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マイラーズカップ
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マイラーズカップは、日本中央競馬会(JRA)が京都競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(GII)である。競馬番組表での名称は「読売マイラーズカップ(よみうりマイラーズカップ)」と表記している[3][4]。
概要
マイル路線の拡充、および短距離適性馬にも活躍の場を設けることを目的として、1970年に創設された5歳(現4歳)以上の馬による重賞競走[5][6]。安田記念の前哨戦として位置づけられているほか、ヴィクトリアマイルの前哨戦としての側面も併せ持ち、春の短距離路線を歩む馬にとって重要な競走とされている[5][6]。2014年から1着馬に安田記念の優先出走権が与えられている[5][6]。
創設から2011年までは主に阪神競馬場で行われていたが、2012年より開催時期を1週繰り下げ、京都競馬場での施行に変更された[5][6]。競走名は1974年に「読売杯マイラーズカップ(よみうりはいマイラーズカップ)」に変更された[2]後、1980年より現名称となった[6]。
外国産馬は1989年から、地方競馬所属馬は2000年からそれぞれ出走可能になり、2004年からは外国馬も出走可能な国際競走となった[2]。
競走条件
出走資格:サラ系4歳以上
- JRA所属馬
- 地方競馬所属馬(後述)
- 外国調教馬(優先出走)
負担重量:別定
- 57kg、牝馬2kg減
- 2024年4月20日以降のGI競走(牝馬限定競走を除く)1着馬2kg増、牝馬限定GI競走またはGII競走(牝馬限定競走を除く)1着馬1kg増
- 2024年4月19日以前のGI競走(牝馬限定競走を除く)1着馬1kg増(2歳時の成績を除く)
安田記念のステップ競走に指定されており、地方競馬所属馬は安田記念の出走候補馬(3頭まで)に出走資格が与えられている[7][8]。また、地方競馬所属馬は本競走で2着以内の成績を収めた馬に、安田記念の優先出走権が与えられる[7][8]。
賞金
2025年の1着賞金は5900万円で、以下2着2400万円、3着1500万円、4着890万円、5着590万円[3][4]。
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歴史
要約
視点
- 1970年 - 5歳以上の馬による重賞競走として新設、阪神競馬場の芝1600mで施行[6]。
- 1974年 - 名称を「読売杯マイラーズカップ」に変更[2]。
- 1980年 - 名称を「読売マイラーズカップ」に変更[2]。
- 1984年 - グレード制施行によりGII[注 1]に格付け。
- 1989年 - 混合競走に指定、外国産馬が出走可能になる[2]。
- 2000年 - 指定交流競走となり、地方競馬所属馬が2頭まで出走可能となる[2]。
- 2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件を「4歳以上」に変更[2]。
- 2004年 - 国際競走に変更され、外国調教馬が5頭まで出走可能となる[2][9]。
- 2005年 - 外国調教馬の出走枠が9頭に拡大[2][10]。
- 2014年 - この年から1着馬に安田記念の優先出走権を付与[6]。
- 2020年 - COVID-19の感染拡大防止のため「無観客競馬」として実施[11](2021年も同様[12])。
- 2021年 - 京都競馬場の整備工事に伴い、阪神競馬場で施行(2022年も同様)[13]。
- 2023年 - JRAの競走では初めてとなる競走馬トラッキングシステムの運用を実施[14]。
歴代優勝馬
コース種別を表記していない距離は、芝コースを表す。
優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記に揃えている。
競走名は第5回から第10回まで「読売杯マイラーズカップ」、第11回以降は「読売マイラーズカップ」[2]。
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脚注・出典
外部リンク
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