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フィルムが現存しない映画の一覧

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フィルムが現存しない映画の一覧
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本項ではフィルムが現存しないとされる映画の一覧について解説する。本項では、サウンドトラックのみの現存している映画も含む。部分的に現存しないとされる映画(例:予告編のみ現存)の一覧についてはフィルムが部分的に現存している映画を参照。

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ロン・チェイニーの出演作の多くは現在フィルムが紛失・喪失している。このスチルは1919年の映画『ミラクルマン英語版』からのものであり、フィルムが現存しないチェイニー作品の中でも人気が高い

1950年代初期まで映画のフィルムはニトロセルロースで作られていたことから火に弱く、1924年に発生したユニバーサル映画の火災や、1937年に発生したフォックスフィルム保管庫火災、1967年に発生したMGMフィルム保管庫火災などでは多くのフィルムが焼失した[1]

白黒映画の劇場公開用フィルム英語版は何らかの理由で価値がないとみなされ、銀像写真に使うエマルション英語版を抽出するために焼かれることもあった[2]

制作会社の倒産によってフィルムが散逸することがあるほか[2]、スタジオが映画を作り直す際に初期版を破棄することもある[2]。特に初期のサイレント映画は商業的に見込みがないとされ、保管場所を確保するためだけにフィルムが破棄されることもあった[3]

マーティン・スコセッシが代表を務め、フィルムの復元に取り組むNPOフィルム・ファウンデーション英語版は、「1950年以前のアメリカ製映画の半分、そして1929年以前に制作された映画の90%は永遠に失われたままだ」と主張しているほか[4] 、同様の活動を行っているドイツ・キネマテーク英語版もサイレント映画の80%から90%が散逸しているとみており[5]、フィルムが現存しない3500以上の映画のリストを所有している。

アメリカ議会図書館の研究により、サイレント映画のうち全体の75%が現存しないということが判明した[6]

映画のフィルムの喪失はアメリカ国外でも起きている。たとえば、1910年代の日本映画のフィルムの現存率は0.2%とされている[7]。また、国立映画アーカイブの主任研究員・冨田美香によると、ミャンマーにおいては、気候や政治環境の変遷もあり、白黒の劇映画は12本程度しか残存していないとされている[8]

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関連項目

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