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ザウス (ブランド)

かつて存在した日本のアダルトゲームブランド ウィキペディアから

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ザウス(XUSE)は、株式会社ザウスが運営していたアダルトゲームのブランド。

概要 種類, 市場情報 ...
概要 Xuse, ジャンル ...

歴史

元々、同社は株式会社ユースという社名で『ホッターマンの地底探険』『バツ&テリー 魔境の鉄人レース』(ともに1987年)などのファミリーコンピュータ用ゲームソフトを開発してきたが、後にアダルトゲーム産業に進出し別会社を設立した[3]。 メーカー名の由来は18禁の「X指定」+「ユース(USE)」でザウス(XUSE)。[4][要ページ番号] 成人向けの作品が多い一方、『永遠のアセリア』はPlayStation 2にも移植されており、一般ユーザーからの知名度も高かった[2]。 また、アダルトゲーム会社としては派手な演出のイベントを開催することでも知られており、『永遠のアセリア』は劇団21世紀FOXによって舞台化されたほか、2003年開催のキャラフェスでの和太鼓パフォーマンスが披露された。このほかにも、インターネットラジオ番組として『プロジェクトXuse』『それ行けトーマス』が過去に配信されていた。 2007年10月期時点の年収は最高で約4億2100万円だった[2]

ザウスでは一部を除き作品の傾向に合わせて、の種類になぞらえて区分けを行っている。2008年以降、この区切りは一旦廃止されていたが、2014年に復活した。

  • 本醸造 - ゲーム性重視の作品(RPGなど)
  • 吟醸 - 陵辱要素の強い作品
  • 純米 - 純愛要素の強い作品
  • 発泡 - 新価格提案「Mid Price 5000」に基づく、定価5000円(消費税別)の作品
  • 淡麗 - ゲームのブランドではなく、イベント専門のブランド

2021年5月26日に株式会社T.N.G、株式会社ユースと共に、東京地方裁判所から破産手続開始決定を受けた[1][2]。破産手続開始決定から4日後である同年5月30日に、公式Twitterにて廃業が発表された[5][6]

なお、代表の吉田ユースケはゲーム創作活動を継続する旨をザウス公式ツイッターアカウントで宣言している[3][6]

また、元スタッフの高瀬奈緒文は2018年6月27日にザウスとの間で「永遠神剣」シリーズの権利を保有する権利を結んでおり[6]、2021年6月4日には管財人や担当弁護士に同シリーズの著作権を譲渡済みとして処理するという回答を得た旨をツイートしている[7]

ザウスは2021年9月24日に法人格が消滅した[8]

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作品一覧

要約
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※この他1999年〜2000年にかけて、あいりゅブランドから3作品を発売している。

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備考

  • 「クラブXuse」というメーカーのファンクラブも運営しており、ゲーム・グッズの価格優待販売や限定ネットラジオの配信など会員限定のコンテンツが充実していた。

在籍していた主なスタッフ

  • みかみたかし(原画)
  • まさはる(原画)
  • あらきまき(原画)
  • 人丸(原画)
  • 藤原将(シナリオ、企画。新ブランド「FOUNTAINHEAD」を立ち上げる)
  • 座敷猫(シナリオ。現在はフリー。主にルーンに参加。)
  • 高瀬奈緒文(シナリオ、企画。退社。新ブランド「ETERNAL」を立ち上げる)

関連項目

  • 田中ロミオ - 『最果てのイマ』のシナリオを手がけた
  • 畑亜貴 - 『プロジェクトXuse』のパーソナリティ・主題歌、「ちょこれ〜とDAYS」主題歌の作詞・作曲・歌唱を担当した。
  • 大野まりな - 『プロジェクトXuse』のパーソナリティ、主題歌を担当した。

脚注

外部リンク

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