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ジャック・フレアティ (野球)

アメリカのプロ野球選手 (1995-) ウィキペディアから

ジャック・フレアティ (野球)
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ジャック・レイフ・フレアティJack Rafe Flaherty, 英語発音: [ˈd͡ʒæk ˈflɛərti][1]; 1995年10月15日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州バーバンク出身のプロ野球選手投手)。右投右打。MLBデトロイト・タイガース所属。

概要 デトロイト・タイガース #9, 基本情報 ...
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経歴

要約
視点

プロ入りとカージナルス時代

2014年MLBドラフト1巡目追補(全体34位)でセントルイス・カージナルスから指名されプロ入り。ドラフト前は内野手として注目されていた[2]が、投手として入団した。契約後、傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・カージナルスでプロデビュー。8試合(先発6試合)に登板して1勝1敗、防御率1.59、28奪三振を記録した。

2015年はA級ピオリア・チーフスでプレーし、18試合に先発登板して9勝3敗、防御率2.84、97奪三振の成績を残した。

2016年はA+級パームビーチ・カージナルス英語版でプレーし、24試合(先発23試合)に登板して5勝9敗、防御率3.56、126奪三振を記録した。

2017年はマイナーではAA級スプリングフィールド・カージナルスとAAA級メンフィス・レッドバーズでプレーし、2球団合計で25試合に先発登板して14勝4敗、防御率2.18、147奪三振を記録した。6月28日にはオールスター・フューチャーズゲームのアメリカ合衆国選抜に選出された[3]。8月30日にカージナルス監督のマイク・マシーニーがフラハーティを9月1日にメジャー昇格させることを発表し[4]、当日メジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした。同日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦で先発してメジャーデビューを果たしたが、4回を投げて5失点を喫した(勝敗付かず)[5]。この年メジャーでは6試合(先発5試合)に登板して0勝2敗、防御率6.33、20奪三振を記録した。

Thumb
2018年4月3日

2018年3月25日に故障したアダム・ウェインライトの代わりに開幕ロースターに入った[6]。ウェインライトが復帰すると、4月4日にAAA級メンフィスにオプションで降格した。4月28日に再び昇格するともう一度オプションで降格し、5月にウェインライトが長期の故障者リスト(10日間から60日間に長期化した)に入ったため、5月からは代わりに先発ローテーションの一角を担った。5月20日のフィラデルフィア・フィリーズ戦(ブッシュ・スタジアム)でメジャー初勝利を挙げたが、投球数120球、1失点で、13奪三振、1四球、2安打を許したのみで5-1で勝利した試合だった[7]。2018年の新人年は8勝9敗で、28先発で防御率3.34を残し、151投球回で182奪三振を記録した[8]

2019年マット・ウィータースとの契約を結ぶ際に、ウィータースの背番号を優先したため32から22に変更を行った。シーズン後半に差し掛かるまでは防御率4.64を記録していた[9]。オールスター休暇後は、防御率0.91を記録し、これはボブ・ギブソンジェイク・アリエータに次ぐ3番目に低い記録だった[10][11]。8月には4勝1敗防御率0.71で、[12]8月のピッチャー・オブ・ザ・マンスを受賞した、9月も44回を投げ防御率0.82を記録し受賞した[13]。11勝8敗、33試合の先発登板で防御率2.75、196.1回を投げ231奪三振を記録し2019年シーズンを終えた[14]。230奪三振を記録し55四球以下で防御率2.75以下を記録したMLB歴代で3番目に若い投手になった[15]。 オフにはゴールドグラブ賞にもノミネートされた。サイ・ヤング賞の投票では4位だった[16][17]。また、同年から新設されたオールMLBチームのセカンドチーム先発投手の1人に選出された。

2020年は自身初めて開幕投手を務めた。

2021年4月1日のシンシナティ・レッズ戦(開幕戦)で2年連続2度目の開幕投手を務めた[18]。5月7日のロッキーズ戦でMLB初本塁打を記録した[19]。このシーズンはキャリアで初めて負傷者リストに入る[20]など一時戦線から離脱するも、15試合の先発登板で9勝を記録した。

2022年は開幕前に1年総額500万ドルの契約を結んだ[21]が、右肩の故障によりわずか2勝に終わった。

2023年は開幕前に1年総額540万ドルでカージナルスと再契約を結んだ[22]

オリオールズ時代

2023年8月1日にシーザー・プリエトドリュー・ロムザック・ショーウォルターとのトレードで、ボルチモア・オリオールズへ移籍した[23]。同月3日のトロント・ブルージェイズ戦で移籍後初登板を果たし、6回1失点の内容で勝利投手となった。オフの11月3日にFAとなった[24]

タイガース時代

2023年12月20日にデトロイト・タイガースと1400万ドルの1年契約を結んだ[25]。オプションとして最大100万ドルの出来高が含まれる[25]

ドジャース時代

2024年7月30日にトレイ・スウィーニータイロン・リランゾ英語版とのトレードで、ロサンゼルス・ドジャースへ移籍した[26][27]。オフの10月31日にFAとなった。

タイガース復帰

2025年2月7日に前年所属したタイガースと2年総額3500万ドルの契約を結んだ[28]。内訳は契約金として500万ドル、2025年の年俸が2000万ドル、2026年の年俸が1000万ドル[28]。また、2026年の契約は選手オプションとなる[28]

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選手としての特徴

マックス・シャーザーと似た投球フォームで、両コーナーを丁寧に突く投球が持ち味である[2]

詳細情報

年度別投手成績

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  • 各年度の太字はリーグ最高

ポストシーズン投手成績

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年度別守備成績

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表彰

MLB

記録

MiLB

背番号

  • 32(2017年)
  • 22(2018年 - 2023年途中)
  • 15(2023年途中 - 同年終了)
  • 9(2024年 - 同年途中、2025年 - )
  • 0(2024年途中 - 同年終了)

脚注

関連項目

外部リンク

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