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ヴァンドギャルド

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ヴァンドギャルド
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ヴァンドギャルド(欧字名:Vin de Garde :陳年美酒2016年2月20日 - )は、日本競走馬[1]2020年富士ステークスの勝ち馬である。

概要 ヴァンドギャルド, 欧字表記 ...

馬名の意味は、フランス語で「長期熟成しておいしくなるワイン」[4]

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戦績

要約
視点

2歳(2018年)

9月22日の2歳新馬戦に1番人気で出走。北村友一を鞍上に出走したレースでは、後方追走から直線で馬群を割って差し切り優勝した[10]。11月17日の東京スポーツ杯2歳ステークス(GIII)では中団追走から直線で鋭く脚を伸ばし、ゴール前で4頭横一線となるもニシノデイジーの3着に敗退。12月28日のホープフルステークスでは道中後方待機から追い上げるも6着に終わり、2歳シーズンを終える。

3歳(2019年)

3歳初戦として、2月3日のきさらぎ賞(GIII)にミルコ・デムーロを鞍上に出走し、4着。続く3月23日の毎日杯(GIII)では最後方追走から直線で大外に回して追い込んでくるも3着[11]。4月13日のアーリントンカップ(GIII)では道中好位でレースを進めるも直線で伸びあぐねて9着に終わり、休養に入った。

休養を終え、9月7日に行われた3歳以上1勝クラスに出走。初コンビとなる福永祐一を鞍上に迎えたレースでは、中団の後ろ8番手からの競馬。徐々に順位を上げて4コーナーで大外を回って直線へ入るとほぼ馬なりで先頭に立った。残り200mで抜け出し、2着キングオブコージに2馬身のリードをつけて快勝した。

続いて10月13日の三年坂特別(2勝クラス)に出走。落ち着いた走りで、直線残り200mで先頭を捉えるとそこからは後続を寄せ付けず2馬身半ちぎって優勝した[12]

続く11月24日のウェルカムステークス(3勝クラス)では岩田望来を鞍上に迎え出走。4コーナーでは馬場の荒れていない外に出して追い出すと、残り200mで先頭に並びかけて半馬身交わして勝利。3連勝でオープンクラス入りを果たした[13]

4歳(2020年)

4歳初戦として2月9日の東京新聞杯(GIII)に出走。再び福永祐一を鞍上に迎え2番人気に推されたが、6着に敗れた。4月26日のマイラーズカップ(GII)では道中後方2番手追走から直線で懸命に追い込んできたが3着。GI初挑戦となった6月7日の安田記念では中団追走も直線で伸びきれず10着と大敗し、休養に入った。

休養を終えて、10月24日の富士ステークス(GII)に出走。5番人気に推されたレースでは中団でレースを進め、直線で外から各馬を差し切り2着の3番人気ラウダシオンに1.1/4馬身差をつけ優勝、重賞初制覇を果たした[14]。11月22日のマイルチャンピオンシップでは中団のやや後ろからレースを進め、最後の直線で追い上げるも6着に敗れ、4歳シーズンを終えた。

5歳(2021年)

5歳初戦として、前年に続き東京新聞杯(GIII)に出走。1番人気に推されたが4着に敗れた。

続いて、初の海外遠征となるドバイターフ(G1)に出走。4番人気に推されたレースでは、好スタートを決めると5番手の内でピタリと折り合う。直線半ばまで前があかなかったが、スペースを確保した瞬間に一気に加速。先に抜け出した英国馬ロードノースには及ばなかったものの2着に入賞した[15]

帰国後は休養に入り、10月10日の毎日王冠(GII)で復帰。レースでは中団追走も直線で伸びを欠き8着。その後、アメリカに遠征し11月6日にデルマー競馬場で行われたブリーダーズカップ・マイル(G1)に出走して12着と大敗。香港に転戦し12月12日の香港マイル(G1)では6着となり5歳シーズンを終えた。

6歳(2022年)

2年連続での出走となった3月26日のドバイターフ(G1)では道中後方でレースを進め、直線で鋭く脚を伸ばすと最後は逃げ粘るパンサラッサ、前年の優勝馬ロードノースとの接戦となったが惜しくも3着に敗れた[16]。 帰国後、6月5日の安田記念に出走。好位中団でレースを進めるも、直線で失速し15着に終わり、休養に入った。

7歳(2023年)

休養を終えてサウジアラビアに遠征し、初のダート挑戦となった2月25日のサウジカップ(G1)に出走するも11着。続くドバイターフでは14着と殿負けに終わった。

帰国後は宮城県山元町山元トレーニングセンターで着地検疫を受けていたが、左前肢屈腱炎が判明したため、4月14日にオーナーの社台サラブレッドクラブホームページで競走生活から引退することを発表した。引退後は海外から種牡馬入りのオファーが入っており、その方向で調整されている[17]。翌15日付でJRAの競走馬登録を抹消された[3]

同年4月25日、ブラジルのABCPCC(ブラジルスタッドブック)により、同国で種牡馬入りする事が発表された。同国でのディープインパクト産駒の種牡馬は初導入となる[18][19]

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競走成績

要約
視点

以下の内容は、JBISサーチ[20]、netkeiba.com[21]、Equibase[22]香港ジョッキークラブ[23]、Racing Post[24]、サカブジョッキークラブ[25]、エミレーツ競馬協会[26]およびTotal Performance Data[27]の情報に基づく。

さらに見る 競走日, 競馬場 ...
  • 海外の競走の「枠番」欄にはゲート番を記載
  • アメリカ・香港・サウジアラビアのオッズ・人気は現地主催者発表のもの(日本式のオッズ表記とした)
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血統表

ヴァンドギャルド血統(血統表の出典)[§ 1]
父系サンデーサイレンス系
[§ 2]

ディープインパクト
鹿毛 2002 北海道早来町
父の父
*サンデーサイレンス
青鹿毛 1986 アメリカ
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
父の母
*ウインドインハーヘア
鹿毛 1991 アイルランド
Alzao Lyphard
Lady Rebecca
Burghclere Busted
Highclere

*スキア
鹿毛 2007 フランス
Motivator
鹿毛 2002 イギリス
Montjeu Sadler's Wells
Floripedes
Out West Gone West
Chellingoua
母の母
*Light Quest
鹿毛 2000 アメリカ
Quest For Fame Rainbow Quest
Aryenne
Gleam of Light *デインヒル
Gold Runner
母系(F-No.) (FN:1-k) [§ 3]
5代内の近親交配 Northern Dancer 5x5 [§ 4]
出典

脚注

外部リンク

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