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オールスター番組対抗ボウリング大会

テレビ朝日系列の特番 (1979-1987) ウィキペディアから

オールスター番組対抗ボウリング大会
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オールスター番組対抗ボウリング大会』(オールスターばんぐみたいこうボウリングたいかい)は、1979年秋から1987年春までテレビ朝日系列の『(新)水曜スペシャル』内で春秋の改編期に放送された、特別番組スポーツバラエティ番組)である。

概要 オールスター番組対抗 ボウリング大会, ジャンル ...
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概要

テレビ朝日系列で放送中の人気番組や、春秋の改編期にスタートする新番組の出演者たちが一堂に会し、3ブロックに分かれてボウリングで鎬を削る番組。それまでテレビ朝日の春秋改編期の期首特番は、ゲームやかくし芸などと一定していなかったが、当番組より「ボウリング」に固定、以後1987年春まで7年半に渡って放送され、TBS系列の『4・10月だョ!全員集合』と並ぶ、春秋改編期の名物番組となった。また当番組の人気で、ボウリング人気が再燃するきっかけともなった。

正式タイトルの変遷

当番組は大別して、次の3タイトルに別けられる。なお「」は「」か「」かのどちらかが入り、「XX」には放送年の西暦下2桁の数字が入る。

  • 1979年秋 - 1980年春:『輝けスポーツ大賞!'XXオールスター番組対抗ボウリング大会』(かがやけスポーツたいしょう - )
  • 1980年秋 - 1984年:『輝け!オールスター○の番組対抗ボウリング大会
  • 1985年 - 1987年:『輝け!'XXオールスター春の番組対抗ボウリング選手権!!』( - はるの - せんしゅけん)[1]

一般的には『ボウリング選手権』の方が知られているが、『選手権』はラストの3回しか使われていない。本項では便宜上、一番多く使われた『オールスター番組対抗ボウリング大会』をタイトルにした。

放送日

『4・10月だョ』同様、原則として「途中で月が変わる週」に放送されたが、編成の都合上、1週早くなることもあった。しかし、「春は4月放送、秋は10月放送」は一度も無かった。

なお、1982年までは原則として春秋開催だったが、1981年は春のみ開催、同年秋は『欽ちゃんのどこまでやるの!?』と『笑アップ歌謡大作戦』を流用した『激突!オールスター秋の番組祭り!!どこまで笑アップするの大作戦!!』を放送、そして1983年からは春のみの単独開催に変更し、秋はオリジナル企画『輝け!オールスター秋の番組対抗ウルトラ料理大賞』(1983・1984年)や、『象印クイズ ヒントでピント』(1985年)・『ビートたけしのスポーツ大将』(1986年)・『金曜チェック』(『ニュースステーション』。1987年)を流用した番組を放送した。

放送時間

一貫して水曜 19:00 - 20:51 (JST) 。

  • なお、90分枠『水曜スペシャル』時代(1986年まで)には19:00枠の朝日放送製作番組[注 1]は休止となった。

司会

ルール

出場チームは12チーム(または10チーム)。全部で3ブロックに分かれており、12チームの時は全て4チームだが、10チームの時は「4:4:2」か「4:2:4」編成となる。

ブロック戦

  • まず全チームが紹介され、三枝が出演者に意気込みや番組内容をインタビューした後(この後番宣フィルムが映される)、笛の音と共にいよいよプレイ開始となる。
  • 第1フレームからは第8フレームまでは、各レーンで別々にプレイする。
  • 全チームが第8フレームまで終わったら、一旦プレイを中断、得点経過と意気込みなどをした後、プレイ再開となる。
  • 第9フレームと第10フレームは各チームが順番にプレイ、そして全フレームが終了し、最高得点を獲得したチームが「決勝戦」進出となる。
    • なお点数が離れて、もう逆転が出来ないと判断されて、プレイを打ち切るという事もしばしばあった。

アトラクションゲーム

  • ブロック戦の合間に行われる。様々な指向のボウリングゲームを出場チームの代表一人で競い、最終的に成績の一番良かった人が優勝となる。

敗者復活戦

  • ブロック戦敗退9チーム(または7チーム)が、決勝戦進出を賭けてサドンデス形式で勝負する。
  • 目の前に1 - 2本ピンが並び、チームの代表者が1投投げてピンを倒す。スペアなら残れるが、ミスなら即失格。これを繰り返し、最後まで残った1チームが決勝戦進出となる。

決勝戦

  • ブロック戦勝者3チームと、敗者復活戦の勝者1チームによる勝負。
  • 内容は「ブロック戦」と全く同じ。
  • 最終的に最高得点を獲得したチームが優勝となる。

なお各対戦の間には、食事中の各チームの出演者にインタビュアーが訪れ、番組内容を紹介していた。

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賞金

  • 優勝チームは賞金100万円。
  • 準優勝チームは賞金50万円。
  • また、プレイ中のピンの倒しによって、3種類の個人賞金が有る。
    • ストライク賞:第1投で10本のピンを全て倒したら、2万円獲得。
    • ワンピン賞:第1投で1本だけ倒したら、1万円獲得。
    • レッドピン賞/黄金ピン賞:ブロック戦のみ存在。第1フレームから第8フレームの中の1フレームのみ、アトランダムに10本の内1本、赤または金色(放送回により異なる)のピンが混ざる。これを第1・2投に関らず倒したら、2万円獲得。もちろん「ストライク賞」「ワンピン賞」との併用も可能。

参加番組の構成

テレビドラマ

バラエティ番組など

テレビアニメ

児童向け・特撮ドラマ

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参加チーム

1979年

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1980年春

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1980年秋

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1981年

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1982年春

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1982年秋

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1983年

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1984年

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1985年

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1986年

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1987年

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優勝チーム

  • 1979年
  • 1980年春
  • 1980年秋
  • 1981年
  • 1982年春:ワールドプロレスリング
  • 1982年秋
  • 1983年:土曜ワイド劇場・白い素肌の美女
  • 1984年
  • 1985年:ただいま絶好調!
  • 1986年:愛川欽也の探検レストラン
  • 1987年

収録場所

備考

  • 実況ナレーターは、古舘伊知郎などの当時のテレビ朝日の男性アナウンサーたちが担当した。
  • 『暴れん坊将軍』チームでは、有島一郎がスペアを取ると、必ず踊りを踊り出すのが定番となっており、番組の名物となっていた。
  • アニメチームは、初参加の1982年春では声優の胸に担当キャラのバッジを付けていたが、分かりづらいので、同年秋からは前部にキャラクター、後部にキャラ名称を記したゼッケンを着ける様に代わった。
  • またアニメチームでは、(一部を除き)キャラクターの着ぐるみが一緒に登場し、ブロック戦前のインタビューでは三枝がマイクを近付けると、担当声優がその声で喋るという趣向が有った。特に1983年ではドラえもんパーマン1号・ハットリカンゾウ&シンゾウたちが次々に喋ると、同席していた田崎潤(『フクちゃん』のおじいさん役)は「どこからあんな声が出るのでしょうねぇ」と感心していた。
  • アニメチーム初参加の1982年春では、冒頭、ドラえもん・怪物くん・ハットリカンゾウがボウリングをするアニメが放送(制作:シンエイ動画)、また同年秋では、『ゴーグルファイブ・ギャバン』チームのブロック戦第9フレーム前の意気込みの時、ゴーグルファイブとギャバンが登場し、(ゴーグルレッド)「あっ、ギャバンも来たぞ!」(ギャバン)「よし、連合チームで頑張ろうな!」と言いながら握手をするシーンが放送、1年に2度に渡ってキャラクターの共演が行われた。
  • ある回での敗者復活戦では、「司会者チーム」から『アフタヌーンショー』の山本耕一が出場、彼を元にしたギャグをしていた賞金配当役のザ・ぼんちとの共演となった。
  • 関東地区では、土曜昼の『土曜アンコール劇場』で再放送されたが、ブロック戦などの番宣フィルムは、新番組のみ次回放送分に差し替えられた。
  • 北海道地区では、本放送の3日後の土曜日午後の時間帯に再放送されていたが、次回の水曜スペシャルの内容のロールスーパー部分は部分的なホワイトバック画面で画面下に被せて隠す措置がとられていた。

脚注

関連項目

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