2019年7月とし、「ENEOS」ブランドと「Esso」・「Mobil」・「ゼネラル」ブランドのクレジットカードの相互乗り入れ、「Express」ブランドを継承したセルフSSブランド「EneJet(エネジェット)」の展開などを発表[12]
    • 6月1日(米国時間) - 子会社のアイエスジャパンの全株式を富士フイルムへ譲渡[13][14](なお、アイエスジャパンは2019年4月1日付で富士フイルム和光純薬へ吸収合併された)。
    • 11月22日 - タイムズ24との連携で、グループ会社のENEOSフロンティアが運営する千葉県流山市の「ENEOS」にタイムズ24が運営するカーシェアリングサービス「タイムズカープラス」のトライアル運用を開始[15]
    • 12月18日 - 中央石油販売が運営する埼玉県春日部市の「ENEOS」にOKULABが展開する「BALUKO LAUNDRY PLACE」を設置し、コインランドリー併設事業のトライアルを開始[16]
  • 2019年
    • 2月1日 - 「ENEOS都市ガス」のブランド名で家庭向け都市ガス事業に参入(一部地域を除く東京ガスの供給エリアが対象)[17]
    • 4月1日 - 子会社のENEOSサンエナジーが担っていた航空給油事業を同社子会社のEASへ統合。EASはENEOSスカイサービスへ商号変更され、当社の子会社へ移行する[18]
    • 7月1日 - 「Esso」・「Mobil」・「ゼネラル」ブランドを「ENEOS」ブランドへ統一完了。EneKeyの発行開始。
  • 2020年
    • 4月1日 - 知多石油株式会社を合併。
    • 6月25日 - ENEOS株式会社(英語名称:ENEOS Corporation)に商号変更[19]
    • 7月 - SS取扱のガソリンエンジンオイルが最新の国際規格(API/SP、ILSAC/GF-6)の認証取得(一部対象外あり)に伴ってリニューアルされ、「ENEOSオイル」は100%化学合成油グレードを「ENEOS X PRIME(エネオス エックス プライム)」に、部分合成油グレードを「ENEOS X」にそれぞれ名称を変更。併せて、「Mobilオイル」も合成油の「Mobil 1」や「Mobil Super/Super 3000」、部分合成油の「Mobil Super/Super 2000」、高級鉱物油の「Mobil Super 1000」、汎用鉱物油の「Mobil Special」の15銘柄がリニューアルされた[20]
    • 9月1日 - 「ENEOSカーリース」のブランド名でカーリース事業を立ち上げ、東京都・埼玉県・栃木県の「Dr.Drive」セルフSS6ヶ所で実証を開始[21]
    • 9月18日 - トライアルを実施していたコインランドリー併設事業を「ENEOS Laundry」として本格展開を開始(同日にトライアル1号店であった春日部を「ENEOS Laundry」へブランド転換し1号店として開業)[22]
  • 2021年
    • 4月1日 - 「ENEOSカーリース」の全国展開を開始[23]。JXビジネスサービス株式会社を合併。
    • 10月1日 - 販売部門のバックオフィス機能をアイネットとの合弁会社であるENEOSデジネットとして分社化[24]
  • 2022年
    • 3月31日 - この日をもって「Mobil 1」をはじめとする「Mobil」ブランドの取り扱いを終了。「ENEOS」ブランドに一本化される。
    • 4月1日 -
    • 6月6日 - 日本電気より電気自動車充電設備を用いたEV充電サービス事業を承継し、一部を除くEV充電器の運営を開始[27]
    • 7月1日 - スマートフォン向けアプリ「ENEOSサービスステーションアプリ」の提供を開始。給油設定(油種・給油量又は給油金額)、クーポン、QR・バーコード決済(モバイルEneKey)、利用履歴、ポイントカード連携の機能を備えており、注文から決済までの一連の作業をアプリ上にQRコードを表示させて店頭の端末に読み取ることで全て完了させることが可能となる[28]
    • 10月1日 - 知多事業所の石油化学製品製造設備を出光興産に譲渡。当該設備は同社の愛知事業所(旧・愛知製油所)に統合され、愛知事業所北浜地区となる。
    • 11月21日 - EV経路充電サービス「ENEOS Charge Plus」を開始し、同日より埼玉県と東京都のSS2ヶ所に急速充電器を設置[29]
  • 2023年4月1日 - 再生可能エネルギー事業のうち、太陽光・陸上風力・洋上風力発電事業及び関連事業をグループ会社のジャパン・リニューアブル・エナジーへ移管[30]
  • 2024年4月1日 - ENEOSグループ内での運営体制見直しに伴い、機能材事業をENEOSマテリアルへ、再生可能エネルギー事業をジャパン・リニューアブル・エナジー(同日付でENEOSリニューアブル・エナジーへ商号変更)へそれぞれ事業統合するとともに、電気・都市ガス事業をENEOS Powerとして分社化し、これら3社をENEOSホールディングスの直接傘下へ移行[31]
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CM

要約
視点
キャラクター
  • エネゴリ
  • エネグマ(2022年現在は登場していない。)
出演タレント

現在

歴代出演タレント

新日本石油時代の出演者についてはこちらを、日本石油時代の出演者についてはこちらを、三菱石油時代の出演者についてはこちらを、共同石油・ジャパンエナジー時代の出演者についてはこちらを、東燃ゼネラル石油・エッソ石油・モービル石油時代の出演者についてはこちらを参照。

※声のみ

コマーシャルソング

旧日本石油のコマーシャルソングとして、冬季のストーブ用灯油のCMでの『日石灯油だもんネ』(作詞:五木寛之、作曲:越部信義)がある。この曲は、三菱石油との合併後も歌詞の一部を変更して(日石灯油→日石三菱→ENEOS灯油)引き続き使用されている。

提供番組

ここではJXに統合された2010年7月以降のスポンサー番組のみ掲載する。新日本石油時代のスポンサー番組についてはこちらを、日本石油時代のスポンサー番組についてはこちらを、三菱石油時代のスポンサー番組についてはこちらを、共同石油・ジャパンエナジー時代のスポンサー番組についてはこちらを参照。

太字は単独提供番組。スポンサークレジットは「ENEOS」となる。 ☆は公式サイトに掲載されている正式の提供番組となる。 ●は2020年10月からは絨毯つきのカラー表示。

テレビ

2010年7月の統合以降、JXグループ発足からのスポンサークレジットはブランド名の「ENEOS」に変更されている。CM本編には社名の「ENEOS株式会社」とそのロゴ(CI)が表示されている。

現在

過去

  • 水曜ドラマ(日本テレビ系、2012年4月 - 2014年3月)※「天才!志村どうぶつ園」から移動
ラジオ

2010年7月以降、イチローか竹内のどちらかが出演する内容のCM(経営統合をPRするもの)を放送するパターンが増えた。なお同年10月以降は新日本石油時代から提供していたエネファーム(ENEOS時代から引き続き、水川が出演)のCMが追加された。

2020年10月現在

過去

ENEOS株式会社(エネオス)

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スポーツ関連事業

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LEXUS TEAM Le Mans ENEOS

公式スポンサー

不祥事

コンプライアンス違反など

煤塵データ虚偽記載問題

  • また、この件を受けて、同社が煤塵濃度の測定について、同社ならびにグループ会社に対して実態調査を実施したところ、和歌山石油精製海南工場(和歌山県海南市)に於いて、40年以上にわたり測定が未実施となっていたことが判明した[35]

液化石油ガスタンクの保安検査での虚偽報告

  • 2012年7月、水島製油所において、2000年以降に実施した保安監査で、液化石油ガス(LPG)のデータに虚偽記載が行われていたことが明らかになった。内容としては、無届での補修工事や、補修前のデータを実際より優良であるかのように誤認させるなどであった。同年6月に安全基準に適合しないタンクが発見されたことで、虚偽記載が判明。同社は、問題のタンク並びに、これと関連を持つ製造装置について、安全が確認されるまで使用停止とした[36][37]

無許可で工事

  • 2023年6月、経済産業省はENEOS川崎製油所に対し高圧ガス保安法に基づく完成検査の認定を取り消す行政処分を行った[38]。川崎製油所は2012年以降、同法に基づく設備変更届や完成後検査なしに設備稼働させ、また同様の法令違反を繰り返していた。エネオスは「許可や届け出が必要と認識していなかった」[39][40]

不適切行為(セクハラ)

  • 2022年8月12日付で、会長の杉森務がENEOSホールディングス、日本経団連、石油連盟などの要職を辞任した。辞任理由は当初「一身上の都合」とされていたが、2022年の7月1日の夜、沖縄の得意先である石油販売会社の幹部らとともに利用した、沖縄県那覇市の中心部にある歓楽街・松山の高級クラブでの事件が原因であると2022年9月に報道され、ENEOSホールディングスも公式にそれを認めた[41]。報道によると、女性ホステスの胸をもみ、首を絞めるような格好をキスを強要するなどの不適切な行為を2時間近く続けたほか、ホステスのドレスを強引に脱がせたことで肋骨を骨折する全治2週間のけがを負わせた。被害者はPTSDのような症状に悩まされているという[42]
  • 2023年12月に社長の斉藤猛が、懇親の場において、酒に酔い女性に抱きつくなどの不適切行為を行ったとして解任された[43]。トップが2代続けてセクハラ行為により交代する形となった[42]
  • 2024年2月21日、再生エネルギー事業を行うENEOSグループ企業、ジャパン・リニューアブル・エナジー(JRE)会長の安茂が、懇親の場で女性の体を触るセクハラを行ったとして解任された[44][45]。エネオスHDグループの幹部が3年連続でセクハラにより退任したこととなる[45]
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脚注

関連項目

外部リンク

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