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かりん (テレビドラマ)
1993年後期のNHK連続テレビ小説第50作 ウィキペディアから
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『かりん』は、1993年(平成5年)10月4日から1994年(平成6年)4月2日まで放送されたNHK連続テレビ小説第50作[1]。主演は細川直美。全151回[2]。
概要
長野県・諏訪地方にある老舗の信州味噌の蔵が舞台[3]。タイトルの「かりん」は、諏訪地方で多く植えられるかりんの実に由来する。終戦を迎えた新しい時代の中、ヒロインがたくましく生き抜く姿を描いた。長野県が主な舞台となるのは1975年度前期の『水色の時』以来、2度目となった[4]。
旧制中学が新制高校、男女共学となった戦後、主人公が女子生徒一期生として入学し同級生とともに活躍していく姿が描かれている。ドラマヒロインの幼馴染が山崎晃嗣の光クラブ事件をモデルにしたとおぼしき事件に巻き込まれるなど、戦後の混乱期の陰影に富んだ混沌の中で、若者たちが人生を切り開いていく様が描写されている。
制作統括の西村与志木によると、当初はヒロインが上京後に成功してそのままの予定だったが、長野へ戻るように変更された。途中で話が足りなくなった際に、脚本担当の松原敏春へ自身のアイデアを出し、次々と脚本になってしまうこともあったという。当時を振り返り、もう少ししっかり整理すれば良かったと述懐している[5]。
初回視聴率は35.3%、最高視聴率は35.7%、平均視聴率は31.4%であった(ビデオリサーチ調べ)[6]。
2005年10月3日から2006年4月1日までBS2にてアンコール放送された。
放送ライブラリーでは第1回が公開[7]。
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登場人物
小森屋
- 小森千晶
- 演 - 細川直美
- 1930年生まれ。第1回の時点で18歳の新制桜ヶ丘高校3年生。諏訪大社の本柱に話しかけることが多かった。
- 間宮(小森)浩平
- 演 - 榎木孝明
- 千晶の夫で、小森家の婿養子。航空工学の知識を持つ。
- 小森弥太郎
- 演 - 大泉翼
- 千晶と浩平の長男。
- 小森晶江
- 演 - 末永遥
- 千晶と浩平の長女。
- 小森浩介
- 演 - 渡辺大輝
- 千晶と浩平の次男。
- 小森友行
- 演 - 石坂浩二
- 千晶の父。大卒で実験好き。松風整粒機(まつかぜせいりゅうき)[注 1]を造り、味噌作りの効率化を図る。家族思いだが、実験に情熱をかけていることや演説が苦手であることもあり、養父の弥之助には頭が上がらない。
- 小森晶子
- 演 - 十朱幸代
- 千晶の母。しっかり者。
- 小森弥之助
- 演 - 小林桂樹
- 千晶の祖父で晶子の父。味噌作りのために生まれてきたとも言われており、人呼んで「お辞儀の弥之助」。
- 小森晶乃
- 演 - 岸田今日子
- 千晶の祖母で晶子の母。
千晶の親友
- 本間(田上)あかり
- 演 - つみきみほ
- 千晶と共に桜ヶ丘高校に編入した親友(この学年の女子学生は千晶とあかりの2名のみ)。実家は旅館を経営しており、進駐軍との付き合いも多かった。太宰治のファン。普段は明るく振舞っているが、母や最愛の長兄を亡くすなど悲しい過去も持つ。早稲田大学第一文学部を1年で中退する。
- 田上渉
- 演 - 筒井道隆
- 千晶の同級生の男子。実家は映画館を経営。
- 花山信太
- 演 - 林泰文
- 千晶の同級生の男子。第1週の時点で生徒会長。新制高校の開校式の際、蛙を壇の下に置くなど、千晶をからかうことが多かったが、授業中の千晶の態度を見て、考えを改める。1955年4月、宮下みつと結婚。
- 宮下(花山)みつ
- 演 - 貴島サリオ
- 小森屋のお手伝い。みっちゃん。
小森屋の従業員
本間家
その他
桜ヶ丘高校時代
東京編
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スタッフ
放送日程
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脚注
外部リンク
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