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カラテ (競走馬)

日本の競走馬 ウィキペディアから

カラテ (競走馬)
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カラテ(欧字名:Karate2016年5月27日 - )は、日本競走馬[1]。主な勝ち鞍は2021年東京新聞杯2022年新潟記念2023年新潟大賞典

概要 カラテ, 欧字表記 ...

馬名の意味は、空手

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経歴

要約
視点

デビュー前

2016年5月27日北海道新冠町に生まれる[1]。珍馬名で有名な馬主小田切有一の息子である小田切光が馬主となり、空手道からカラテと名付けられた[3]

2歳(2018年)

8月11日新潟競馬場2歳新馬に出走するも7着[4]。その後年内は5回未勝利戦に出走しうち4回が二桁着順であった。

3歳(2019年)

2019年初戦は5着と初入着を果たすと、2月17日小倉競馬場での7回目の未勝利戦に黛弘人鞍上で出走、2番手を追走すると直線で抜け出し1着、初勝利を挙げた[4][5]。その後はいきなりスプリングステークスに出走するが16着のシンガリ負けを喫し、その後2019年4月からの1年間で、1勝クラス競走に8回出走するが、勝ち星を挙げることはできなかった[4]

4歳(2020年)

6月13日東京競馬場の八丈島特別(1勝クラス)に菅原明良鞍上で出走[4]。不良馬場の中、控えて中団を追走し、一緒に伸びたセイウンヴィーナスを競り落として先頭に立つと、3馬身2分の1の差をつけて圧勝し、久々の勝ち星を挙げた[4][6]。その後は柏崎特別、神奈川新聞杯に出走し敗れるも、中山競馬場の2勝クラスに出走して勝利する。

5歳(2021年)

5歳初戦の若潮ステークス(3勝クラス)を勝利、東京新聞杯でもカテドラルとの追い比べを制して勝利し重賞初制覇を果たした[4][7]。東京新聞杯の勝利によって、カラテ、菅原、小田切光はいずれも重賞初制覇[7][8]トゥザグローリー産駒としても重賞初制覇となった[9]6月6日に初のGI挑戦となる安田記念に出走するも、出遅れてしまい、直線でも伸びず13着と敗戦した[4]8月15日には関屋記念に出走したがロータスランドの2着に敗れている[4]。その後は京成杯オータムハンデキャップステルヴィオワイドファラオに次ぐ57.0kgのハンデで出走するが、開幕週の良馬場で前が止まらず、5着に敗れた[4][10]。関屋記念2着と京成杯オータムハンデキャップ5着の成績から、サマーマイルシリーズでは4位タイとなった[11]

6歳(2022年)

6歳となった2022年はニューイヤーステークス(L)から始動、単勝4.3倍の一番人気に推され、中団後方から前を捉え切って優勝した[12]

続いて、2月6日に行われた連覇のかかる東京新聞杯に出走。2番人気に推されたレースでは、中団馬群後方を追走。最後の直線では上がり3ハロン33秒9の脚で追い込むも3着。同レース史上初の連覇とはならなかった[13]

2月27日に行われたGII中山記念に出走。4番人気に推されたレースでは、先頭を走るパンサラッサが前半1000m57秒6のハイペースを作り出し、最後の直線では逃げるパンサラッサを捉えきれずに2着に敗れた[14]。管理する高橋祥泰調教師が2月いっぱいで定年により引退し、栗東の辻野泰之厩舎に移籍する[15]

4月24日のマイラーズカップでは2番人気に推される。レースでは道中中団から運び直線外から追いだしを開始したものの、反応が鈍く7着に終わった[16]

6月5日の安田記念16着を挟んで、9月4日に行われたGIII新潟記念に出走。トップハンデ57.5kgを背負い10番人気で迎えたレースでは、中団で脚を溜め、直線半ばで抜け出し大外から追い込んだ9番人気ユーキャンスマイルに1.3/4馬身差をつけ優勝。重賞2勝目を果たした[17]。鞍上の菅原明良は「直線早々と抜け出しましたが、長く脚を使って素晴らしい走りでした。2000mに乗るのは初めてでしたのでビデオを見て研究しました。実際距離が持つかどうかは分かりませんでしたが、リズム良く走れればと馬を信じて乗りました。今日はゲートも出てくれて、調子がいいのだと感じていました。初めて重賞を勝った思い出の馬です。この馬で結果を出せてとても嬉しいです。関係者の皆さんに感謝で一杯です。」と振り返った[18]

その後は東京競馬場天皇賞(秋)ジャパンカップに出走したが、6着・8着に敗れている。

7歳(2023年)

2023年は得意としている新潟競馬場での新潟大賞典から始動。59kgのトップハンデを背負い、かつ新潟競馬場では珍しい不良馬場という厳しいコンディションとなったが、道中好位で追走すると直線で逃げ粘るセイウンハーデスをゴール前で捉え、3/4馬身をつけ勝利した。続く鳴尾記念では好位追走も直線で伸びを欠いて9着、宝塚記念ではブービーの16着に沈んだ。

8歳(2024年)~9歳(2025年)

8歳となった2024年以降は二桁着順が続き、同年6月より音無秀孝厩舎へ移籍し、翌2025年3月に音無厩舎の定年解散に伴い東田明士厩舎に転厩した。5月10日のエプソムカップで10着に敗れたのち、7月20日に行われる小倉記念に向けて調整されていたが屈腱炎を発症したため、7月10日にオーナーの小田切光のX(旧ツイッター)にて現役を引退することを発表した[19]。7月15日付けでJRAの競走馬登録を抹消、東京競馬場で乗馬となる予定[20]

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競走成績

要約
視点

以下の内容は、netkeiba.com[21]の情報に基づく。

さらに見る 競走日, 競馬場 ...
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血統表

カラテ血統(血統表の出典)[§ 1]
父系ミスタープロスペクター系
[§ 2]

トゥザグローリー
2007 鹿毛
父の父
キングカメハメハ
2001 鹿毛
Kingmambo Mr.Prospector
Miesque
*マンファス *ラストタイクーン
Pilot Bird
父の母
トゥザヴィクトリー
1996 鹿毛
*サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
*フェアリードール Nureyev
Dream Deal

レディーノパンチ
2006 栗毛
*フレンチデピュティ
1992 栗毛
Deputy Minister Vice Regent
Mint Copy
Mitterand Hold Your Peace
Laredo Lass
母の母
レイサッシュ
1996 鹿毛
*パラダイスクリーク Irish River
North of Eden
ゴールデンサッシュ *ディクタス
ダイナサツシユ
母系(F-No.) ロイヤルサッシュ系(FN:1-t) [§ 3]
5代内の近親交配 Northern Dancer 5×5、Nureyev 5・4(父内) [§ 4]
出典

脚注

外部リンク

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