トップQs
タイムライン
チャット
視点
ゲーマーズ
日本のホビーショップ ウィキペディアから
Remove ads
ゲーマーズは、株式会社アニメイトの子会社である株式会社カードラボが運営するキャラクターグッズを中心としたフィギュアおよびそれら関連商品のホビーショップ。かつては株式会社ゲーマーズによる運営だった。
Remove ads
概要
1996年に株式会社ブロッコリーの小売店舗として東京・池袋に第1号店を開店。現在は秋葉原の本店をはじめ、東京都区部・政令指定都市を中心に16店舗を展開している。
元々はブロッコリーの中核事業として位置づけられていたが、急激な店舗網の拡大による費用負担、度重なる人気の読み違いによる不良在庫の増加などで年々赤字がかさむようになり、数度に渡り外部による資本参加が行われた。
→詳細は「ブロッコリー (企業)」を参照
最終的には2008年1月にブロッコリーがライバル関係にあった株式会社アニメイトと資本・業務提携を締結し、新店舗の共同出店や既存店運営の相互協力、新商品の共同開発、物流システムの効率化を進めていくこととなった。
この業務提携の背景には、両社が旗艦店を置く秋葉原や池袋などにアニメ・コミック関連商品を扱う他社店が続々進出して競争が激化したこと、また男性向け商品に強みを持つブロッコリーと女性向け商品に強みを持つアニメイトが提携することで、顧客層の相互補完ができるという狙いがあった。
2008年、合弁会社として、株式会社アニブロを設立し、ゲーマーズの店舗は経営はブロッコリーのままアニブロが運営することとなり、一部店舗を除き順次店舗のブランド名を「アニブロゲーマーズ」に転換していった。
その後ブロッコリーの経営はコンテンツビジネスが主軸となり、一方で小売事業が経営の足かせとなっていた。また、将来の成長性も見込めないことから、2011年3月に小売事業からの撤退を発表し、2011年6月に「ゲーマーズ」全店舗及びアニブロの全保有株式をアニメイトに譲渡した。その後、ブロッコリーはアニメイトとの提携を活かし、女性向けの企画も行うようになり、それらグッズをアニブロを通じて全国のアニメイトにて販売を始めている。
2014年にアニブロが株式会社ゲーマーズに商号変更、店舗ブランド名も「ゲーマーズ」に戻された。
2021年11月1日付で運営会社が株式会社ゲーマーズから、カードゲームショップを運営している株式会社カードラボに移管された[1]。同日以降の株式会社ゲーマーズの扱いは不明[2]。
マスコットキャラクターは1998年制定の「デ・ジ・キャラット」。ブロッコリーが小売事業から離れた2011年以降も、キャラクターとしての著作権はブロッコリーが保持しつつ、店舗およびネット通販、Xの店舗アカウント用アイコンにおいてキャラクターのイラストが用いられている。
Remove ads
沿革
- 1994年3月 - 株式会社ブロッコリー設立。
- 1996年7月 - ゲーマーズ1号店を東京・池袋に開店。
- 1999年11月 - 東京・秋葉原中央通り沿いにゲーマーズ本店を開店。
- 2003年4月 - ゲーマーズ本店を秋葉原中央通りから 秋葉原駅前に移転。
- 2008年1月 - ブロッコリー、株式会社アニメイトと業務・資本提携を締結、アニメイトが主要株主になると共に、合弁会社「株式会社アニブロ」を設立、新ブランドでの店舗の共同展開や商品開発・システムの効率化を行うと発表。
- 2008年3月 - アニブロゲーマーズ一号店を池袋に開店。
- 2008年4月 - 秋葉原本店を「AKIHABARAゲーマーズ」として改名、本店としての位置付けは変わらず。
- 2008年4月 - アニブロゲーマーズ二号店を名古屋に開店(旧ゲーマーズ名古屋店)。
- 2008年5月 - アニブロゲーマーズ三号店を町田に開店(旧ゲーマーズ町田店)。
- 2008年5月 - アニブロゲーマーズ四号店をなんばに開店(旧ゲーマーズなんば店)。
- 2008年7月 - AKIHABARAゲーマーズが店舗拡張し、アニブロゲーマーズとしてリニューアルオープン。
- 2008年8月 - ゲーマーズの大半の店舗をアニブロゲーマーズに業態変更すると発表[3]。
- 2011年3月 - ブロッコリー、小売り事業をアニメイトに売却すると発表。
- 2011年6月 - アニメイトがアニブロの株式を全取得するとともに、ゲーマーズ全店舗及び通販サイトを始めとするブロッコリーの小売事業を取得。
- 2014年 - 商号を株式会社ゲーマーズに変更。
- 2021年11月1日 - ゲーマーズの運営事業を株式会社カードラボに移管[1]。
Remove ads
店舗
要約
視点
直営店
このほか、和歌山のアニメ・ゲーム関連商品の専門店であるO-TRAPとも提携関係にある。また、アニメイトのフランチャイズ店舗であった徳島店(井上書房グループ)ではゲーマーズ商品の取り扱いがある。
閉鎖店舗
ギャラリー
- 札幌店・4代目
(丸大ビル5階) - 旧札幌店・3代目
(第5藤井ビル2階) - 旧札幌店・2代目
(パラカパーキング101ビル1階) - 旧仙台店
(中央古久根ビル3階) - AKIHABARAゲーマーズ
(宝田無線電機本店ビル1~7階) - 横浜店
(オーチュー横浜ビル2・3階)
Remove ads
内装
ほぼ全ての店舗で声優の顔やアニメキャラクターの顔のある踏み絵(床広告)を設置してある。踏み絵は親会社であるアニメイトの店舗にも設置されることも多く、人の顔の床広告を行っている会社は稀である。
ゲーマーズ・ガーディアン・フェアリーズ
ブロッコリーの企画の一環として、ゲーマーズの各店舗にはそれを守護するための妖精としてゲーマーズ・ガーディアン・フェアリーズ (G.G.F) が割り当てられている。ただし、配置された後に店舗の新設や統廃合が相次いだため、配置されていない店舗や、守護対象の店舗が現在はなくなっている妖精も存在する。
→詳細は「ゲーマーズ・ガーディアン・フェアリーズ」を参照
カードキングダム
ゲーマーズ本店8階は「カードキングダム」となってトレーディングカードゲーム販売、及びデュエルスペースが設置されている。店舗でのカードゲームのイベント等は徳島店から始まっており、今後さらに全国的に展開を予定している。
通信販売
Webサイトにて実施。過去には「ゲーマーズweb店」という名称でゲーマーズのオンラインショッピング版として存在していたが、店頭での料金、サービスと乖離していたため、2005年10月に実情に合わせ「ゲーマーズ通信販売」へとリニューアルされた。また2012年4月16日に「ゲーマーズ オンラインショップ」に名前をリニューアルした。
自社製品の販売に力を入れているほか、主催するイベントのチケットは店頭ないしは通信販売のみにて販売されることが多い。また、1,000円ごとに1ポイントが貯まり、様々な景品と交換可能なポイントシステムもある。ただし、ゲーマーズ通信販売のポイント販売はゲーマーズ店頭で利用できるゲーマーズポイントカードとはリンクしておらず、ポイントの合算は行えなかったが、後述の通り、通信販売のアカウントに統合される形で一本化された。
配送センターは一時期アニメイトと同居の川崎市に置かれていたが、2021年に市川市に分離移転した。アニメイトと同居の時代も今でも発送者名義は「株式会社アニメイト(ゲーマーズオンライン)」となっており、納品書のレイアウトもアニメイトオンラインショップ発行のものと類似している。
配送先は、自宅(ユーザー指定住所)のほか、ゲーマーズ各店、一部のアニメイト・メロンブックス店舗でも受け取りが可能[40]。
通信販売リニューアル時に「送料無料」のキャンペーンを行ったにもかかわらず、一部で送料を徴収するシステムミスを起こしたことがある。その際、Webサイト上での「お詫び」文章に謝罪は一切なく、事の説明と一律な対応をとる旨を記載するのみであり、購入者の同意を得ない強硬な対応だとして顧客に対する姿勢が問われた。
2025年初頭から、代引き決済、後払い決済が出来なくなり、クレジットカード決済のみとなった。
Remove ads
フロゲー(フロムゲーマーズ)
無料配布情報誌、当初の誌名は「フロムゲーマーズ」で公式な略称は「フロゲ」。2006年11月10日発行分をもって100号を迎えた。2008年1月20日配布号からは「フロムゲーマーズホット」「フロムゲーマーズクール」に変更され、交互に刊行される月2回刊行となった。前者が他社製品・コンテンツを中心に紹介するのに対し、後者は専らブロッコリー関連コンテンツを扱っている。2009年1月からは月1回、毎月20日の刊行となっている。
「フロムゲーマーズ」にはブロッコリー関連商品のほか、ゲーマーズで取り扱う商品の情報などが掲載されている。最新号は店頭で無料で手に入れられるほか、場合によっては商品購入時に同時に添付される。
2016年9月から名称が「フロゲー」に変更されたが、2019年5月20日発行号にて、定期発行が終了された[41][42]。
2020年12月30日から2021年1月11日まで「令和のデ・ジ・キャラットまつりinゲーマーズ」を開催。フロゲー特別号が配布された[43]。
Remove ads
ポイントカード制度
ゲーマーズ独自のポイントシステムとして、店頭での購入時に発行できる「ゲーマーズカード」がある。これは全店で999円(開始当初は1,000円)購入ごとに1ポイントが発行され、その累積したポイントを消費する形で限定商品・イベントチケット等と交換することができるものである。限定商品との交換については、ゲーマーズでは定期的に「ポイント交換祭」が行われており、テレフォンカードや時計、グッズなど、数十種類の対象商品から選択できるようになっている。ただし、このカードおよびポイントはゲーマーズ通信販売では利用することができなかった。年会費は無料。2008年6月2日よりカードが変更され、999円未満の購入金額は次回にプールされる。旧電磁式カードからの移行は2009年6月2日にて終了している。実装当初は、1枚30ポイントの紙製スタンプカードだった。
2019年8月19日より、ポイントカードがWeb上に移行し、通信販売のアカウントに物理カードの情報を登録する形で移行・統合、2020年5月31日をもって店舗での物理カードの取扱を終了した[44]。通信販売のマイページに「ゲーマーズカード」のバーコードが表示され、スマートフォンなどで当該ページのバーコードを表示し、それを物理カードと同様に店員に提示して読み取らせることで使用できる。カードの下には現在時刻がミリ秒単位で表示・リアルタイム更新されており、印刷やスクリーンショットなどでは利用できない。
ロムゲーマーズ
ポイントカードで交換できる限定商品の中にゲーマーズからのお楽しみCD・ROM『ROM GAMERS』(ロムゲーマーズ)があった。CD・ROMの中にはブロッコリーが関わっているアニメ、ゲーム、アクエリアンエイジの特集、声優が出演する特典映像などが収録されている。
クレジットカード
Web上およびゲーマーズ店頭から申し込みが可能なクレジットカードとして「ブロッコリーマスターカード」がある。有効期限はなく、発行手数料が無料であるほか、年1回以上の利用で年会費も無料となる。クレジット審査を通過するか否かにかかわらず、申し込み時に特典グッズが1点送られてくるほか、5・15日にゲーマーズ店頭で提示するとポイントが倍付けとなるなどの特典が用意されていた。ただし後者については2006年6月18日頃に行われたゲーマーズ・メールマガジン購読によるポイント倍付けサービスの終了とともに休止されている。
このカードはサラ金カードの1つであり、ブロッコリーではなく消費者金融のアイフルが契約先となっている。
店舗での決済では、Visa・MasterCard・JCB・アメリカン・エキスプレス・セゾンカード・オリコカードの利用が可能。また一部の店舗では「非接触型決済サービス」として、iDによる支払いも可能だったが、ムービック(アニメイト)が非接触型決済サービスによる支払い契約をしていないために「アニブロゲーマーズ」や「アニメイト」に業態変更された店舗では全て利用停止となった。
Remove ads
電子マネー
関東地区の一部店舗でSuicaショッピングサービスが、関西地区の全店舗でICOCA電子マネーが導入されている。
脚注
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads