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毎日杯
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毎日杯(まいにちはい)は、日本中央競馬会(JRA)が阪神競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(GIII)である。
概要
1954年に創設された、4歳(現3歳)馬限定の重賞競走[3][4]。優先出走権が得られるトライアル競走ではないが、春の大レースを目指す3歳馬にとって重要な前哨戦とされている[4]。
創設から1970年までは6月の東京優駿(日本ダービー)直後に行われていたが、1971年より3月(1972年は4月)に繰り上げられた[3][4]。施行距離は創設以来芝2000mで定着(1971年は1900m)していたが、2007年より阪神競馬場に新設された芝外回りコースの1800mに変更された[3][4]。創設時の負担重量はハンデキャップだったが、翌年から別定に変更された[4]。2024年からは負担重量が馬齢重量に変更される。
外国産馬は1992年から、地方競馬所属馬は1996年からそれぞれ出走可能になり[5]、2009年からは外国馬も出走可能な国際競走となった[6]。
競走条件
出走資格:サラ系3歳
- JRA所属馬
- 地方競馬所属馬(2頭まで)
- 外国調教馬(優先出走)
- 負担重量:馬齢(牡・せん57kg、牝馬55kg)
賞金
2025年の1着賞金は4100万円で、以下2着1600万円、3着1000万円、4着620万円、5着410万円[1][2]。
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歴史
要約
視点
- 1954年 - 4歳馬による重賞競走として創設[4]。
- 1984年 - グレード制施行によりGIII[注 1]に格付け[4]。
- 1992年 - 混合競走に指定、外国産馬が出走可能になる[4]。
- 1996年 - 特別指定交流競走に指定され、地方競馬所属馬が2頭まで出走可能になる[4]。
- 2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件を「3歳」に変更。
- 2007年 - 日本のパートI国昇格に伴い、格付表記をJpnIIIに変更[7]。
- 2009年
- 2011年 - 「被災地支援競走」の副称をつけて施行[8][9]。
- 本年の競走は、中京競馬場の改修工事により阪神競馬場での代替開催となった高松宮記念と同日の最終12レースで施行され、「JRAプレミアムレース」として払戻金の5%上乗せを実施される予定であった。東日本大震災の社会的影響を踏まえて「JRAプレミアムレース」を取りやめ、売上金の5%相当額等を被災地支援に拠出した。
- 2020年 - COVID-19の流行により客を入れずに「無観客競馬」として開催。
- 2024年 - 負担重量を馬齢重量に変更。
歴代優勝馬
コース種別の記載がない距離は、芝コースを表す。
優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記に揃えている。
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脚注・出典
外部リンク
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