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さよならクロール
AKB48のメジャー31作目のシングル ウィキペディアから
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「さよならクロール」は、日本の女性アイドルグループ・AKB48の楽曲。楽曲は秋元康により作詞、渡辺和紀により作曲されている。2013年5月22日にAKB48のメジャー31作目のシングルとしてキングレコードから発売された[注釈 1][3][4]。楽曲のセンターポジションは板野友美、大島優子、島崎遥香、渡辺麻友の4人が務めた[4]。
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背景とリリース
要約
視点
前作『So long !』から3か月ぶりにリリースされた、2013年のシングル第2弾。
楽曲のシングル盤は「Type A」の「初回限定盤」、「Type A」の「通常盤」、「Type K」の「初回限定盤」、「Type K」の「通常盤」、「Type B」の「初回限定盤」、「Type-B」の「通常盤」[3]、「劇場盤」の計7種類がリリースされた。特典として、「劇場盤」を含む7種類全てに『AKB48 32ndシングル 選抜総選挙』の投票用シリアルナンバーカードが期間限定で封入されているほか、「劇場盤」を除く6種類には、蜷川実花撮影によるミニ写真集(各1種ずつ、計3種類)が封入されている。また、「Type A」、「Type K」、「Type B」はそれぞれ「初回限定盤」と「通常盤」でジャケット写真のデザインが異なり、週刊ヤングジャンプ2013年25号にもこれらとは別のジャケットが付録として付いている。「劇場盤」には、総選挙投票シリアルナンバーのほかに特典として「劇場盤発売記念大握手会参加券+各メンバー個別生写真1枚」、「各メンバー個別生写真2枚」のうちいずれかが封入されている。
キャッチコピーは「クロールできますか? あなたまで泳ぎたい」。
選抜メンバーの人数は1年ぶりに前作まで4作連続だった16人を上回り、当時としては、2012年5月の26thシングル『真夏のSounds good !』の36人に次いで2番目に多い32人で、永尾まりや、山田菜々(NMB48)、矢倉楓子(NMB48)、田島芽瑠(HKT48)、朝長美桜(HKT48)の5人が、選抜メンバー初参加。研究生の選抜入りは、小林茉里奈と肥川彩愛(NMB48)の2人が選抜メンバーとして参加した、2011年12月の24thシングル『上からマリコ』以来、1年5か月(7作)ぶり、通算にして3作目で、HKT48の研究生としては史上初となった。選抜復帰のメンバーは12人で、阿部マリアと木本花音(SKE48)の2人が、2012年12月の29thシングル『永遠プレッシャー』以来、5か月(2作)ぶり、宮脇咲良(HKT48)が、2012年10月の28thシングル『UZA』以来、7か月(3作)ぶり、宮澤佐江が、2012年8月の27thシングル『ギンガムチェック』以来、9か月(4作)ぶり、入山杏奈、川栄李奈、加藤玲奈、木﨑ゆりあ(SKE48)、兒玉遥(HKT48)、高城亜樹の6人が、2012年5月の26thシングル『真夏のSounds good !』以来、1年(5作)ぶり、藤江れいなが、2011年12月の24thシングル『上からマリコ』以来、1年5か月(7作)ぶり、菊地あやかが、2011年5月の21stシングル『Everyday、カチューシャ』以来、2年(10作)ぶりの選抜入りとなった。前作の選抜メンバーのうち、峯岸みなみを除く15人が全員引き続き選抜入りした。
なお、永尾まりやと山田菜々(NMB48)の2人にとっては、最初で最後のAKB48のシングル選抜入り表題曲となった。
また、高城亜樹にとっては、本作が最後のAKB48のシングル選抜入り表題曲となった。
さらに、篠田麻里子にとっても、現役メンバーとしては最後のAKB48のシングル選抜入り表題曲となった。
楽曲は2013年4月28日に日本武道館で開催された『AKB48グループ臨時総会〜白黒つけようじゃないか!〜』昼公演のアンコールで初披露された[5]。テレビ番組では、同年4月30日に『火曜曲!』(TBS系列)で初披露された[6]。
ミュージック・ビデオの監督およびジャケットの撮影は蜷川実花が務めた[7]。また、『GIVE ME FIVE!』以来となるメイキング映像が収録されている。ロケは2013年3月中旬に沖縄県で行われ、石垣市、アムスホテルズ カンナリゾートヴィラ(宜野座村)、沖縄美ら海水族館などで撮影された。
楽曲は「姉妹」がテーマの一つとなっており、MVには9組の姉妹が登場する。9組の姉妹は以下の通りである。括弧内はそれぞれの2人が考案した名前である。
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アートワーク
Type A(初回限定盤) | 大島優子、渡辺麻友 |
Type K(初回限定盤) | 板野友美、島崎遥香 |
Type B(初回限定盤) | 柏木由紀、小嶋陽菜、篠田麻里子、高橋みなみ、松井珠理奈、松井玲奈、横山由依 |
Type A(通常盤) | 板野友美、大島優子、島崎遥香、渡辺麻友 |
Type K(通常盤) | 小嶋陽菜、篠田麻里子、松井玲奈、横山由依、渡辺美優紀 |
Type B(通常盤) | 柏木由紀、指原莉乃、高橋みなみ、松井珠理奈、山本彩 |
劇場盤 | 『さよならクロール』選抜メンバー全32名 |
チャート成績
『さよならクロール』のシングルCDは、発売前日(集計初日)の2013年5月21日付オリコンデイリーシングルチャートで推定売上枚数約145万1000枚を記録し、初登場1位を記録した。これにより、集計初日のみでミリオンセラーを達成したほか、自身の『真夏のSounds good !』が2012年5月22日付で記録した約117万1000枚を抜き、集計初日における推定売上枚数の最高記録を更新した。シングルCDの初日のみでのミリオンセラー達成はAKB48にとって『真夏のSounds good !』以来5作ぶり、通算4作目となった[9]。初日での達成に限らない場合、AKB48のシングルのミリオンセラー達成は『桜の木になろう』から12作連続、通算では13作目となった[10]。
その後、同年6月3日付オリコン週間シングルチャートにおいて初登場で1位にランクインした。AKB48のシングルの1位獲得は『RIVER』から18作連続・通算18作目である。最終的な初動売上は約176万3000枚に達し、自身の『真夏のSounds good !』が記録していた週間シングルチャートにおける初動売上の歴代最高記録(約161万7000枚)を更新した。また、この売上によりAKB48のシングルの総売上は約2185万2000枚となり、浜崎あゆみが記録していた約2141万6000枚を抜き、女性アーティストにおけるシングルの総売上の最高記録を更新した[10]。
翌週の6月10日付同チャートでは3位にランクインし、2週目の売上は約10万9000枚を記録した。これにより累積売上は約187万2000枚となり、『真夏のSounds good !』が記録した約182万2000枚を抜き、AKB48自身のシングルにおける最高売上枚数を更新した。さらに、SPEED『White Love』が記録していた約184万5000枚を抜き、女性グループのシングルにおける売上枚数の最高記録もまた更新した[11]。
最終的に約195万5800枚を売り上げ、AKB48のシングルとしては最大のセールスとなった。
この年のオリコン年間シングルチャートでも1位を獲得し、AKB48は史上初オリコン年間シングルチャート4連覇を達成した。
2015年現在、秋元康の作詞シングルによる売上枚数歴代1位作品となっている[12]。
シングル収録トラック
要約
視点
Type A
「初回限定盤」と「通常盤」の2種類が存在するが、収録トラックは同一である。
Type K
「初回限定盤」と「通常盤」の2種類が存在するが、収録トラックは同一である。
Type B
「初回限定盤」と「通常盤」の2種類が存在するが、収録トラックは同一である。
劇場盤
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選抜メンバー
→カップリング曲の歌唱メンバーは下記と異なる。詳細については「AKB48関連の楽曲一覧」を参照
☆は、メディア選抜。
収録アルバム
脚注
外部リンク
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