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ピート・アロンソ

アメリカのプロ野球選手 (1994 - ) ウィキペディアから

ピート・アロンソ
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ピート・アロンゾ英語: Pete Alonso 英語発音: [pit əˈlɑnzoʊ]、本名: ピーター・モーガン・アロンゾPeter Morgan Alonso)、1994年12月7日 - )は、アメリカ合衆国フロリダ州タンパ出身のプロ野球選手一塁手)。右投右打。MLBニューヨーク・メッツ所属。愛称はポーラーベアーPolar Bear[4][5][6]、一塁手。

概要 ニューヨーク・メッツ #20, 基本情報 ...
概要 獲得メダル, 男子 野球 ...
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経歴

要約
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プロ入り前

フロリダ州タンパにあるジェスイット高等学校英語版に進学し、3年進級時に同じくタンパにあるヘンリー・B・プラント高等学校英語版に転校した[7][8]。高校卒業後はフロリダ大学に進学、大学野球に参加した。高校までは野球の守備位置は三塁手であったが、大学進学以降は一塁を主に守る[9]。大学1年生時にオールサウスイースタン・カンファレンスに指名された[8]。また、大学4年生時にはチームがメンズ・カレッジ・ワールドシリーズに進出した[10]

プロ入りとメッツ時代

2016年MLBドラフト2巡目(全体64位)でニューヨーク・メッツから指名され[9][11]、6月29日に契約金90万9200ドルで契約した[12]。同年7月9日にメッツ傘下のA-級ブルックリン・サイクロンズでプロデビュー。また、8月16日に行われたA-級のオールスターゲームに選出された[13]。シーズンではブルックリンで30試合に出場して打率.321、5本塁打、21打点出塁率.382を記録した。

2017年A+級セントルーシー・メッツで開幕を迎え、8月24日にAA級ビンガムトン・ランブルポニーズに昇格した[14]。このシーズンはセントルーシーとビンガムトンの2チーム合計で93試合に出場し、打率.289、18本塁打、63打点、出塁率.359を記録した[15]

2018年はシーズン開幕前にMLB.comにて全体58位・チーム4位のプロスペクトと評価された[16][17]。シーズンの開幕はAA級ビンガムトンで迎え[18]、6月16日にAAA級ラスベガス・フィフティワンズに昇格した。また、7月15日に行われたオールスター・フューチャーズゲームに選出された[19]。この年はビンガムトンとラスベガスの2チーム合計で132試合に出場し、打率.285、36本塁打、119打点、出塁率.395を記録し[15]マイナーリーグの本塁打王英語版を獲得した[20]

2019年は開幕25人ロースター入りした[21]。3月28日に行われた開幕戦のワシントン・ナショナルズ戦「2番・一塁手」でメジャーデビュー。同日メジャー初安打[22]を記録し、4月1日のマイアミ・マーリンズ戦でMLB初本塁打を記録した[23]。4月9日のミネソタ・ツインズ戦で1試合2本塁打を達成[24]。4月までの成績は106打席で打率.292、9本塁打、26打点を記録し、3月・4月のナショナルリーグルーキー・オブ・ザ・マンスを受賞した[25]。6月にも月間成績で124打席で打率.307、9本塁打、21打点を記録し、この月のルーキー・オブ・ザ・マンスを受賞した。プレイヤー・オブ・ザ・ウィークも受賞している。7月の本塁打競争に選出され、オールスターにも投票外選出された。本塁打競争では決勝でブラディミール・ゲレーロ・ジュニアを下して初優勝した。新人が優勝するのは史上3人目、メッツの選手としてはダリル・ストロベリーに次ぐ2人目となった[26]。8月18日のカンザスシティ・ロイヤルズ戦(カウフマン・スタジアム)で40号本塁打を記録し、コディ・ベリンジャーの39本塁打を超え、ナ・リーグの新人記録を更新した[27]。9月20日のシンシナティ・レッズ戦(グレート・アメリカン・ボール・パーク)で両リーグ単独トップとなるとともに、新人選手としてはMLB史上2人目、デビュー1年目では史上初の50本塁打に到達した[28]。更に9月27日のアトランタ・ブレーブス戦(シティ・フィールド)で2017年のアーロン・ジャッジに並ぶ新人最多タイとなるシーズン52本塁打を記録すると[29]、翌28日には53号本塁打を打ち、新人最多本塁打記録を更新した[30]。デビュー1年目から161試合に出場し、打率.260、53本塁打、120打点、出塁率.358を記録し、デビュー1年目から本塁打王を獲得した[31]。守備面ではUZR+1.8、DRS-3を記録した[32]。オフの11月14日に記者29人から1位票を得て、新人王を獲得した[33]。また、同年から新設されたオールMLBチームのファーストチーム一塁手に選出された。

2020年COVID-19の影響で60試合の短縮シーズンとなる中、全60試合中57試合に出場し、打率.231、16本塁打、35打点、出塁率.326を記録した。守備面ではUZR-1.7、DRS-4と前年から数字を落とした[34]

2021年はオールスターゲーム前日の7月12日に開催されたホームランダービーに出場し、第1ラウンドでロイヤルズのサルバドール・ペレスに勝利して準決勝に進出し、準決勝ではナショナルズのフアン・ソトに勝利して決勝に進出し、決勝ではオリオールズのトレイ・マンシーニに勝利し[35]、史上3人目となる連覇を果たした[36]。1ラウンドで最多35本塁打を記録した[37]

2022年はシーズン開幕前の2月13日に車が横転するほどの交通事故に巻き込まれたが、フロントガラスを蹴破って脱出し、大事には至らなかった[38]。4月9日のナショナルズ戦の5回にキャリア初の満塁本塁打を記録した[39]。8月17日に2023年3月に開催される第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)アメリカ合衆国代表に参加することが発表された[40]。シーズンでは160試合の出場で打率.271、40本塁打、131打点を記録し、打点王のタイトルを獲得した。

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第5回WBCアメリカ合衆国代表でのアロンソのユニフォーム

2023年はシーズン開幕前の2月10日に第5回WBCのアメリカ合衆国代表に選出された[41]。 シーズンでは7月2日にMLB選出で通算3度目となるオールスターゲームに選出された[42]。また、同日に本塁打競争に参加する意思を表明した[43]

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詳細情報

年度別打撃成績

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  • 2024年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

年度別打撃成績所属リーグ内順位

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ポストシーズン打撃成績

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  • 太字はMVP受賞

WBCでの打撃成績

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年度別守備成績

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  • 2024年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

タイトル

表彰

記録

MiLB
MLB

背番号

  • 20(2019年 - )

代表歴

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脚注

関連項目

外部リンク

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