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森口博子の楽曲 ウィキペディアから
「ETERNAL WIND〜ほほえみは光る風の中〜」(エターナルウインド ほほえみはひかるかぜのなか)は、森口博子の9枚目のシングル。
森口はこのころ、すでにレーベルをスターチャイルド(アニメソング専門レーベル)からキングレコード(メインレーベル)に移行していたが、本曲はスターチャイルドレーベルでのリリースとなった[注釈 1]。
1991年のアニメ映画『機動戦士ガンダムF91』のテーマ曲であり、本作のヒロインであるセシリー・フェアチャイルドの心境をイメージさせられる曲で、「戦争の悲しさや悲劇」を感じさせる反戦歌となっている。
本作のヒットにより、森口がガンダムファンやアイドルファンだけでなく、バラドルとして彼女を知る一般層にも歌手として認知されるきっかけになった楽曲で[1]、幕張メッセで行われた『東京ゲームショウ2007』のバンダイナムコブースでゲスト出演した際、森口は「『ガンダム』がなかったら今の私はありません」[2]「私の節目には『ガンダム』があります。この会場に来て、またこの作品の影響力を実感しています」[3]と語っている。
本作がリリースされた年末に行われた『第42回NHK紅白歌合戦』に出場し「ETERNAL WIND〜ほほえみは光る風の中〜」を披露した[4]。今回が森口にとって初となる紅白歌合戦の出場となった。
2015年に発売された30周年記念シングル「I wish 〜君がいるこの街で〜」に、カップリングにセルフカバーとして「ETERNAL WIND〜ほほえみは光る風の中〜 2015 ver.」が収録されている[5]。
『F91』のイメージソングとして[6]、PVなどで使われている。当初は「君を見つめて」がエンディングテーマとして使用される予定であったが、ラッシュフィルムを見た監督の富野由悠季の意向により、エンディングは「ETERNAL WIND」に差し替えられることとなった[7]。のちにゲーム『スーパーロボット大戦シリーズ』『SDガンダム GGENERATION シリーズ』ではBGMとして、『機動戦士ガンダム クライマックスU.C.』では原曲のエンディングとして使用された。
森口がまだ歌手としての認知が低かったころに発売された曲だったが、オリコンシングルチャートでは自身初のベスト10以内にランクされ、最高9位まで上昇[1]。また、ベスト100以内には24週間もとどまり、1991年のオリコン年間ランキングでは47位にランクインし、森口の最大のヒット曲となった。
2018年にNHKが実施した『発表!全ガンダム大投票』の「ガンダムソングス」カテゴリでは第3位にランクイン。森口の楽曲では「水の星へ愛をこめて」も第1位にランクインするなど、上位3位に2曲が入る結果となった。この結果を受けてNHK BSプレミアムで5月5日に放送された発表特番に電話出演し、涙ながらに曲とガンダムに感謝していた[8]。
2019年3月1日には、ソニー・ミュージックエンタテインメントのアニメソング人気投票キャンペーン「平成アニソン大賞」において映画主題歌賞(1989年 - 1999年)に選出された[9]。
森口の代表曲であることもあり、数々の歌手によってカバーされた。作詞・作曲を担当した西脇唯も、過去に自身のコンサートで披露している。
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