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ル・ボーセモータースポーツ
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株式会社ル・ボーセモータースポーツ(Le Beausset Motorsports)は、茨城県つくば市に本社を置く日本の企業。レーシングチームの運営を主な事業としていた。
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概要
メカニックとして国内チームを渡り歩いた坪松唯夫が、レーシングドライバーの片山右京の協力を得て1989年にフォーミュラカーのメンテナンスを行う「有限会社ル・ボーセ」を設立。社名の“ル・ボーセ(Le Beausset)”は、坪松と右京が共に戦ったフランスF3で使用されていたポール・リカール・サーキットのコーナー名が由来。
2003年に新たに有限会社ル・ボーセモータースポーツを設立し、有限会社ル・ボーセの事業を受け継ぎ独立。2007年には株式会社に組織変更。
初級カテゴリから着実にステップアップを図ってきたレーシングチームであり、若手ドライバー育成にも力を注いだ。2011年から国内最高峰カテゴリーであるフォーミュラ・ニッポン(2013年にスーパーフォーミュラに改称)への参戦を開始。
2012年からは地域密着を掲げチーム名に地元栃木の名を冠し「TOCHIGI Le Beausset Motorsports」としてレースに参戦。
2015年よりスーパーフォーミュラへの参戦を休止し、スーパー耐久への参戦に移行[1]。
2019年9月、同年限りでのチームの活動終了を発表。代表の坪松は「いちばんいい時に辞める」「“完全燃焼”ということで考えると、やりきっているのが今」と語り、「自分でもちょっと早かったかな、とも思うが家族のタイミングとかを含め、今のタイミングがベスト」との判断で30年続いたチームの活動終了に至ったと述べた[2]。
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沿革
- 1989年 - 有限会社ル・ボーセを設立、ファクトリーを茨城県下館市(現 筑西市)に開設、FJ1600に参戦を開始
- 1992年 - フォーミュラ・トヨタに参戦を開始
- 1994年 - 全日本F3選手権に参戦を開始(1995年は参戦せず、1996年をもって参戦休止)
- 1995年 - ファクトリーを茨城県石下町(現 常総市)に移設、トヨタテクノクラフト(TRD)製品の販売契約を締結
- 1998年 - FJ協会に加盟
- 2000年 - F4東日本シリーズに参戦
- 2003年 - 有限会社ル・ボーセモータースポーツを設立し、有限会社ル・ボーセの事業を引き継ぐ。
- 2005年 - 全日本F3選手権への参戦を再開
- 2006年 - フォーミュラチャレンジ・ジャパンのメンテナンス業務を請負う
- 2007年 - 株式会社ル・ボーセモータースポーツに組織変更、ファクトリーをもてぎコンストラクターズ村に移設
- 2008年 - 全日本F3選手権のナショナルクラス(現 Nクラス)に参戦を開始
- 2009年 - スーパーFJに参戦を開始
- 2011年 - フォーミュラ・ニッポンに参戦を開始(~2014年)
- 2015年 - スーパー耐久に参戦を開始
- 2019年 - シーズン終了をもってレース活動を休止
- 2020年 - 本社を栃木県茂木町から茨城県つくば市に移転。
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参戦歴
協賛スポンサー
関連項目
脚注
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