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ゲームボーイアドバンスのゲームタイトル一覧

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ゲームボーイアドバンスのゲームタイトル一覧
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ゲームボーイアドバンスのゲームタイトル一覧(ゲームボーイアドバンスのゲームタイトルいちらん)では、ゲームボーイアドバンス対応として日本国内で発売された全791タイトルのゲームソフトを発売順に、および発売されなかったタイトルを列記する。なお追加要素を含まない廉価版などは除く。

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ゲームボーイアドバンス本体(初期型)
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ゲームボーイアドバンスSP本体
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ゲームボーイミクロ本体
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ゲームボーイアドバンス用カートリッジ(画面右)
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特殊な仕様のゲームボーイアドバンス用カートリッジ(写真はまわるメイドインワリオ


発売ソフトの形態・変遷

要約
視点

ゲームボーイアドバンスは、ゲームボーイの後継機として2001年3月21日に発売され[1]、本体と同時に複数[注釈 1]のソフトが発売された。ローンチタイトルの一つである『バトルネットワーク ロックマンエグゼ』(カプコン)は、ロックマンシリーズの新規タイトルでありながらも、インターネットが発達した世界を舞台としたコンピュータRPGであり、のちにアニメ化などのメディアミックスとして展開された[1]。また、2003年12月12日発売の『ロックマンエグゼ4』以降のシリーズ作品では、関連商品の「改造カード」を専用の周辺機器に読み込ませてキャラクターを強化できるシステムが搭載された[3]。また、カプコンは『ロックマンX』シリーズのファン向けに、同シリーズの数百年後を描いた『ロックマンゼロ』シリーズも展開し、単なる勧善懲悪ではない重厚な物語が描かれた[4]。さらに、同社から2001年10月12日に発売された『逆転裁判』は、重くなりがちな「裁判」というテーマを「笑いあり涙ありの法廷推理アドベンチャー」として昇華させた作品であり、のちにシリーズ化された[5]

また、2001年に家庭用ゲーム機事業から撤退した[6]セガが新たなサードパーティとして参入し、同名ドリームキャスト用ソフトからの移植である『チューチューロケット!』がローンチタイトルの一つとして投入された[7]。日本国外においては、同社の過去のヒット作を収録した『SEGA SMASHPACK』がTHQから発売された[8]

一方、コナミ小島プロダクションが開発した『ボクらの太陽』シリーズでは、カートリッジに太陽センサを内蔵し、屋外で遊ぶプレイスタイルを開発したほか、前述の『ロックマンエグゼ』シリーズとのコラボレーションも話題となった[9][10]

任天堂作品においては、64DD向けのゲームソフト『マリオアーティスト ポリゴンスタジオ』内のミニゲーム「サウンドボンバー」を基にした『メイド イン ワリオ』が手軽さとギャグ色の強い演出から人気を博してシリーズ化され、ワリオ作品において主要な位置に収まった[11]。また、任天堂が最後に発売したゲームボーイアドバンス用ソフト『リズム天国』(2006年8月3日)は、音楽プロデューサー・つんく♂の持ち込み企画をもとに『メイド イン ワリオ』と共通のスタッフが関わっており、リズムに合わせてボタンを押すシンプルなシステムや「生えてくるひげを抜く」といったユニークなテーマが評判を呼び[12]、その年の文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門優秀賞を受賞した[13]

他のプラットフォームからの移植作品(またはゲームボーイ参入作)の中には、大元とは異なるシステムを採用した例もあった[注釈 2]。一方、携帯ゲーム機である以上、カートリッジの容量や生産ペースなどの制約もあった[注釈 3]。 また、一部の作品ではキャラクターボイスが採用されており、たとえば『はじめの一歩 THE FIGHTING!』ではテレビアニメ版と同じ声優が採用されていた一方、レビュアーからは「携帯ゲーム機ゆえかなりザラついた音質なのは仕方ない」[17]ともしている。

2003年2月14日には、高級モデルという位置づけで折り畳み式のゲームボーイアドバンスSPが発売された[18]。 こちらは単に折り畳みにしただけでなく、フロントライトが搭載されたほか、電源も乾電池からリチウムイオン電池に変更され、長時間のプレイにも耐えられるようになった[18][19]。ゲームボーイアドバンスに採用された反射型TFT液晶は光を当てないと見えづらいなど画面の暗さが指摘されていたが、ゲームボーイアドバンスSPのフロントライトによって視認性が向上した[5]。その後日本では2005年9月13日に発売されたゲームボーイミクロにはバックライトが搭載され、画面の明度がさらに向上したことで、本来ゲームが持つ色鮮やかさを実感することができた[5]

なおゲームボーイアドバンス、ゲームボーイアドバンスSPはゲームボーイおよびゲームボーイカラーと互換性があるため、それぞれの対応ソフトを動作させることができる。

また、日本では2004年12月2日に発売されたニンテンドーDSおよび2006年3月2日に発売されたニンテンドーDS Liteはゲームボーイアドバンスと互換性があるため、ゲームボーイアドバンス用ソフトを動作させることができる。

2006年までに発売されたゲームボーイアドバンス用ソフトの一部は『逆転裁判』[20]のように携帯電話含む他プラットフォームへに移植されたものもあった。 一方、『メトロイド フュージョン』のように10年以上にわたり移植の機会に恵まれなかった作品もあったが、Wii Uバーチャルコンソールの配信が行われた(現在は新規購入不可[21])ことで多くのタイトルをダウンロード入手できるようになり、2023年には任天堂がダウンロードサービスゲームボーイアドバンス Nintendo Classics[22]を展開するなど、後世のユーザーも楽しめる環境が整えられている。 また、オムニバスソフト『ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション[3][23] のように、ハードウェアに依存した箇所を変更して移植されたケースもあった。

このほかにも、『MOTHER3』は日本国外への発売がなかったものの、有志による非公式翻訳は話題を呼んだ[24]

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凡例

発売されたタイトル

要約
視点

ゲームボーイアドバンスのゲームタイトルは2001年から2006年にかけて発売された。

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発売年ごとのタイトル数は以下の通り。

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発売されなかったタイトル

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その他

  • ヒカルの碁3(2003年3月20日発売のゲームキューブ専用ソフト『ヒカルの碁3』に同梱された補体ソフト)

非ライセンス品

  • 『Goodboy Galaxy』(First Press Games)
    • 発売日未定。ゲームボーイアドバンス発売20周年を記念して製作されるアクションゲーム。クラウドファンディングで資金を集めて製作が決定した。PC・Nintendo Switch版の発売も予定されている[220][221]

参考文献

雑誌

  • 『ゲームラボ 2021春夏』三才ブックス、2021年6月22日。
  • 『ゲームラボ 2022春夏』三才ブックス、2022年6月21日。
  • 『ゲームラボ年末年始2022』三才ブックス、2021年12月21日。
  • 『ゲームラボ 年末年始2024』三才ブックス、2023年12月22日。

脚注

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