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Nintendo Switch専用ゲームソフト ウィキペディアから
『ARMS』(アームズ)は、任天堂より2017年6月16日に発売されたNintendo Switch用対戦型格闘ゲーム[5][2]。
ジャンル |
格闘スポーツ[1] 対戦格闘ゲーム[2] |
---|---|
対応機種 | Nintendo Switch |
開発元 |
任天堂 バンダイナムコスタジオ(開発協力) |
発売元 | 任天堂 |
プロデューサー | 矢吹光佑[3] |
ディレクター |
佐藤賢太 石川雅祥 軸丸慎太郎[4] |
音楽 |
朝日温子 岩田恭明[4] |
人数 | 1 - 4人 |
メディア |
Switchゲームカード ダウンロード販売 |
発売日 |
2017年6月16日[5][6][7][8][9] 2017年12月1日[10] 2018年4月12日[11] |
最新版 | Ver.5.4.1/ 2022年11月15日[12] |
対象年齢 |
CERO:A(全年齢対象)[5] ESRB:E10+(10歳以上)[6] PEGI:12[7] USK:6(6歳未満提供禁止)[13] ACB:PG[8] GSRR:6+[14] |
コンテンツアイコン |
ESRB:Cartoon Violence PEGI:Violence ACB:Mild violence, online interactivity |
売上本数 |
47万本(2018年3月時点)[15] 272万本(2022年12月末時点)[16] |
その他 | Nintendo Switch Online対応 |
腕がバネのように伸縮するキャラクターを操作して対戦を行うゲーム。同ジャンルのゲームでは対戦画面が横視点のものが主流だが、本作は操作キャラクターの背後からの視点で表示され、3D空間での距離感を意識した戦いが展開される。
Nintendo Switch(以下、Switch)の様々な操作方法に対応しているが、その中で、Switchのコントローラ「Joy-Con」2本を両手に持ち親指を立てた状態で握る持ち方を「いいね持ち」と呼んでいる[17]。この「いいね持ち」では、Joy-Conを前後左右に傾けて移動、片方の手を前に出すとパンチ、手をひねるとパンチの軌道が曲がる、など、直感的な操作でキャラクターを動かすことができる。また、操作時のボタン配置やJoy-Conの感度は任意で変更できる[18][19]。
本作は現実世界の地球と似て非なる世界を舞台としており[31]、各地で暮らす人々の中には、腕がバネのように伸縮する能力を持つ者たちがいる。彼らのそうした能力は「ARMS能力」と呼ばれている[32]。ARMS能力の保持者は虹彩が螺旋の形状をしている[33]。
ARMS能力者の腕は通常、一般的な腕の状態とバネのようになる状態が本人の意思に関係なく切り替わってしまう。しかし、ARMS能力の研究機関「ARMSラボ」が開発したマスクを装着することにより状態の制御が可能となる[34][33]。
ARMS能力者は人口の2割程を占め、今後の増加も予想されている[35]。能力の発現年齢は10代が多いが、高齢での発現例もある[36]。また、後述のキッドコブラのように先天的に能力を保持する者も10万人に1人程の割合で存在する[37]。一方、ごくまれに、腕以外の部分に能力が発現することがある(後述のツインテーラは頭髪に発現している)が、その理由は解明されていない[38]。
ARMS能力は数千年前から存在していたとされている[32]。競技としての歴史は120年程で当初は前述のように腕が制御できないことが問題視されていたが、マスクの登場で問題が払拭され、競技名「ARMS」としてプロスポーツ化した[39][34][40]。
英語名が併記されているものは右側が日本国外版。
本作のプロデューサーである矢吹光佑は、これまで格闘ゲームの開発経験が無かったが[31]、同じくプロデューサーを務める『マリオカート』シリーズでの経験を生かして本作の開発が進められた。
本作では、横視点が主流である従来の格闘ゲームと一線を画するため、試作段階から後方視点のスタイルを模索していたが、この場合、横視点の時と比べ距離感がつかみにくいため、間合いが重視される格闘ゲームには不向きだと考えられていた。これについて、後方視点で展開されるマリオカートシリーズでは自分との大まかな距離を把握できていれば敵や障害物の回避が可能であることから、後方視点の格闘ゲームにおいても敵にパンチが届く前提ならばゲームとして成立するのではと考え、キャラクターが腕を伸ばすという発想に至った。この方式により、攻撃のヒットに時間はかかるものの、攻撃するタイミングや当たるまでの時間差による駆け引きが生まれた[3][31]。
Joy-Conへの対応も試作段階から行われ、格闘ゲームで要求される遅延のない操作がJoy-Conで実現できるとの判断に至った[31]。また、Switchが様々なプレイスタイルを持つことを踏まえ、Joy-Conと他のコントローラ同士で対戦しても同等に戦えることを目標に掲げ制作された[56]。
このほか、アメリカの出版社ダークホースコミックスにより、本作のアメリカン・コミックス版が計画されている。様々なアメリカン・コミックスが無料配布される世界規模のイベント「フリーコミックブックデイ2018」(2018年5月5日開催)では、特別版の冊子が配布された[88]。なお、当初は2018年秋頃に刊行予定とされ[89]、後に2019年に変更されたが[90]、これ以降アナウンスがなく発売に至っていない。
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