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あさゆき (護衛艦)

海上自衛隊の護衛艦、はつゆき型護衛艦の11番艦 ウィキペディアから

あさゆき (護衛艦)
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あさゆきローマ字JS Asayuki, DD-132)は、海上自衛隊護衛艦はつゆき型護衛艦の11番艦。艦名は「朝方降る雪」即ち「朝雪」に由来する。なお、艦艇名としては旧海軍通して初の命名である。

概要 あさゆき, 基本情報 ...
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艦歴

要約
視点

「あさゆき」は、中期業務見積りに基づく昭和57年度計画2,900トン型護衛艦2220号艦として、住友重機械追浜造船所浦賀工場で1983年12月22日に起工され、1985年10月16日に進水、1987年2月20日に就役し、同日付で第3護衛隊群隷下に新編された第45護衛隊に「しまゆき」とともに編入され、佐世保に配備された。

1989年、練習艦「かとり」護衛艦「しまゆき」とともに遠洋練習航海に参加。6月14日横須賀基地を出港し、南米東岸を巡航したのち11月に横須賀基地に帰港した。

1990年、護衛艦「はるな」等とともに環太平洋合同演習 (RIMPAC) に参加し、ハワイサンディエゴ方面に派遣された。

1994年7月1日、護衛艦「はるな」等とともに第27期幹部候補生課程出身初任幹部約100名を乗せて江田島を出港した。ジャカルタシンガポール沖縄勝連に寄港し、8月2日呉基地に帰投する。

1997年3月24日、隊番号の改正により第45護衛隊が第7護衛隊に改称。

1998年3月20日第2護衛隊群第2護衛隊に編入。

同年10月16日佐世保地方隊第23護衛隊に編入。

2006年2月23日、乗員の海曹長の私物パソコンから海上自衛隊の暗号書一覧等の資料が流出したことを防衛庁が公表する。

2008年3月26日自衛艦隊の大改編により第23護衛隊が第13護衛隊に改称され、護衛艦隊隷下に編成替え。

2010年4月21日午後3時40分頃、太平洋で訓練を行っていた中国人民解放軍海軍の艦隊(10隻)を監視していた際、中国海軍の艦載ヘリが水平距離90m、高度差50mにまで異常接近した。これを受け外務省は21日夕刻東京にある中国大使館に危険行為だと抗議している[1]

同年10月13日から14日にかけて、護衛艦「いそゆき」とともに大韓民国釜山)及び同周辺海域において実施された大韓民国主催拡散に対する安全保障構想(PSI)海上阻止訓練に参加した[2]

2014年3月21日から4月22日にかけて、護衛艦「しらね」と共に平成25年度外洋練習航海(飛行)に参加。

2016年3月15日から5月28日にかけて護衛艦「うみぎり」、潜水艦「はくりゅう」とともにシドニー周辺海域で実施される日豪共同訓練に参加した[3]

2020年6月17日深夜1時頃、沖縄本島の南東約80 kmの海域において、同海域を西進するロシア海軍ステレグシチーⅡ級フリゲート2隻を確認した。これらの艦艇が沖縄本島と宮古島との間の海域を北上した後、対馬海峡を北東進し、日本海へ向けて航行したことを確認するまでの間、海上自衛隊第14護衛隊所属「せんだい」、第1航空群所属P-1哨戒機第5航空群所属P-3C哨戒機と共に、所要の情報収集・警戒監視を行った[4]

2020年11月16日、除籍[5]。最終所属は、護衛艦隊第13護衛隊、定係港は佐世保であった[6]。在籍期間は約33年9か月、総航程は1,077,336浬、総航海時間は75,284時間に及んだ[6]

退役後、あさゆきの主錨はJR佐世保駅前の商業施設「えきマチ1丁目佐世保」でモニュメントとして展示されている[7][8]

歴代艦長

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ギャラリー

脚注

参考文献

外部リンク

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