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ちびっこ怪獣ヤダモン

1967年にフジテレビで放送された日本のテレビアニメ ウィキペディアから

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ちびっこ怪獣ヤダモン』(ちびっこかいじゅうヤダモン)は、1967年10月2日から1968年3月25日までフジテレビ系列局で放送されていたピー・プロダクション制作のテレビアニメである。モノクロ作品。全52話(全26回、1回につき2話放送)。放送時間は毎週月曜 19:00 - 19:30 (日本標準時)。

概要 ちびっこ怪獣ヤダモン, アニメ ...

ピー・プロダクション初のオリジナル作品であり、社長のうしおそうじが企画・原案・脚本を務めた[1][2]。実写特撮も手がけるピープロらしく、一部話数ではアニメと実写の合成も意欲的に取り入れられている[2]

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登場キャラクター

ヤダモン
- 中島そのみ
太郎
声 - 菅谷政子油谷佐和子
チョメ子
声 - 一谷伸江
パパ
声 - 北町史郎
ママ
声 - 北浜晴子

スタッフ

主題歌

前期オープニング・後期エンディング
「ヤダモン」
作詞・作曲・編曲 - 宇野誠一郎 / 歌 - 中島そのみヤング・フレッシュ
前期エンディング・後期オープニング
「オー・ノー・ヤダモン」
作詞・作曲・編曲 - 宇野誠一郎 / 歌 - ヤング・フレッシュ

各話リスト

さらに見る 回, 放送日 ...

参考:『THIS IS ANIMATION 2 ファンタジー・メルヘン・少女アニメ編』小学館、1982年、112頁。

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放送局

★印の局は、『昭和ちびっこ広告手帳 : 東京オリンピックからアポロまで』青幻舎、2009年4月20日、155頁。ISBN 9784861521812に掲載。

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エピソード

  • エピソードのひとつ「チャンネル0(ゼロ)の世界」(1968年1月1日放送)では実写怪獣「ゼロン」が登場するが、この怪獣は1967年の『豹(ジャガー)マン』のパイロットフィルムに登場している。そして本作を経て、1971年放送開始の『スペクトルマン』に至るまでピープロの作品間で使い回されていた。
  • 主演の中島そのみは当時結婚引退していたが、ピー・プロダクション社長のうしおそうじが自宅に赴いて直接説得を行い、出演にこぎつけた[1][13]
  • 1992年にNHK総合テレビでアニメ『ヤダモン』の放送を開始した日本放送協会 (NHK) は、商品登録を済ませた後になって本作の存在に気付いた。本作は商品登録していなかったために手続き上の問題は生じなかったが、念のためにNHKはうしおそうじと交渉し、2つの『ヤダモン』が共存していくことで合意を見た[14]

映像ソフト

後述の直販ソフトを除いて、本作品はこれまでに全話分のDVD、ブルーレイの発売はされていない。オープニング映像や本編映像の一部については以下の映像ソフトに収録されている。

  • シルバージャガーの誕生(VHS、SHOWA) - 「チャンネル0(ゼロ)の世界」本編映像の一部を収録。
  • TVヒーロー主題歌全集9 ピープロ編(VHS・β東映ビデオ) - 前期・後期両方のオープニングと「チャンネル0(ゼロ)の世界」本編映像の一部を収録。
  • ピー・プロ テーマ & 変身コレクション(VHS・LDハミングバード) - 前期・後期両方のオープニングを収録。
  • マニア愛蔵版 懐かし〜いTVアニメテーマコレクション(VHS・LD、ハミングバード) - 前期のオープニングを収録。
  • この他、インディーズ的な形態ではあるが、1980年代当時ビデオショップを経営していたピープロの通販や上映会で、第1回Aパート「ヤダモンの誕生[15]」、第14回Aパート「チャンネル0(ゼロ)の世界」、第1回Bパート「ぼくらのヤダモン」の計3話を収録したビデオソフト(VHS・β)が公式に直販されたことがある[3]。40分、定価12800円。
  • また当時のピープロでは、個人から好きな作品・話数のリクエストを数万円で受注し、その話数のフィルムをテレシネして直接ビデオ販売する「ソフトオーダーメイド」と銘打ったサービスが行われており、発注可能な作品リストには本作も含まれていた。
  • うしおは2002年のインタビューで「『ドンキッコ』というのは(中略)ソフト、何もないでしょう。だからあれは、何本かとってあるんですよ。(中略)一番とってあるのは、『ヤダモン』なんだけど」と話している[16]
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コミカライズ

本作のコミカライズ版は3種類ある。

  • 講談社の『ぼくら』1967年12月号 - 1968年7月号に連載。作画担当は永井豪で、これが永井の初連載作品となった。永井版のオリジナルキャラクターとして『ハレンチ学園』のヒゲゴジラが登場しているが、本作では原始人のような格好をせずに白衣を着ていた。単行本は1970年10月10日に「コミックメイト」(若木書房)から発売、その後1999年4月1日に「永井豪華版コレクション」(メディアファクトリー)の一環として発売された。前者は『電撃四郎イナズマ作戦』と『ちびっこ刑事ちゃん』(以上「別冊まんが王」読み切り掲載)、後者は『くいしんボクちゃん』・『なぞなぞぼうやXくん』・『かいじゅうはかせポコペンちゃん』(以上「小学一年生」連載)と共に収録されている。
  • 同じく講談社の『たのしい幼稚園』1967年12月号[17] - 1968年8月号[18]にも連載。作画担当は篠田ひでお(しのだひでお)。
  • 同じく講談社の『なかよし』1967年12月号 - 1968年7月号にも連載。作画担当は有川旭一[19][20]
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脚注

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