トップQs
タイムライン
チャット
視点
キング・アブドゥルアズィーズ国際空港
サウジアラビアの空港 ウィキペディアから
Remove ads
キング・アブドゥルアズィーズ国際空港(アラビア語: مطار الملك عبد العزيز الدولي、英語: King Abdulaziz International Airport)は、サウジアラビアのジッダにある国際空港である。サウジアラビアの初代国王アブドゥルアズィーズ・イブン=サウードにちなんで命名された。
Remove ads
概要
空港の建設は1974年に始まり、1980年に竣工した。1981年5月31日に開港している。既存ターミナルや滑走路の改修、および4つの新ターミナル・新滑走路・整備施設建設などを盛り込んだ新空港建設計画が持ち上がり、2006年秋に着工される。
2019年9月24日、新ターミナルであるターミナル1がオープンした[2]。
ターミナル





ハッジ・ターミナル
ジッダは聖地マッカ(メッカ)の最寄の大都市であるため、この空港には世界の他の空港にはない特徴がある。ハッジ(メッカ巡礼)の時期にのみ供用され、メッカ行きのイスラム教徒の巡礼客のみを扱う「ハッジ・ターミナル」(第3ターミナル)の存在である。ハッジ・ターミナルを使う航空会社は専らイスラム教国の航空会社であり、エール・フランスやワールド・エアウェイズ(アメリカ発)が数少ない例外である。
ハッジ・ターミナルはゴードン・バンシャフト設計で465,000平方メートルの広さがあり、全館面積570,000平方メートルに及ぶ。香港国際空港ターミナルが完成する前は世界第一位であった。ハッジ・ターミナルの敷地は100エーカー(405,000平方メートル)もの広さがあり、その上にテント状の構造を持つ屋根群がかかっている。この屋根は通常のテント地ではなく、白色のガラス繊維の布でできている。ハッジ・ターミナル内にはモスクもあり、またターミナルは同時に8万人の旅客が使用する能力がある。
ターミナル1
81万平方メートルの広さを誇るターミナル1は、年間3,000万人の乗客を処理できる[3]。ターミナル1の新しい施設には、新ラウンジ、中央庭園、高さ14メートル、直径10メートルの水槽、3,732人の礼拝者を収容できるモスク、ターミナルビルと駐車場、ハラマイン高速鉄道の空港 - ジェッダ駅を結ぶ交通センターなどがある[4]。最終的には年間8,000万人の乗客を処理する計画。
南北ターミナル
北ターミナルは主にサウジアラビア以外の航空会社によって使用されている。
1981年に開業した南ターミナルは、以前はサウディア専用だった。40年間の運用を経て、2020年6月26日、南ターミナルを閉鎖し、新設のターミナル1に業務を移管することが発表された[5][6]。
Remove ads
利用状況
就航路線
注記
^1 これらの便はジェッダと記載された目的地の間でどこかの空港を経由する可能性がある。しかし、どの会社もジェッダとその経由地の間のみで乗客を輸送する権利を持たない。
貨物
Remove ads
事故
脚注
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads