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京都信用金庫
京都市下京区にある信用金庫 ウィキペディアから
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京都信用金庫(きょうとしんようきんこ、英語:THE KYOTO SHINKIN BANK)は、京都府京都市下京区に本店を置く大手信用金庫。略称は「きょうしん」。ブランドネームは「コミュニティ・バンク京信」(英: COMMUNITY BANK KYOSHIN)[2]。
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概要

京都の金融機関では、京都銀行、京都中央信用金庫に次いで第3位の規模を持つが、その歴史は上位2行庫よりも古い。スローガンは「ゆたかなコミュニティを求めて」、シンボル・ステートメントは「絆」。
製造業への融資量が多く、預貸率が比較的高いのが特徴である。また、「コミュニティバンク」を国内の金融機関で初めて提唱したことにより知られており、その一環として多くの店舗に「コミュニティホール」を設け、地域の人々の交流場所やイベント用スペースとして利用されている。
京都信用金庫河原町ビルの老朽化に伴う建替えにより、2020年11月2日、新たな河原町ビル(地上8階、地下1階)をコミュニティビル(愛称:『QUESTION』)として開設した[3][4]。6階の河原町支店、1階のATM・全自動貸金庫の京都信用金庫使用部分以外に、2~4階に有料会員のためのコワーキングスペース、5階に中学生から大学生、社会人学生まで幅広く対象に無料(学生会員登録が必要)で使えるオープンスペースが設けられ、1階にカフェ・バー・ラボ、8階にコミュニティキッチン、屋上に展望デッキなどもある[5]。運営事業者として京都信用金庫のほか、地元企業などが運営パートナーとして入っている。200社ほどの協力を募り、事業成長などの疑問に答える仕組みも設けた[6]。
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沿革
出典:[7]
- 1923年(大正12年)9月 - 有限責任京都繁栄信用組合として設立。
- 1951年(昭和26年)10月 - 信用金庫の事業免許を受け「京都信用金庫」発足。
- 1961年(昭和36年)6月 - 京栄信用金庫と合併。
- 1971年(昭和46年)6月 - 現金自動支払機(CD)設置サービスを開始。
- 1974年(昭和49年)4月 - 大津市信用金庫と合併。
- 1980年(昭和55年)1月 - 空間計画の店舗設計で「毎日芸術賞」を受賞[8][注釈 1]。
- 1985年(昭和60年)
- 7月 - 京都府民信用組合と合併。
- 9月 - 創立60周年記念委嘱作品「交響的三部作 "京都" 」初演。
- 11月 - 預金量1兆円達成。
- 1993年(平成 5年)
- 4月 - マスコットキャラクターに「スーパーマリオ」を採用。
- 12月 - 新本店ビル竣工[8]。
- 2020年(令和 2年)11月 - 新河原町ビル「QUESTION 」オープン。
- 2023年(令和 5年)10月 - 創立100周年を迎え、ブランドネーム「コミュニティ・バンク京信」を制定[2]。以降は自らの呼称を「コミュニティ・バンク京信」と改める。
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特色
店舗の多くが菊竹清訓による設計で、京都市内のランドマークとなっている。ビル内などの一部店舗を除き、支店の名称が入口部分の表示に加えて店舗壁面にシンボルマークと共に大書きされるのが特徴。1979年度に第21回毎日芸術賞を受賞した。
- 西大路支店(2005年当時。2007年に解体。)
- 河原町店(2010年当時。のちに旧河原町ビルは建替え。)
1993年よりマスコットキャラクターとして任天堂(本社:京都市)のマリオが起用されており、ICキャッシュカード、「静脈認証対応ATM設置店舗」のステッカーおよび日立製作所製ATM用明細に使用されている。かつては封筒や通帳にも使用されていた。
営業エリア
営業エリアは京都府、滋賀県、大阪府であり、2府1県にわたっている(ただし、いずれの府県でも全域をカバーしていない)。
京都府
京都市、亀岡市、南丹市、船井郡京丹波町(ただし旧和知町を除く)、福知山市(ただし旧天田郡三和町のみ)、長岡京市、向日市、乙訓郡、宇治市、城陽市、久世郡、八幡市、京田辺市、綴喜郡、相楽郡、木津川市
滋賀県
大阪府
三島郡、高槻市、枚方市、交野市、寝屋川市、茨木市、摂津市、守口市、門真市、大東市、四條畷市、吹田市、東大阪市、豊中市、箕面市、八尾市、大阪市
相互送金(現在は終了)
不祥事
脚注
関連項目
外部リンク
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