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静岡県を通る一般国道 ウィキペディアから
国道150号(こくどう150ごう)は、静岡県静岡市清水区から御前崎市を経由して、浜松市中央区に至る一般国道である。
静岡県の内陸を通過する国道1号に対し、駿河湾・遠州灘を沿うように大きく南に迂回する経路を取る。
起点の静岡市清水区から、駿河湾沿いに位置する、焼津市、牧之原市、御前崎市などを経由し、終点の浜松市中央区に至る路線である。
一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。
起点について、当初は国道1号駿河大橋(安倍川)西詰の丸子新田交差点(手越原I.C交差点)にあった[4]が、1981年(昭和56年)に静岡市の広野交差点から清水市[注釈 2]までの静岡県道26号静岡久能清水線の一部および静岡県道204号大谷用宗線を編入し[5]、起点も清水市[注釈 2]に変更された。その後も枝状に分かれることとなった広野交差点から丸子新田交差点までの区間も国道150号として扱われていたが、2005年(平成17年)に静岡市へ移管された[注釈 6][5]。これにより、起点側で国道1号とは直接接続することはなくなった。
静岡市の大崩海岸の断崖を通っていた旧道区間は、その名の通り何度も土砂災害に見舞われて、ルートを変遷させてきた[6]。この区間は、バイパスである新日本坂トンネルの開通によって国道が移り、2004年(平成16年)に海上高架区間があった旧道は静岡県に移管されて静岡県道416号静岡焼津線に替わった[7][6]。
静岡市・焼津市の「バイパス」区間および御前崎市内は概ね4車線化されている。
静岡市の久能街道や牧之原市南部では駿河湾を望めるほど海岸に近接している。安倍川、大井川、天竜川を渡る。
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